夜中に起きてしまった。四季青茶の飲み過ぎ?眠れないから昨日分をまとめた。
7:00朝ごはん。肉料理2品、あとは季節の野菜料理。薄味のビーフンとナゲットをお代わりした。豚肉は骨だらけで肉が少なかった。他にメロン、グレープフルーツ、コーヒー、牛乳。きゅうりに似てる野菜を聞いたらヘチマだった。初めて翻訳アプリを使った。さらに受付で植物園を聞いたら歩いて30分の距離で散歩は中止。友人との待合せに間に合わない。
9:40ホテルに友人到着。友人は朝ごはんまだらしい。近くのご飯屋でキャベツのまんじゅうと甘い豆乳を食べる。
9:30出発。歩いて総統府に行く。私のナビ検索が遅くて友人に頼りっぱなし。
周囲は何重にも憲兵が警護している。建物の内側の人は鉄砲も持っている。中に入るには事前予約と身分証明書、厳しい持ち物チェック(空港より細かく調べた)がある。さらに建物内の要所にも憲兵が立っているし巡回もしている。しかしスタッフは親切で日本語の説明器を貸してくれるし、案内もする。
おおよそ1時間で退出するように言われる。
建物は東京駅を設計した人が設計しました。
構造は日の字を横にした形で中庭がある。
初の女性総統蔡英文は初代蒋介石から7人目です。
郵便局やお土産屋もある。
歩いて国立博物館に行く前にアイスを買ってニニ八和平公園で休憩。タロ芋、ミルク、小豆の3種。昔のアイスクリンに似ている。
さらに歩いて国立博物館に行く。
建物の外観はエンタシスの柱が立ちギリシャ建築のようだ。横にはエスカレーターがあり全ての人に優しい。私のような外国人高齢者でも無料だった。ホールの天井や柱の模様がきれいだった。
特別展示は鳥がテーマ。鳥の翼だけ、羽だけなど部分的な見せ方がリアルでドッキリする。自然環境、高い建物、夜の光など鳥にとっての生活環境が狭まって生存しにくくなっている。環境問題として鳥の保護と人の生活はいつも相反している。共存は難しい。
地学、生物、昔からの土着の人たち、歴史の展示があった。
地下鉄で国立台湾大学に行く。日本の東大と同じ存在。とにかく広い。椰子の木が高い。学生のほとんどが自転車に乗って移動している。芝生では思い思いに寝転んで談笑したり、ベンチや階段でパソコンを打ったりと自由な雰囲気。
木々の中にご飯屋が3軒あった。ベンチで昼食にする。油飯と豆花。油飯はエビ、椎茸、肉、とうもろこし、グリンピース入りで美味しい。豆花は大盛りで嬉しい。
他に床屋、ワッフルみたいな店もあった。
生協に似た店では農学部の製品や米、砂糖、手作り石鹸などナチュラル製品を売っていた。
学生会館は銀行もある。食堂は終了だが喫茶店やケンタッキーは開いていた。山椒ソースのチキンを食べた。痺れて鼻水が止まらない。エッグタルトで口直し。コーラは店長のサービス。
大学の外壁に沿って地下鉄に向かうが大学が大きすぎて移動が大変だった。
地下鉄で台湾植物園に行く。都心なのに緑が多くて郊外にいる雰囲気。街路樹が大きい。散歩、ランニング、車椅子の人もいる。
園内は手入れはしてあるが木々が高くて山の中にいるみたいだ。名札が着いているがわからない。木や葉の大きさなどが亜熱帯だ。シダや里芋に似た葉が茂っている。虫も元気。
蓮池は明日の朝咲くだろう蕾がまだある。夏の終わりで花は少ない。日本では温室のバナナやハイビスカスがのびのびと茂っている。
日本の建物と庭があるが、盆栽のように仕立てた松、周囲の木々の枝の落とし方が見慣れた日本庭園とは違って不思議な雰囲気に感じた。環境が違うから成長が変わったのか、植木職人が勉強中なのか。
植物標本の展示があった。植物学のきっかけは牧野博士だとドラマから思っていたが名前が無かった。
