杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

さだまさしコンサートツアー2014 第二楽章 初日

2014年09月13日 | ライブ・コンサート他
サンシティ越谷市民ホール
開演17:00 
ソロコンサートとして通算4061回目

・遠い夏(シネマバージョン)
・残春
・さくらほろほろ
・十三夜
・茨の木
・家路
・精霊流し
・案山子
・豆腐が街にやって来る
・長崎小夜曲
・広島の空
・たいせつなひと
・黄昏迄
・君は歌うことが出来る

(アンコール)死んだらあかん
(Wアンコール)防人の詩


今回のツアーは今までのコンサートと違った形にしたかったとかで、構成が一新されていますが・・
なにが驚いたって、ジャンクション形式になってる~~
つい先日のSMAPライブのように(もちろん内容は全く違います)、スクリーンに映像を映して本人のナレーションが入るというもの。映画感覚にしてみたかったんだとか
たしかに新企画ではあるけれど、私はいつものスタイル(喋り倒して歌よりトークが長い)の方が好きです

ツアータイトルは、初期化し原点に帰り次の新たな一歩を踏み出すという意味が込められているそう。
ちなみに同名の新アルバムのジャケットですが、さださんの若い頃と惑わせる趣向だそうなチラ見では確かに若い頃のさださんを思わせる雰囲気ですが、よく見るとビジュアルは遥かに美形写っているのは高杉真宙という若手俳優さんです。(仮面ライダー鎧武やファブリーズのCMに出てます。)100枚に一枚はさださんご本人のジャケットがあるそうですが、それってアタリかハズレか判断微妙~~

映画「長江」の映像や家族の写真、映画や歌の舞台になった場所や震災や土砂災害関係まで、映像で繋ぎながら本人の想いを綴るナレーションが数曲ごとに挿入されていきました。関連していつもよりは遥かに短いけれど、メッセージ性の強いトークがありました。

重くなりがちな選曲ですが、「豆腐が街に~」ではキムチ氏が豆腐売りのオッサンになりきってラッパ(\23000もするそうです)を吹いたり、夏フェス(「Freedom aozora 2014」)で若い世代の歓声を浴びた話などで笑いをとるなど相変わらず緩急コントロールもお見事
(夏フェスで10代、20代の観客に刺激されたのか、単純に若い子の歓声が嬉しかったのか、今度は若い世代限定ライブをやるぞ!発言も。自分の観客が5,60代中心と嘆くのは観客弄りとわかっちゃいるが、昔大人のコンサート(35歳以上だったかな?)に漏れ、今また年齢制限で漏れるのはちと悲しいぞ

今回驚いたことがもう一つあります。
それはメンバー紹介まで映像の中に収められ、ご本人の生の声でなされなかったことと、スタッフへの拍手をという挨拶もなかったこと。それってなんか寂しいよ

初日からWアンコールは嬉しいサプライズでしたが「防人の詩」で終わるのも・・・重いぞいつも以上にメッセージ性を強く感じたコンサートでした。

えっと・・・たまにはお祭り騒ぎの楽しさ満開の選曲でのコンサートもして欲しいなぁ

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