先日、国公立後期入試の合格発表があり、アトリエ伊丹も今年度の受験が全て終了しました。
受験生の皆さん本当にお疲れ様でした。
さて今年度の美大受験クラスは過去最高の受験者数で特に国公立志望者が例年よりも多かったため、最後の最後まで気の抜けない1年でした。
今年度は例年以上に受験生の実技レベルが高かったので、国公立受験者(特に京都市立芸術大学)のほとんどが合格すると思っていましたが、望む結果を得られなかった子もおり、特に安全圏だと思っていた子が不合格になったことにとても衝撃を受けました。
普段通り冷静に考えれば正解を導けたはずなのに解釈を間違ったり、大きな失敗をしたケースもありました。逆に経験の浅い生徒が受験本番で最高の作品を制作して合格を勝ち取った人もいました。
結局のところを『本番の作品の出来栄え』がすべての明暗を分けました。
昨年度合格した人が今年度合格できるとは限らないし、モチーフ、テーマ、材料等が変われば、多くの合格者が入れ替わるのが京都市立芸術大学受験の特徴です。もちろん運の要素もありますが、運は努力した者にしか訪れないし、小さなことの積み重ねだと思います。
さて3月になって外部浪人生が一気に増えましたね。1ヵ月間での新入会者は過去最高の『48人』でした。新高校1年生も沢山入会してくれました。
最近のアトリエ伊丹の傾向は、京都市立芸術大学などの国公立美大を第一志望とする子が大半を占めるようになり、また遠方から参加する生徒も年々増えていて通学範囲が毎年のように拡大しています。
今月は特にアトリエ伊丹ブログを見て入会を決断して頂いた方が多かった印象です。現在このブログは1日2000人以上の方に見て頂いています。おそらく関西の画塾のブログの中ではトップの閲覧数になるのではないかと思います。
閲覧数が多い理由は、内容が充実していることもそうですが、作品画像の多さと更新頻度だと思います。今年度だけでも531作品もアップしていますから。これほどの作品を出している画塾は全国的にもないんじゃないかな。入試解説や再現作品のアップもめちゃくちゃ速くて驚いていた人も多かったのではないでしょうか。
こういったマメな努力が積み重なって人数増加に繋がっているのではないかなと思います。
今年度は過去最多の受験生を送り出しましたが、来年度はまたさらに大幅更新しそうです。来年度も皆さんよろしくお願いします。
(来年度受験生なる生徒の立体作品/テーマ=器)