SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

画材別 センスアップ24 刷毛と筆の使い分け~光の表現~

2019年01月14日 | アートサロン大阪

皆さん!こんにちは。

本日は、昨日行われました渡辺 聡先生の「画材別 センスアップ24」をレポート致します。

では、本日も皆さんと一緒にセンスを磨いてセンスアップしていきましょう!

 

 

 「センスアップ24」では、ご自身の制作に役立ち、大変分かりやすい講習会です。

皆さん、同じモチーフを描き、工程ごとに進めていきますので初心者でも安心です。

皆さん楽しく情報交換も、されておられます。

 

 

 

 親切&丁寧な指導の講師渡辺 聡先生です。

  渡辺先生!本日も宜しくお願い致します。

 

 本日のモチーフは、↓ 

 

‐月夜のモン・サン=ミシェルを描く‐ 

講師参考作品

フランス西海岸の小島にそびえる修道院、 モン・サン=ミシェルの夜景を描いてみましょう!

 

先ずは、白黒コピーを使い、トレースします。

デッサンされる方も。

渡辺先生の「画材別 センスアップ24」では、画材&テーマによりトレースも方法も変わります。

今回は、透明水彩なので、輪郭も薄っすらと描きます。

「トレースの時には、細長い塔の数など、しっかり観察してくださいね。」と渡辺先生。

 形などは、同じパターンにならない様に注意します。

 

渡辺先生のデモンストレーションが始まりました。

   

「センスアップ24」では、工程ごとにデモンストレーションが行われ

気軽に質問も出来て大変分かりやすいと評判です。

 

 

 刷毛を使う時は、たっぷり絵の具を作ります。

刷毛の使い方や絵の具の濃度などを説明されました。

今回は、刷毛、平筆、丸筆を使い表現します。

 

 絵の具が用意出来たら、夜空の部分を水で湿らせ、

 

 

 刷毛に絵の具を馴染ませて、

月の部分を除いて「1回!さっと入れる感じで・・・。」地塗りをします。

刷毛は、大作では、よく使用されますが、ムラが出辛く早く描けるので、便利です。

大きく濃淡は作りにくい事が、短所ですが、早描き技法には最適です。

 

 

均一に空の部分の下地が出来たらモンサンミッシェルの建物部分に黄色を塗ります。

資料をよく見ながら、ハイライト部分は紙の白を残す事を意識しながら、

上の部分を薄く下は濃くしていきます。

 色が入り過ぎた時は、ウエスを使い調整します。

 

 

乾かしながら「層」作り、明・中・暗の黄色を3層くらい塗り重ねた段階です。

建物を意識して、筆を使い分けながら、縦横に動かし描いておられます。

 

 

 地道な作業ですが、筆&平筆で暗い色を入れて、だんだん立体感が出て来ました。

 「かすれ気味で色を馴染ませて薄く紙の下地が出てくる感じです。」と渡辺先生。

 

 光の部分を残しながら、中間色を入れます。

 

 を作る為、濃い茶色を入れていきます。

 

 濃い茶色で内側に影を入れながら描く事で建物ぽくなって来ました。

光の周りを濃い影が侵入して描き「光の表現」が出来上がりました。

色味の変化が欲しい時には、画面の下部分に1~2回薄く青を入れます。

少し、遊びの技法も教えて頂き、重厚な感じに仕上がりました。

 

空の部分は、もう1段階濃い系統の違う青味を入れます。

この作業も1回入れ!で決めます。

同時に月の影も薄い青で陰影を入れ、全体のトーンを合わせます。

 

塔や窓などの細部は、細筆を使い慎重に描きます。

壁の部分が綺麗に出て来ていますね。

描き進めていく内に中間のトーンが消されてしまいがちですが、

明暗の調子+色味を意識して画面のバランスを取ります。

 

 仕上げにハイライトの「白」を入れます。

紙の「白」を残す方が水彩画らしいですが、少量の白を上から乗せると

メリハリが利いた良い画面が出来上がります。

そろそろ完成へ

受講生の皆さまのセンスある作品をご覧ください。

 

 

 

美しいモン・サン=ミシェルの夜景。素敵な作品が完成!致しました。

本日は、渡辺先生に「刷毛と筆の使い分け」&「光の表現」を教えて頂きました。

合評では、渡辺先生より皆さんへ

「建物部分は、薄い色→濃い色への明暗の調子をしっかり重ね描く事がポイントです。」

 

受講生の皆さま!お疲れさまでした。

 

尚、この様な講習会は、会員でなくても受講して頂けます。

皆さまの、お越しをお待ちしております。

 

次の渡辺先生の講習会は、1月20日(日)開催「日曜画材研究」です。

テーマは、色見本から始める水彩 青+黄 様々なミドリをつくるです。



講師参考作品

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そして、次回のセンスアップ24 テーマは、透明水彩 ぼかしの効果‐特色を活かす‐です

開催日:1月27日(日)

パンなどの卓上の静物を描きます☆


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(しましま)

 

◆◇◆◇◆ 現在お申込み受付中の講習会 ◆◇◆◇◆

 

◇2018年1月~6月開催

画材別 センスアップ24

講師:渡辺 聡先生

※お申込み受付中 

 


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◇2019年1月~3月開催

日曜画材研究 2019年1月~3月スケジュール

講師:渡辺 聡先生


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◇クレパス技法12章+Plus 後期

『教室制作』

講師:田伏勉 先生

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◇2019年1月~3開催

クレパス技法 トライアルレッスン全5日間

講師:田伏 勉先生

 
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◇2019年1月27日開催

日曜アートセミナー 『人物モデルを描く 画面構成を考える2つのポーズ』

講師: 森井 宏青 先生

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◇2019年1月~6月開催

『色箔を使って描く!~特別カリキュラム~』

講師:岡部隆志先生 

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◇2019年1月~6月開催 【新・弓手塾】 

講師:弓手研平先生 

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◇2019年2月9日(土)・2月10日(日)開催(2日間セット)

日曜アートセミナー 『堀井聰のアクリル表現技法 動物を描く』

講師: 堀井 聰 先生

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◇2019年1月~6月開催 【日本画体験教室】   

講師:岡部隆志先生 

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