SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

構図の悩み〝解消術″完結編!

2014年12月09日 | 一日教室

昨日は月曜アートマニアの開催日でした。

井上勝彦先生の講習会『構図の悩み"解消術"』 

の3日目、いよいよ最終回となりました!

 

一回目の様子はこちら

二回目の様子はこちら

 

前回、透視図法によって正確に導き出した下書きを整理し直し、着彩してきます。

井上先生の目で見るとデッサンの微妙な狂いも一目瞭然。ズバッと直しが入ります。

着彩です。ようやく絵画らしい作業に入り、皆さんの筆も活き活きとしているように見えます。

先生から色相環の解説など、着彩のアドバイスもありました。

丁寧に下書きされていると着彩もスムーズにいくのでしょうか。皆さん描かれるペースが早いです!

☝少ないタッチですが、正確なデッサンが感じられます。滲みなどの表現もとても素敵な水彩画ができあがりました!

☝こちらの方は油彩画。余白をうまく使い構図に緊張感がありますね。色彩から個性も感じられます。

皆さん、素敵な作品が出来上がりました。

「構図」という少し硬く感じるキーワードですが、その仕組みを学ぶことで普段の制作に役立つスキル、絵を描く上で重要な考え方を身につけていただけたんじゃないでしょうか。

 

皆さんお疲れ様でした!

井上先生、どうもありがとうございました。

井上先生には来年も講習会を予定してもらっています!

現在詳細作成中ですが、次回も興味深い内容になっています。。。

会員、一般の方、どなたでも参加していただけますので、お楽しみにお待ち下さい~

(まりも)


南仏スケッチツアー御一行様、お疲れさまでした!

2014年12月08日 | スケッチ旅行

11月29日よりご出発されました弓手先生同行「南仏スケッチツアー」御一行様、

今朝の便で定刻に、帰国の途に就かれました!

お疲れのところ、現地より皆様の楽しく過ごされている様子をブログに上げて下さっていた弓手先生も・・。

ちょっと、眠そう?な表情で帰国されました

ご参加のみなさま、本当に良い笑顔で「たのしかった~!!」と行って下さり、先生のブログからも伝わるように

本当に充実した旅を満喫して下っていたようでした。南仏&パリ10日間の旅、みなさま本当にお疲れ様でございました。

弓手先生、そして、細やかな気配りで皆様をサポートしてくだった添乗員の杉井氏へも心より感謝を致します。

 

さて、今週日曜日は弓手先生が南仏で挑戦された新しい「描き方」、「技法」を参加者へも取り入れていただき

先生が現地で撮影された南仏風景資料を元に描く1日講習会を開催致します!

 1214日 日曜アートセミナー色面で風景をえがく

 

画像はつい数日前に南仏にて、弓手先生が描かれたスケッチです

講習会当日はどのような、技法が飛び出すか、楽しみにお待ちいただきたいと思います

 

(クオモ)

 

※「色面で南仏をえがく」ご参加のお申し込みは現在キャンセル待ちにて受付致します

講習会の詳しい内容はコチラから

便利な WEB申込み もご利用下さい

 


