あなたは自分の近くを流れる川の名前を知っていますか?
おそらく、知っている名前は一般的な河川名で、上流に行けば名前は色々変わります。
私の目の前の川は、一宮川と言いますが支流になると三途川、お寺から先は裏川と地図にあり、1kmほど上ると橋には地域名と一緒の「蔵持川」になっています。
「蔵持川慕情」なんて曲も歌われていて、CDになったものもあるのですよ♬
だけど、蔵持川はマイナーのようです。
なぜなら、河川は県の管理の河川と町の管理の河川に分かれているようですが、国道409号線に架かる弥生橋で管理が区切られているからです。
河川の素人の私にその区切りは分からないのですが・・・
今回の一宮川上流流域の災害対策には大いに関係してくるようです。
昨日の対策会議では、曲がった河川改修も議題にあったので、目の前の三日月湖一歩手前部分とその手前の直角部分とその下流100mの河岸上部ひび割れについて見解聞きました。
順当な答えで「現地を確認して、対処していきたいです」と優等生的な発言を聞いて安心していましたが・・・
そうです、町の関係者と話をして、冒頭の河川管理を思い出しました。
一宮川流域の河川整備と名を打っていますが、県の管理でない地域は改修予算なんかないと同じです。長南町ゼロに近い200万円くらい?
流域の災害対策として考えて貰わないと、災害対策が出来ない地域もあるのです。
同じ会議に参加しているのに、町管理だからという線引きを無くしてもらいたいです。
災害状況も見ればわかってもらえると思いますが、災害は河川の管理者を選びません。
それどころか、管理が区切られた弥生橋のすぐ上流100mの工場敷地が部分が決壊しました、またその上流1kmは先の三日月湖付近で3か所、以前のものと他を含めると6か所も災害工事対象になっています。
まるで、町の管理河川を狙い撃ちしたような災害箇所の発生です。
※三日月湖の終了部分では過去に災害復旧した土手が、今回に再度決壊するなど、その河川形状が原因で引き起こしている災害とわかってきました。(三日月湖手前・直角河川)
流域の水を流すことが最優先ではなく、災害対策の会議なのですから、そこを見てください。
「管理の違い」という理由で、災害対策が行われない不条理はないようにしてもらいたいです。