SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

ゼロからの透明水彩ー立体感・空間の出し方ー

2017年01月15日 | 一日教室

本日は雪の降る中、サクラアートサロン大阪では日曜画材研究が開催されました

「ゼロからの透明水彩ー立体感・空間の出し方ー

講師は渡辺聡先生です。

2017年最初のテーマは「立体感・空間の出し方」です。

透明水彩画を描くなら知っておきたい、基本的なテクニックをじっくり習っていきます

まずは講義です。

モチーフに立体感を出すためには最低3段階の明暗が必要です。

 

洋梨のモチーフ写真を「明・中・暗」の3段階に分けて説明しています。

それをさらに2つずつ段階を分け、計6段階の明暗で描いていきます

まずは先生のデモンストレーションです。さらさらっと描かれています

先生の見本を参考に制作開始です

明暗の段階を意識しながら、明るい部分から塗り重ねていきます。

立体感のある洋梨ができあがりました

先生が一人ずつ仕上がりを見ていきます。

午前中の演習はここまでです

 

                              

 

昼からはモチーフを風景写真に変更し、空間表現を学んでいきます

青空、林、野原、道、が風景を構成する要素になっています。


本日の板書(部分)

風景は「近・中・遠景」で描き分けていきます。

近景は濃く、描き込みを多くし、遠景は淡く、描き込みは少なく省略する、というように

まずは空を滲みを利用して表現し、地面をイエローで下塗りしていきます。

濃淡を意識しながら描き込んでいきます。

遠近感が出てきています

先生も一人ずつ丁寧に指導していきます

奥行のある景色を切り取った、素敵な風景画が出来上がりました

最後に先生の講評がありました。

参加された皆さま、お疲れさまでした

 

 

次回の日曜画材研究は...

1月29日『物の描き方 初めての雪』です

こちらの講座は現在、定員を超えるたくさんのお申し込みをいただいているため、

キャンセル待ち5番目からの受け付けとなっております。

 

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再来週もブログレポートをお楽しみに~

(まりも)