快晴のパリ最終日から~

2014年12月08日 | 先生からのブログ
パリからボンジュールのつづきです。先ほど無事に帰ってまいりました講師弓手です。


フランス印象派なりきり旅行の最終日。

快晴のパリにて濃厚な一日を過ごしました。

旅行日程としては、最終日はパリにて自由行動です。

ですが大半の方々は弓手の計画に付いて来られました。

最終日のメインディッシュは

印象派の足跡を訪ねる旅のシメとして・・

〝デゥフィの超大作、「電気の妖精」を観る〟

です。


快晴のパリをまずはぶらぶら。
まずはモネの絵でも有名なサンラザール駅。


快晴ですが地下に入って、日本の文具メーカーも大注目のPYLONESというフランスのブランドのお店へ。

コレ、文具や生活必需品です。デザインがブッ飛んでいるのに使いたくなってしまう?感じです。


さて、デゥフィの大作を観るべくメトロに乗ります。

案内表示もイチイチおしゃれです。

なんだか地下構内もぶっ飛んでます。

乗り継ぎ構内ではライブをしてたり・・

スリに気をつけながら・・


メトロから地上へ出ますとますます快晴。気分も高鳴ります。


エッフェル塔がまたフォトジェニックです。外人さんもポーズを決めてはりました。が、なんで外人さんって皆んなプロのモデルみたいに見えるんやろ・・

何を撮ってもイチイチおしゃれです。


パリの市立美術館です。美術館前の水溜りが鏡みたいに青空を映してました・・


館内撮影OK。パリのお客さんはまた、イチイチおしゃれです・・


お目当てのデゥフィの大作〝電気の妖精〟へ・・



期待通り、期待以上、ため息が出てしまう色彩の美しいハーモニー・・



そしてなんと、この美術館、スケッチOK!!!


予想外の展開に、とりあえずあった画材(ソリッドマーカー11色とコンテ鉛筆)で・・



・・・とにかく描きました。


縦約10メートル、横約50メートルくらい?、1900年のパリ万博にフランス政府からの依頼で、当時の科学技術を題材に華やかにデゥフィが描いた大作〝電気の妖精〟。

今回の南仏スケッチ旅行、印象派の足跡を訪ねる旅のシメに相応しいものが観れ、そして描けました。



マチスの大作もありました。

そして、

Yさんも楽しくマチス大作をスケッチされてました。ほとんど貸切状態の館内で、〝踊るように?〟描かれたそうです。

その後は・・

あのルーブル美術館の前を通って、超混み混みのルーブルはあえて観ないで・・


鍵だらけの橋を横目に・・


セーヌ川の橋の上から、やっぱりパリ市内でもスケッチしたくなりまして・・


サラサラっと速描きスケッチしました。

速描き・・のワケは、お目当てがもう一つありまして・・


ニースで衝動買いしたあのパステルを、本格的に買いたくて、パリとニューヨークにしか支店がないそうなので・・

ニースで衝動買いしたものより高い木箱入りのあのパステルのセットと、固形水彩の36色セットまで買ってしまいました・・

皆さんも・・

この画材屋さんのお兄さん、けっこうマケテくれました・・


それからホテルに戻りまして、もうひと仕事。

弓手の部屋に、各自が描いた全てのスケッチを持ち寄り、旅行のシメの講評会です。

皆さん、観せる順番なども考えて・・

弓手の部屋を選びましたのは、この四つ星ホテル、ロビーもどこも、外人さん仕様でやたら暗くて、結局お部屋がなんとか明るいくらいで・・

ですが、皆さんお互いの作品を見せ合いっこしながら歓声やため息も漏れて盛り上がりました。

・・こんな感じで一点一点じっくり鑑賞し合いました・・


そして旅のシメの夕食は、予約もなかなか取れない高級レストランで・・


サクラさんが飲み物代を出してくれて・・盛大に乾杯!!
たくさん飲んで・・弓手は苦手なデザートも・・

さらに

ほろ酔いながらもメトロに乗って・・

・・酔ってますから外人さんとも仲良く話したり・・

そして、

クリスマスへと日に日に飾り付けられていくパリのシャンゼリゼ通り・・なんだか祇園祭りと天神祭がオシャレに合体した感じ?・・
クリスマスバージョンのパリの夜を、ほろ酔いながらも満喫しました。


そして翌朝・・

パリ・シャルルドゴール空港からフランクフルト乗り継ぎで・・

自ら〝乗り物オタク〟と自称されるスーパー添乗員杉井さんは、もちろん帰りの飛行機でも機長さんにサインをもらわれ・・

麗しい美女天使さん達がクリスマスソングを歌って下さる中を・・


帰りの機内は皆さん爆睡で・・

無事に関空に到着しまして・・

皆さんにご挨拶・・

「無事でなによりです。皆さん帰られたら〝あぁ~しんどかった!〟って、言わないで、〝あぁ~楽しかった!!〟ってニコニコしながらお話くださいね!そしたらまたきっと、楽しい旅に行けますからねぇー」

