咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

デュランダルの仔が制覇

2011-05-24 22:31:22 | スポーツ
 22日(日)、京都競馬場の方は、小雨から強い雨に変わり良馬場から、稍重、重そして、芝コースも4レース以降から終日不良の最悪のコンディションとなっていた。

 第72回優駿牝馬(オークス)が開催される東京競馬場は、好天に恵まれていたが同レースのスタート1時間位前から、雨が降り始め雨脚も強くなってきた。

 風雲急を告げる雰囲気の東京競馬場、TV画面からもはっきりと見て取れる雨脚になってきた。いよいよ、スターターの赤旗が振られ各馬のゲート入りも完了・・・・“カシャン”とゲートが開いた。

 2番人気ホエールキャプチャが少し出遅れたが、すかさず池添謙一騎手は大きく内に切れ込んで、後手を踏まないよう立て直しをはかった・・・最後に響いたね。

 この日絶好調の柴田善臣騎手は、大外枠からピュアブリーゼをスーと前に誘導し・・・好スタートのライステラスのハナを叩いて先頭に。

 絶妙のマイペースに持ち込んだ同騎手、さすがだね超ベテランの柴田騎手

 エリンコートは9番手から追走、ホエールキャプチャとマルセリーナの人気2頭は中団からやや後方の位置取りで直線に向かう。

 200mを切ったあたりから、中を割ってエリンコートが抜け出しをはかるが、再三内にササルようなしぐさで逃げ込みをはかるピュアブリーゼに迫る。

 ホエールキャプチャも最後の直線で、馬群の中からやって来る。1番人気のマルセリーナは、4コーナーを大外から直線に向き、最後の直線では上位の3頭を追い上げるが、突然の降雨の中で自慢の末脚が爆発しない。

 ゴール前では、中にエリンコート、内に粘るピュアブリーゼ、外から迫るホエールキャプチャの壮烈な叩き合い・・・・辛くもエリンコートがピュアブリーゼにぶつかりながらもクビ差抜け出したところがゴール。勝ちタイムも速い2分25秒7。

 スタートで出遅れたためか・・・・惜しいね、クビ、ハナ差で3着になったホエールキャプチャ。

 当夜のグリーチャンネル、G1の結果を解説する番組にもあったが、エリンコートがオークス制覇の一番いい位置に入って、折り合っていたとのこと・・・ダービーならダービーポジション。


 エリンコートについて、デュランダルの仔であるから2400mの距離はとても無理と思い眼中にもなかった。

 よくレースぶりを見ると前々走1800mを好走、前走はさらに1F(ハロン)長い2000m戦を最後の直線で先頭に踊り出て押し切っている。

 父・デュランダルは、1200 ~ 1600mを中心にマイルCS(G1)連覇、スプリンターS(G1)などの覇者、主戦騎手は池添謙一騎手であったが、エリンコートの勝利には同騎手もビックリだったろう。

 当夜のグリーチャンネルでも言っていたが、長い距離が得意の母・エリンバードの血を受け継いでいるのだろうとのこと・・・・ノーザンダンサー系。


 元の職場のOさんからのメール、「明日の東京11R応援馬は、いちかばちかの⑱ピュアブリーゼです」と、記載されていた・・・・うまくやったのでは。


 競馬とは、馬も体調が良くて、騎手もバッチリと臨んでも・・・・。

 「出遅れてしまった」

 「引っ掛かる・・・折り合いが悪い」

 「勝負どころで、前をカットされる」

 「ぶつけられる」

    などの不運で思わぬ展開になって泣いてしまう・・・・これが競馬。

 このような不運を受けても怯むことなく突き進む精神力の強い馬、それは真に強いトップランクに位置する競走馬である・・・・そうそう、いない。

 多くは、想定外の展開に泣かされるもの、正に競馬の醍醐味なのかも知れない。


 いよいよ、ダービーウイークが・・・・スタートした。

 展開や数々の不運に左右されなかったら、オルフェーヴル、デボネア、サダムパテック、コティリオン、トーセンレーヴ、クレスコグランド・・・・あたりかと。(夫)




 参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他


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コメント
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