咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

100勝王手から・・・国分優作騎手

2013-08-19 22:25:33 | スポーツ
 8月4日(日)の小倉2レース、7番人気に騎乗の国分優作騎手が、1番人気を抑えてJRA通算99勝目の勝利を上げて100勝に王手をかけた。その後、すぐに区切りの100勝を達成するものと思っていたが、あと一歩及ばないレースが続いていた。

 17日(土)のレースも0-1-0-6であった。そして、昨日のメインレースの北九州記念を迎えるまで、0-1-1-5と未だ区切りの美酒が味わえない。

 一方、双子の弟・国分恭介騎手は、この日の小倉9レースの1勝を加えて通算143勝を掲げている。ここは、北九州記念で1番人気のサドンストームに騎乗の兄貴としてもキッチリ勝利を収めたいところ・・・と、見ていた。

 当方のイチオシは、そのサドンストームである。

 暑い、あつい小倉のサマースプリントシリーズ「北九州記念」のファンファーレが鳴り響いた・・・。最内から好スタートを決めた1番アイラブリリ、スーッと先手をとって逃げ脚を伸ばしていた。

 イチオシの5番サドンストームは、一完歩がうまく合わされないのか、出脚が相も変わらず悪く最後方から追走。後方3番手まで上がったが、ちょっと、不要な脚を使ったみたい。陣営も「発馬五分なら楽しみ」とのコメントであったが・・・これは、まずいのではないか。

 勝ち馬の7番ツルマルレオンは、外目の10番手あたりから追走、13番ニンジャはサドンストームのすぐ横を追走していた。逃げ脚を伸ばすアイラブリリが、4コーナーから直線に向いた。

 すると、馬群は3、4コーナーから直線に向くあたりで、大きく横に広がりツルマルレオンなどは外に膨らんでいた。肝心のサドンストームの鞍上・国分優作騎手は、馬群が大きく膨らんだところで、すかさず内に突っ込んだから、アイラブリリの3、4番手に上がることができた・・・おっ、お、おー、これならうまく内から伸びて突き抜けそう。

 と、思っていたら、残り100を切ったあたりで、大外から一気に伸びてきた馬群のなかから、ツルマルレオンがすっ飛んできた。そして、ニンジャも“忍び寄るように”同じようなコース取りから番手に上がって・・・ゴールイン。

 うまく内のいいところに潜り込んだと見ていたサドンストーム、内が荒れているためか、思うように伸びない。外差しの馬群に内の馬たちが、一気に包み込まれて・・・終わってしまった。

 鞍上はもとより、このレースを見ていた当方もがっかり・・・。スタートで後手を踏み、うまく外に出せなかったこと、位置取りの悪さが敗因なのか。鞍上の国分優作騎手、重賞制覇で区切りの100勝達成も水泡に帰した。

 札幌記念は武豊騎手の好リードで、トウケイヘイローが重い馬場をもろともしないで逃げ脚を伸ばし、2番手以下に6馬身差をつけて勝利。1番人気のロゴタイプは、洋芝の重い馬場に脚をとられたのか、きついレースぶりであった。

 二つの重賞レースを外した当方、最終ラウンドの12レースに挑戦。何と函館のウマタン(20.4倍)、小倉のウマレン(74.5倍)をダブル的中、新潟不的中も・・・最終レースで盛り返して終了。

 万歳(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 ツルマルレオン(小牧騎手)
 「今日はスタートをうまく出てくれましたし、位置取り的にも"これはいける"という感じでした。4コーナーを回って、大丈夫だと信じて必死に追いました。勝つ時は本当にいいレースが出来るものです。この馬は、若い頃からいつ重賞を勝ってもおかしくないと思っていました。もっと出世してもおかしくない馬です。自分は、今年リズムが悪く、早く重賞を勝ちたいと思っていました。1つ勝ったことでリズムも良くなると思いますし、あと10年は乗るつもりでいますから、まだまだ頑張ります」

(橋口弘次郎調教師)
 「ゲートをうまく出て、指示通りの位置から競馬をして、直線もスムースに外に出してくれましたね。この後はセントウルSへ向かい、うまくいけばその後はスプリンターズSということになると思います」

2着 ニンジャ(藤岡康騎手)
 「馬の雰囲気も良く、直線に向いて前がスッと空いて、これならと思いました。う~ん、勝ったと思ったのですが...。しかし、このメンバーを相手にこれだけやれて、これからも楽しみです」

3着 バーバラ(高倉騎手)
 「後ろに切れる馬がいたので、道中は我慢していました。流れに乗って4コーナーから前に食らいついて行きましたが、最後は切れ味の差でした」

5着 スギノエンデバー(福永騎手)
 「勝ち馬のポジションを取りたかったです。しかし、外枠でこのハンデが堪えたようです。それでも最後は伸びて頑張ってくれたと思います」

10着 サドンストーム(国分優騎手)
 「終い勝負に賭けるつもりではいました。道中は思ったほど手応えがなく、外に出さずに空いたところをとりあえずついて行きました。結果として外が伸びていたので、外に出せたら良かったかもしれません。ゲートは相変わらずでした。中で落ち着いていたのでいいかと思ったのですが...。また、輸送も良くないのかもしれません」



 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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