と、前にとある方から教えていただいた言葉でシメました。

皆さん、本当にお疲れさまでした。


弓手は近鉄阿倍野橋駅から吉野行きの急行に乗って・・車内にてスマホ更新いたしました。


日曜画材研究「透明水彩 グラデーションをつくる」

2014年12月07日 | アートサロン大阪

とても寒いの日曜日ですが、
日曜画材研究「透明水彩 グラデーションをつくる」に参加されている皆さんは熱心に講義を聞いておられます。

「色相、彩度、明度の連続的な変化が、絵画におけるグラデーション。
理解することで、見た色を再現する力もUPします。」と、講師の渡辺先生。
本日よろしくお願いします。


赤青黄を繋ぐ円環の作成。
赤青に対して黄色は明度が高い、混色時に差が出やすいので段階数を多めに作って行きます。


無彩色から有彩色までの5段階のグラデーション。綺麗に段階が出来ています。


実際の落ち葉を見ながら、微妙に違うそれぞれの黄色を色相、彩度、明度から見ていく練習も!


その後、グラデーションをテーマに小作品制作。
パレット上で前の色を残しつつ、徐々に混色していく事で順当なグラデーションがあらわれます。


どこも微妙に違う赤色が、水彩の瑞々しさと広がりを感じさせてくれます。


彩度が変化していく木の幹の部分。青から青灰へと変化していく混色が大きさや奥行きも感じさせてくれますね。


少しづつ混色しつつ塗り進めることで、段階数の多い、伸びやかなグラデーション作品が出来ました。


また、パレットの上で「前の色」を少し残しながら混色することで、
色差をしっかり認識しつつ、制作を進める事の大切さも良くわかる講習会となりました

このように、日曜画材研究はテーマを搾って10時~15時まで、
比較的コンパクトに習える一日講習会となってります。

どなたでもご参加いただけますので、アートサロン大阪までお問い合わせくださ~い、
2015年度前半の予定表も無料でお送りさせていただきます!
スタッフ一同心よりお待ちしております。マッテマス

(WA)


◎土曜12:30から「デッサンと油絵」◎

2014年12月06日 | アートサロン大阪

土曜12:30からダンディズム溢れる松尾文隆先生の講座、“デッサンと油絵-松尾クラス-”です
こちらが講師の松尾先生
親切・丁寧なご指導、そして細やかなものから大胆な表現まで幅広い技術をお持ちの先生です



そして教室内、会員様たちはいつも和やかな雰囲気です



講座名のとおり、油絵デッサンはもちろん、透明水彩アクリル系パステルまで様々な画材が使用可能です。



また、人物風景静物、何を描くかも先生と相談して決めます。



たくさんの選択肢があるので表現の道も未知数



それだけ多くの可能性、才能を引き出すことのできるクラスです



こちらの方は以前、松尾先生とスケッチ旅行へ行った際に撮った写真をもとに制作されております
先生と会員様たちは時々、国内外へスケッチに行っておられるようです



ご指導にあたる先生は真剣そのもの



皆様も是非一度ご見学しに来て下さい
こちらの教室、体験も行っております!お問い合わせください


デッサンと油絵-松尾クラス-
講師  松尾 文隆 先生
毎週土曜日12:30~14:30

電話06-6292-7080

(まるもり)


プロバンスとパリからこんにちは。

2014年12月06日 | 先生からのブログ
只今フランスのパリのど真ん中のホテルから、朝食を済ませたひと時、スマホにてご報告しています。

ボンジュール!ボンソワール?

