ミツマタ

ジンチョウゲ科のミツマタです。

中国南部からヒマラヤ原産の落葉低木、よく枝分かれするので木のかたちが丸くなります。

高さは約２ｍ、枝が３本に分かれるので「三つ又（ミツマタ）」とよばれます。

葉は互生、細長い卵形でふちがなめらかな葉です。

春に葉が出る前に花がさきます。

花びらは無く、つつがたの萼（ガク）がたくさん集まって花がさきます。

つつがたの先は黄色くて４枚に分かれます。

江戸時代から和紙の原料として栽培がすすみました。

現在でも紙幣の原料とされています。