奥まで進めば温室や実が付いた木や野菜(食べ物の森、食用作物区)が見れたのかも。オーギョーチーや果物の木を見たかった。夜まで開いているが日が暮れそうで手間だけ見て出る。
虫に刺されて腫れて痒い。
地下鉄で西門に行く。原宿や渋谷のホコ天と同じ若者が多い。車椅子が人の間を縫って暴走しているのにはびっくり。
始めはさつまいもボールの揚げ物。甘くて外側カリカリ。オヤツにピッタリ。
謝謝魷魚火康(康の縦棒は人)友人が高校生の頃よく通ったイカの麺屋。糸みたいな細いビーフン、柔らかいイカ、優しい和風の汁。熱々で鼻水が止まらなくなった。おかずはにんにくと生姜の叩ききゅうり。暑い夏も熱いのを食べるそうだ。春雨版もある。
隣の天天利はすごい列、大根餅の次は目玉を焼く。天板は休ませない。食べたい牡蠣のオムレツ店が目の前にあるのにお腹いっぱい。豪大大鶏排は大きすぎて無理。並んでいるのは若者ばかり。
老天禄滷味ラオティエンルールーウェイ、鶏や鴨の煮込みの店に行く。ここも昔からある店で並んている。3本指の足、首、頭、手羽先、舌など様々な煮込んだ部位が並んでいる。
おっかなびっくり食べたのは硬い豆腐を煮たもの、柔らかい豆腐の煮物。美味しくて良かった。
反対側の八角形のレンガの建物、西門紅楼に行く。日本統治時代に作った建物。外の外観とは違い若者が作った製品を売っている。
歩いてホテルに帰る。繁華街に向かう人と逆方向で歩きにくい。三越が高い。振り返ると博物館のライトアップがきれい。相変わらずグーグル検索は友人頼み。私はどこを歩いているのか全くわからない、迷子状態。
胡椒餅を買う。ここも長い列が出来る。成形から焼き上がりまで見学出来た。外帯する。お店の写真は朝撮った。
ホテルで一休み。テレビ電話のやり方を友人に教わって息子と交信。前回お世話になったお礼も言えて良かった。部屋の中継をする。
竜眼、マンゴー、胡椒餅を食べる。お腹いっぱいと言いながら2人とも良く入る。
食休みして初体験マッサージに行く。他人に体を触られるのは苦手。足と背中を合わせて60分コースが良いと友人が言う。うーん、長い。一緒に行ってくれるので勇気を出してトライ。
足満足養生会館。店内はラベンダーの香り。コースを選んで料金を払う。スリッパをはく。短パンに履き替える。席に座りフットバスに足を入れる。
程よくなったらクリームを塗ってマッサージ開始。隣の若い子は痛いと笑いながらスタッフと談笑。日本語が分かるお店だ。私は初だから優しくすると友人が通訳してくれた。友人とスタッフ3人で今日の行程の話をしてるらしい。時々通訳をしてくれる。背中は2階で顔の出るベットにうつ伏せになりまな板の鯉状態。結構すごい圧がかかって息がしにくい時があった。頭まで揉んでくれて気持ち良かった。体が軽くなった。
帰り道フライドチキンの外帯。熱々、八角の香りがおいしい。
部屋に戻り明日の予定を立てる。
お風呂を出たら12時過ぎ。普段の生活では考えられない。
今日の気温は30度。湿気はあるが過ごしやすい。前の気候を思うと楽ちん。水はペットボトル1本で充分。
21,778歩歩いた。
【気付いた事】
1、街中でザックにレインカバーをしている人がいた。カバーには山の地図と100岳の字がある。100ヶ所征服を目指している人かもしれない。台湾も百名山があった。
2、日本統治時代の建物が至る所に残っている。さらにそれを利用している。日本は耐震を考慮するから文化財として残しても、人が入ることまで出来るかどうかわからない。
3、どこを歩いてもゴミが少ない。気がつくと誰かが掃除している。総統府の歩道でも紙切れをさりげなく拾う男性がいた。皆んなが美化に努めている。