こんにちは。

印象派なりきり講師の弓手です。

先日のプロバンスからのご報告のつづきです。


南仏アルルの街へ、ゴッホの足跡を訪ねてきました。アルルの街にはゴッホさんが画材を背負った図柄シルエットのプレートが、ゴッホが描いたポイントに記されています。

ゴッホが一時お世話になった病院の中庭です。

サラサラっと、ちょっとゴッホになりきってクロッキーしました。

こちらはゴッホの名作、

〝夜のカフェテラス〟

が描かれたアルルの中心にある広場のカフェです。

皆でこの名作と同じアングルから描ける、お隣のカフェを占拠?して、皆さんにもゴッホになりきって頂いて、スケッチしました。

ゴッホの絵葉書を参考に?しながら、ゴッホの名作に同じアングルから挑む!という贅沢な体験にTさんも照れられながらもイイ笑顔です。

皆さんがゴッホになりきってスケッチを堪能できるように、スーパー添乗員の杉井さんが、カフェを占拠している手前、いろいろオーダーしてくださり、ハンバーガーを切り分けして下さっています。毎度ながら、有難い至れり尽くせりです。

弓手も、もちろんゴッホになりきって描かせて頂きました。赤青黄色の三原色のコテコテ色面下地です。この下地の秘密は、帰国してすぐの日曜アートセミナーにて・・

下地が乾いたら、木炭で下描き。

勝手に〝夜〟のカフェテラスにしてみました。
お星様も・・

ゴッホさんとマチスさんが合体したみたいな?スケッチになりました。

しかしやっぱりゴッホもマチスもスゴい!

って、現場で描いてみて肌で感じました。


プロバンス最後の夜は、毎夜ながら大いに盛り上がりました。美味しいフランスワインのボトルを何本も、皆んなで平らげました。皆さんイイ雰囲気です。


翌日はプロバンスからフランスが誇る新幹線TGVで一路クリスマスバージョンの華やかなパリへ。

車内ではアルルで買われた画集をめくったり・・
関西人の必須アイテム〝アメちゃん〟が登場したり、〝ようかん〟まで分け分けしてはりました。

皆さん楽しんでおられます。

パリのリオン駅に到着。

バスの車窓から、クリスマスバージョンに飾り付けられているパリの街・・


エッフェル塔にて、初めての?〝観光〟です。なんだかかえって新鮮です。
エッフェル塔前にて、定番お約束のポーズで記念撮影されるHさんとFさん。ブログに使わせてね!ってお願いしましたら「高いわよぉ~」って快諾?頂きました。ありがとうございます。

パリでのお宿は重厚で豪華な四つ星ホテルです。

ホテル近くでブラブラお買い物をしたり・・

夕食は、とある成り行きで、パリの〝京都〟で不思議な日本食をワイワイ楽しく頂きました。



またまた長くなってしまいました。

このヘンで。

ではまたパリでの最終日のご報告をして、いよいよ帰国です。

☆金曜日の夜、日本画☆

2014年12月05日 | アートサロン大阪

冷たい風が頬に突き刺さります…
一段と寒くなってきました…が、しかし!家の中で閉じこもっているよりも元気にサクラアートサロンで一緒に絵を描きませんか
の金曜日は是非、油絵・水彩・日本画制作で盛り上がりましょう!

今宵は佐々木淳一先生の「初めての日本画」をご案内いたします
この教室からたくさんの素敵な大作が生まれております!



今回はそんな大作作りの基本、土台すなわち支持体作りの現場を取材しました
こちらが講師の佐々木淳一先生です



この写真の液体は膠(にかわ)といいます。動物の骨や皮を煮詰めたものです。



それを麻紙と裏打ち用の紙を重ねたもの全体に均一にのばしていきます。



塗る料の加減は難しく、多すぎると紙に線が入ってしまうそうです
“均一”がポイント



今度は会員様もチャレンジします
すばやく刷毛を動かします!



塗り終わったら乾かします。
さて、ここから先、どのように木製パネルに貼るかはヒミツです…!



こちらの方は素敵なお花の作品です。



こんなに美しく見とれてしまうほどなのに、まだ完成ではないとのこと。
それにしても、一度見たらどこから動けないほど魅力的です!



