晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

サーモスタットシャワー金具の保全を

2022年12月20日 |  キッチン・サニタリー周り
最近は設備からみの維持管理の話が多くなっているが、これは住まいを大切に永く使うために必要なことである。
欧米では、家の保全は旦那の役目であり、よくそんな話を耳にしたりすると思うが、どちらか言うと日本では・・
家を建てるまでが男の仕事で、出来上がるとあとは何にもしない。
トラブルがあれば業者さんに依頼する・・のは良い方で、朽ちるに任せる家の何と多いことか。
確かに老後の終の棲家になって、子供たちも帰ってこない、修繕するお金もないと、ナイナイづくしで最後は放棄される。
そんな家にならぬよう、いまさらながら頑張っている。

さて、昨日はユニットバスにオプションで付けたサーモスタット付きのシャワーユニット金具の整備をしてみた。
(型番はTOTO TMJ40 )
あいにく画像はないが、言葉でできるだけ詳しく説明しておこうと考えている。
YouTubeにも多くの動画があがっているので、そちらを参考にするのも一手だ。

元栓を閉じるのは定石ですが、今回の場合は無くても構わない。
壁側の止水栓をとじて、それを覆っているソケット部分を左へ回して外す。
そこにストレーナー(フィルター)が付いているので、これを掃除してからもとに戻す。
我が家は井戸水なので随分汚れが付いていたが、思いのほかお湯側に少なかったのは、やはり温水器のストレーナーが働いているのだろう。
(残念なことに温水器のストレーナーは外れずに掃除ができていない)

次にサーモの温度調整にかかる。最近心なしかシャワーの勢いがなくて、かつ温度も上がらない。
原因の大本は電気温水器にあると考えるが、それとこれは別として話を進める。

左側にある温度調整のハンドルに40度前後の所に押しボタンがある。これは湯温を上げ過ぎないよう安全のためにストッパーになっている。
これは差し込みになっているので引っ張れば外れる。と言ってもたいていは固着しているので、過去の経験を活かして、軽く叩いたり隙間に刃物を押し付けて隙間を広げたりすると取り外せる。(この時の位置を覚えておくか写真に撮っておくこと)

外したハンドルの押しボタンをキレイにしてボタンがもとに戻るよう清掃する(石灰分が付着している)
掃除できたハンドルを元のように差し込むとき、以前より高温側に(右回し)回して差し込む。
ギアのようになっているのでワンノッチ分でよいだろう。
ハンドルを左に回してストッパーボタンの有効を確認。(つまり以前より高温設定になる)

お湯の止水栓を開ける。開け過ぎると逆止弁が働き、そこから水が漏れるので目いっぱいにする必要はない。
水の止水栓を開ける。こちらも目いっぱい開ける必要はない。
シャワーヘッドからお湯が出るのを確かめる。
湯水をバスタブに捨てながら、温度やシャワーの勢いを確認する。(温度計があれば・・)

水を出し過ぎると、勢いはあってもお湯の圧力が負けて湯温が上がらない。
(もともと電気温水器(地上設置)なので、さほどシャワー水圧は高くならない)
温度が上がらない場合は、サーモのハンドルを抜いて、さらにお湯側にセットし直す。
ストッパー設定は40度なので、それなりに熱い湯がでる。シャンプーなどなら38度くらいが適温ではないだろうか。
水を少し閉じたりして適度なシャワー圧と温度になるよう微調整をする。


それにしても、サーモスタットシャワーユニットって、安くなったね~。
昔は数万円していたよ。
コメント
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