日本の立ち位置は何をもって強め高めるのか?

2023-07-14 14:57:41 | 日記
一年前にメモしておいた安藤忠雄氏の講演概要忘れないため以下に記す、示唆に富むものだ。①日本はアジアの中でもはや後進国と認識すべき位置にある。②最近の日本人は“独立自尊”の精神を失って自分で考えること、耐えることなどができなくなっている。③このままの日本に明るい未来は期待できない。厳しい指摘が底流にありつつも次のことを次世代へのメッセージだと強調されている。それは、①好奇心をもつこと、②自分で考えること、③真似はしないこと、④意識は常に青りんご、夢と希望をもって生きること、⑤宝物をもつこと、⑥哲学をもつこと、⑦意地を張ること、⑧誇りをもつこと、⑨助け合うこと、⑩そういった意識と姿勢で人生百年を生きることだと。世界各国の現状立ち位置も30~40年前とは随分と変ったイメージに見える。まず、アメリカは分断と混乱の国へと変貌し、中国は独裁覇権の国として露骨な行動しており、ロシアは独裁から混迷の国へと傾き始め、ヨーロッパ(EU)はリーダー不在の集団体制で方向性が不透明、より一層の強い結束力が問われている。インドは中国を抜いて世界最多の人口を有し、その舵取りはイデオロギーに固執しない全方位外交で存在感を示しつつある。世界の中の日本の立ち位置は何をもって強め高めるのか?と聞きたいものだ。きょうの楽しかったことは、○文藝春秋8月特大号(P620)を約45%読み進めたこと、○Netflix配信『真実の行方』(米1996年)事件を担当する野心に満ちた弁護士はやがて恐るべき“真実”を知るミステリーの秀作だ。○家人特製の焼き玉子混ぜご飯、ウマかったことだ。(13,560歩)

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