そしてこちらは銀色の背景が情緒ある作品です。
よく見たら縁も銀色!!!
そして下地に赤!とは手が込んでいます



スタッフまるもり、佐々木先生や会員様の制作風景を見学させて頂き、すっかり日本画の凛としたかっこよさに魅了されてしまいました
是非一度、サクラアートサロン大阪へご見学にお越しください

初めての日本画
講師 佐々木淳一先生
毎週金曜18:00~21:00

スタッフ一同、心よりお待ちしております

電話06-6292-7080

(まるもり)


プロバンスからこんにちは②

2014年12月04日 | 先生からのブログ

プロバンスからこんにちは。

二回目のご報告を、ただいま南仏にてスケッチ旅行同行中のコテコテ講師弓手が、エクサン・プロバンスのホテルからスマホにて更新しております。

ネタが沢山ありすぎて、何から書こうか迷ってしまいますが、あまり長くならない程度に・・



ルノワールの終の住処のアトリエとお庭を訪ねて。

・・ここで寝そべりながらスケッチ満喫・・は、あいにくの雨でおあずけ・・



シャガールなどが晩年に愛し住み着いた、サンポールの城壁に囲まれた街。



サンポールの街の中の、この泉の湧く洞窟の中で・・




皆さん雨にも負けず描きました。これも楽しい思い出です。




マチスの美術館へ。スケッチだけでなく、今回は印象派の画家の足跡も訪ねてます。



ニースの老舗画材屋さんへも行ってきました。



画材屋さんをハシゴしました。こちらは大規模な新しく出来た画材屋さん。



ちゃんとありました。レンブラントさま。



待望の太陽を浴びたニースの海岸線です。



青空のもと、セザンヌのアトリエを訪ねました。




アトリエ内では写真撮影は禁止でしたが、我々スケッチグループにほぼ貸し切りのセザンヌさんのアトリエにて、皆セザンヌになりきってスケッチデッサンしました。

セザンヌさんになりきったまま・・



徐々にお姿を現されるセントヴィクトワール山。セザンヌさんの粋な演出?に酔いながら、皆さん夢中で描きました。





弓手も、セザンヌさんになりきって、夢中で二枚描きました。

〝フランスで最も美しい村〟
の一つ、ルールマランという長閑な田舎の村を訪ねました。



ポカポカ朝陽を浴びて、皆さん気持ち良くスケッチしてました。





弓手も、ニースの老舗画材屋さんで衝動買いしたパステルでスケッチしました。



ルールマランのメインストリート、賑やかすぎないところに惹かれて・・



ここでも気持ち良くスケッチしました。



この子、スケッチしている間ずっとそばに居てはりましたので、ご登場いただきました。



皆さん夢中で、肌寒くなる日暮れまで頑張ってスケッチしました。


まだまだ紹介したい写真などなどありますが、長くなってしまいますので・・

あっ、南仏の写真や弓手スケッチは、帰国後すぐの

〝プロバンスお帰りなさい企画?〟

の一日特別講座で、ナマ写真ナマスケッチをご紹介させていただきます。


さて、本日はこれからアルルの街へ。

ゴッホさんになりきってきます。。。



セザンヌのアトリエ庭にて。セザンヌさんになりきっている最中の弓手です。ご参加のTさんに撮っていただきました。


点描絵画の魅力!~3日目~

2014年12月03日 | 一日教室

本日は水曜アートコンシェルジュ

「とことん新印象派~点描絵画の魅力 色と光のヒミツを探る~」の第3回目でした。

講師は村田大輔先生です。

3回目と4回目でいよいよ点描絵画に挑戦! ですが、本日は下地作りなどの準備作業からやっていきます。

まずは油彩用地塗りが施してあるキャンバスを、裏面が表にくるようにパネルに貼ります。

今回は「皆さんが簡単に家でもできるような」簡易な方法。両面テープで貼っていきます。

クレパスでの着彩となりますが、キャンバスに地塗りをして描くというやり方は皆さん初めてかと思います。

しかし紙ではなくキャンバス、というのにも理由があるのです。。(それは後ほど)

続いて下地作りです。

あらかじめ溶かしておいたニカワムードン(白亜)と混ぜ合わせて作ります。

刷毛で本番用キャンバスと練習用キャンバスに塗っていきます。

~乾かし中~

続いて木炭紙にエスキースを描いていきます。

今回の制作は模写になりますが、構図や配置など、自分なりにアレンジして描いていきます。

そのためのエスキースを数パターン考えて、その中からより良いものを決めていくのです。

模写する絵は、前回皆さんで観に行かれた「新印象派展」に出展していた作品から好きなものを選んで描きます。

☝こちらは先生のエスキースです。

模写をする絵をトリミングして他の絵と合体させたり、自由な発想でオッケーです!

