パリからボンジュールのつづきです。先ほど無事に帰ってまいりました講師弓手です。
フランス印象派なりきり旅行の最終日。
快晴のパリにて濃厚な一日を過ごしました。
旅行日程としては、最終日はパリにて自由行動です。
ですが大半の方々は弓手の計画に付いて来られました。
最終日のメインディッシュは
印象派の足跡を訪ねる旅のシメとして・・
〝デゥフィの超大作、「電気の妖精」を観る〟
です。
快晴のパリをまずはぶらぶら。
まずはモネの絵でも有名なサンラザール駅。
快晴ですが地下に入って、日本の文具メーカーも大注目のPYLONESというフランスのブランドのお店へ。
コレ、文具や生活必需品です。デザインがブッ飛んでいるのに使いたくなってしまう?感じです。
さて、デゥフィの大作を観るべくメトロに乗ります。
案内表示もイチイチおしゃれです。
なんだか地下構内もぶっ飛んでます。
乗り継ぎ構内ではライブをしてたり・・
スリに気をつけながら・・
メトロから地上へ出ますとますます快晴。気分も高鳴ります。
エッフェル塔がまたフォトジェニックです。外人さんもポーズを決めてはりました。が、なんで外人さんって皆んなプロのモデルみたいに見えるんやろ・・
何を撮ってもイチイチおしゃれです。
パリの市立美術館です。美術館前の水溜りが鏡みたいに青空を映してました・・
館内撮影OK。パリのお客さんはまた、イチイチおしゃれです・・
お目当てのデゥフィの大作〝電気の妖精〟へ・・
期待通り、期待以上、ため息が出てしまう色彩の美しいハーモニー・・
そしてなんと、この美術館、スケッチOK!!!
予想外の展開に、とりあえずあった画材(ソリッドマーカー11色とコンテ鉛筆)で・・
・・・とにかく描きました。
縦約10メートル、横約50メートルくらい?、1900年のパリ万博にフランス政府からの依頼で、当時の科学技術を題材に華やかにデゥフィが描いた大作〝電気の妖精〟。
今回の南仏スケッチ旅行、印象派の足跡を訪ねる旅のシメに相応しいものが観れ、そして描けました。
マチスの大作もありました。
そして、
Yさんも楽しくマチス大作をスケッチされてました。ほとんど貸切状態の館内で、〝踊るように?〟描かれたそうです。
その後は・・
あのルーブル美術館の前を通って、超混み混みのルーブルはあえて観ないで・・
鍵だらけの橋を横目に・・
セーヌ川の橋の上から、やっぱりパリ市内でもスケッチしたくなりまして・・
サラサラっと速描きスケッチしました。
速描き・・のワケは、お目当てがもう一つありまして・・
ニースで衝動買いしたあのパステルを、本格的に買いたくて、パリとニューヨークにしか支店がないそうなので・・
ニースで衝動買いしたものより高い木箱入りのあのパステルのセットと、固形水彩の36色セットまで買ってしまいました・・
皆さんも・・
この画材屋さんのお兄さん、けっこうマケテくれました・・
それからホテルに戻りまして、もうひと仕事。
弓手の部屋に、各自が描いた全てのスケッチを持ち寄り、旅行のシメの講評会です。
皆さん、観せる順番なども考えて・・
弓手の部屋を選びましたのは、この四つ星ホテル、ロビーもどこも、外人さん仕様でやたら暗くて、結局お部屋がなんとか明るいくらいで・・
ですが、皆さんお互いの作品を見せ合いっこしながら歓声やため息も漏れて盛り上がりました。
・・こんな感じで一点一点じっくり鑑賞し合いました・・
そして旅のシメの夕食は、予約もなかなか取れない高級レストランで・・
サクラさんが飲み物代を出してくれて・・盛大に乾杯!!
たくさん飲んで・・弓手は苦手なデザートも・・
さらに
ほろ酔いながらもメトロに乗って・・
・・酔ってますから外人さんとも仲良く話したり・・
そして、
クリスマスへと日に日に飾り付けられていくパリのシャンゼリゼ通り・・なんだか祇園祭りと天神祭がオシャレに合体した感じ?・・
クリスマスバージョンのパリの夜を、ほろ酔いながらも満喫しました。
そして翌朝・・
パリ・シャルルドゴール空港からフランクフルト乗り継ぎで・・
自ら〝乗り物オタク〟と自称されるスーパー添乗員杉井さんは、もちろん帰りの飛行機でも機長さんにサインをもらわれ・・
麗しい美女天使さん達がクリスマスソングを歌って下さる中を・・
帰りの機内は皆さん爆睡で・・
無事に関空に到着しまして・・
皆さんにご挨拶・・
「無事でなによりです。皆さん帰られたら〝あぁ~しんどかった!〟って、言わないで、〝あぁ~楽しかった!!〟ってニコニコしながらお話くださいね!そしたらまたきっと、楽しい旅に行けますからねぇー」
と、前にとある方から教えていただいた言葉でシメました。
皆さん、本当にお疲れさまでした。
弓手は近鉄阿倍野橋駅から吉野行きの急行に乗って・・車内にてスマホ更新いたしました。