本日は日曜アートセミナー
「洋画の描き方 基本テクニック~風景編~」
が開催されました!
今回使うアクリル絵の具はターレンス商品の【エキスパート アクリリック】です。
森井先生曰く、エキスパートの特徴は
「絵具のクオリティが高く容量も多い」
なので大作にももちろんオススメ、とのことです。
商品キャンバスはもともとすぐに絵具を乗せて描いていけるよう下地処理が施されていますが、よりよい作品を作る為に下地にも拘っていきます。
「下地が良すぎて上に絵を描きたくないと思うくらいできたら文句なし」
とのことです。
約45分の講義時間の後に続々と質問もあり、皆さんの真剣さが伝わってきました。
モデリングペーストは乾きやすく、少し磨くだけでつるっとした画面に仕上がります。
絵を描くのにふさわしい良い画面ができました!
2種類の風景写真から描くモチーフを選んで、カーボン紙で正確に写真を写し取っていきます。
下描きをした画面です。 すでにいい雰囲気になっていますね…!
~・~・~ 昼休憩 ~・~・~
【グリザイユ技法】という単色で明暗と形を描きあげる技法で、まずはサップグリーン1色の濃淡のみで描いていきます。
「空間を表現するのは色合いではなく明暗」
「最初は明暗だけに集中すると空間をつかまえやすい」
丁寧な指導を皆さんしっかり飲み込み、サクサク筆が進んでいる印象です。
こちらは白を足してサップグリーンとチタニウムホワイトの2色での彩色。
【本日の使用絵具】
・チタニウムホワイト
・カドミウムイエローミディアム
・イエローオーカー
・ピロールレッド
・キナクリドンローズ
・バーントシェンナ
・ウルトラマリン
・ターコイズブルー
・サップグリーン
合評です!
今回は描き方を学ぶ内容で画材も限定されているため、作品が並ぶと一見皆さん同じような雰囲気に見えます。
しかし、近くで見ると細かいマチエールの表現から皆さん違っていますし、タッチや色使いに個性が現れていてとても面白いです。
それぞれの特徴の良い面や改善すべき点など、細かく指摘が入ります。
これからの自身の制作に今日の内容を是非とも活かしていって下さい?
アクリル絵の具で学ぶ、
「洋画の描き方 基本テクニック」
以上で終了です。
最後まで皆さんの質問も絶えず、とても意義深い講習会になったのではないでしょうか。
参加された皆さん、お疲れ様でした!
森井先生、ありがとうございました。
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次回の日曜アートセミナーは
10月12日(日)開催
『箔を活用しよう!日本画材料を使って“装飾的”表現』
講師は青木秀明先生です。
こちらもお楽しみに~~
(まりも)