皆さん試行錯誤して考えていますね。

次回はこのエスキースをキャンバスに転写し、いよいよ点描画に入っていきます。

☝こちらは先ほどの下地を塗ったキャンバスです。

乾いたらベージュに近い、少し暗めの白になります。

このムードンのザラザラした質感が、点描をする上で塗りやすいマチエールになるのです。

 

次回(12/17)、完結編の様子もブログでご紹介します!

お楽しみに~

(まりも)

 


明日は!水曜アートコンシェルジュ「新印象派 点描画の世界」

2014年12月02日 | アートサロン大阪

みなさま。一気にさむーくなった火曜日・・・

いかがお過ごしでしょうか?

明日は、水曜アートコンシェルジュ「とことん 新印象派」

全4回の講習もいよいよ佳境に入ってまいりました☆

 

一回目は、点描画の講義、模写

二回目は、「新印象派展」を鑑賞

そして、明日12月3日と12月17日は、

いよいよ!!点描が作品を制作する段階になりました。

 

1回目、2回目に参加されていなくても

大丈夫!!!!

 

今からでも間に合います!!!!

二日間で一つの点描作品を仕上げます( *´艸`)

 

お申し込み、まだ受付しております!!!

 

こちらが、講師の村田大輔先生。

とても親切で丁寧で物腰の柔らかい素敵な先生です・・・☆

 

点描画を描く画材は、油彩 水彩 クレパス コンテ の中から

お好きな画材で、描いて頂けます。

 

しかも!!今回は特別に

クレパスでの点描に向いた下地を先生が作って下さいます(*´ω`*)

 

やってみたいけど・・・なかなか習う機会がない・・・という声も聞かれる点描画。。。

是非、この機会に奮ってご参加くださいませ!!

 

お申し込みは、直接アートサロンにお電話でも可能です☆

0662927080(電話)

メールでのお申し込みは・・・こちらからどうぞ!!

 

みなさまのご参加、心よりお待ちいたしております☆

 

 

 

 

 

 


日曜アートセミナー「創作アイデアを引き出す方法」

2014年12月01日 | 一日教室

みなさま、おはようございます。

本日は、昨日行われました 

日曜アートセミナー

「創作アイデアを引き出す方法」の様子をご紹介致します。

 

 こちらが講師の森井宏青先生です。

今日は絵画制作をする際に、

 

☆どのように想像力を膨らませ イメージを広げていくか・・・

☆表現を簡潔にして、より伝わる作品にしていくには・・・

 

こちらのスーラの名画を元にレクチャーしていきます。

 

まずは、

トレーシングペーパーに人物だけ写しとっていきます。

これは、後ほど使うので一旦置いておきます。

 

スーラの絵画のコピーをボードに貼ります。

 

モデリングペーストを薄く塗り広げていきます。

 

これは、

・上から加筆しやすい下地作りのため 

 

・絵を消していく感覚を味わうため 

です。

 

ここで、

本日の講習のポイント!!!

「想像力を膨らませていく」ことが関係してきます・・・

 

スーラのこの作品には、たくさんの人物が描かれています。

 

「もしもこの人物がここにいなければ・・・」

など、

自分にとって絵の中の主役を消してみたり

密度を単純化したり

 

 

「本当にこの構図で良いだろうか・・・」

など、この絵を使って疑問を投げかけるところから、

想像力を膨らませる、イメージを広げる、ことに繋げていきます。

 

さらに自分の絵を一度壊す感覚を味わえるようにします。

 

 

「絵画制作において、描きたいものを画面に沢山描いて

説明が多い窮屈な絵になってしまうことが多々あると思います。

 

そんな時に、思い切って一度自分の絵を壊し、強調する箇所、省略する箇所を整理し

表現を簡潔にすることで

さらにイメージが広がり、作品としてもひとつ

ステップアップすることが出来ると思います。」

 

という先生のお話に、

皆さん、大きく頷かれていらっしゃいました。

 

このお話を頭におきながら、

今度は、白(チタニウムホワイト)を使い、

際立たせたい人物の周りの背景や、

いらないと思う人物を塗りつぶしたりします。

 

 

 

 

そうすることで、どんどん自分の絵になってきますね。

 

ここでお昼休憩です。

 

午後からは、先ほどトレイスしたものを使って

画面の中に再構成していきます。

「白く塗った時点では

一度絵の中の登場人物を退場させたようなかたちですね。

そこに、トレイスしたものを使って 再構成していきます。」

「人物の全身を入れなくても スカートの裾だけ、とか

地面に足がついてなくて宙に浮いている位置に配置したりとか・・・色々考えてみて下さい」

 

他にも

割りばしペンを使ったり、墨を使ったり、

アクリル絵具でも着彩していきます。

(アクリル絵具は、サクラアートサロンでも販売しております。

ターレンスジャパン アクリルエキスパートを使用しました☆)

 

 

皆さん、とても集中して描かれていました。

 

個性的な作品に仕上がって来ました。(*´ω`*)

 

「同じものから描き始めても これだけの違いが出る 

ということですね。」と先生。

それぞれの方の個性が光る作品が仕上がりました。

 

このような一日講座は、会員様でなくても

どなたさまでもご参加いただけます!!

 

皆様のご参加をお待ちしております!!

アートセミナーのスケジュールは こちらから ご確認ください。

 

                                                             (歌姫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


プロバンスからこんにちは

2014年12月01日 | 先生からのブログ
サクラアートサロン大阪ブログをご覧の

世界中のスケッチ大好きな皆さま

こんにちは?・・

只今南仏プロバンスにてスケッチ旅行中の講師弓手です。

昨日の南仏ニースの空港へ着陸前のキラキラの夜景。


ニースを拠点にまずは3連泊は、地中海を臨む四つ星ホテルです。


ですが、海外では久々の雨のスタート、いや初めて?海外で雨の中でのスケッチとなりました。国内旅行スケッチでは散々降られて・・

ですが、まあ、ヨーロッパでは一日中雨ってこともないでしょう、ということで、まずは予定通りにイタリア国境近くのマントンというカラフルな港町へ。

とりあえず、雨避けの場所を探して描きました。

皆さん初日から全開です。


今回は講師弓手にも、いろいろサクラアートサロンから任務が
与えられてまして・・

まずは黄色の色面でスケッチ。



二枚目は、雨も止んでくれたので、マントンのリゾートベンチから赤い色面でスケッチ。・・皆さんはレストランで特大のピザなどを食べてはる間に・・いつものように、海外スケッチ取材中弓手は、お昼ご飯の時間も勿体無いのでひたすら描きます・・






今回の海外スケッチお仕事は、帰ってすぐに、

〝プロバンスお帰りなさい企画!〟

〝弓手式の新しい?印象派スケッチスタイルで南仏風景を描こう!〟

みたいな、一日講座をしなければならず、たいそうな任務を遂行するべく、色面分けした印象派風?弓手式スケッチを模索しております。

が、未だにしっくりくるスタイルは見つかっておりません・・まあ、プロバンスの旅行中に一枚くらいそう思えるのが出来ればいいなぁ~って思ってます・・


マントンの街中に入って路地をクネクネ・・


ちょっとずつ高台へ・・曇ってますけど雨も止んでます。なにより、地中海がググッと迫ってきます・・




マントンの街を俯瞰して背景に青い地中海が迫るポイントにて。

黄色、赤色、のスケッチをしましたので、

お次は青色です。




・・うーん、、、

まだまだですなぁ~

また明日も頑張ってみます・・・



皆さんも、弓手のペースに引っ張られて?、初日からパワフルに描いておられました。



晩ご飯はちゃんと?コースのディナーを皆さんでワイワイ楽しくいただきました。


ではまた~~。