佐原は正確な日本地図を作った伊能忠敬が住んでいた町です。小江戸と言われ江戸時代からの建物が小野川の川沿いに並んで、昔からの商いを続けているお店もありタイムスリップできます。
雨が降ったり止んだりの天気でした。そのおかげで涼しくて人出が少なくてゆっくり街歩きが出来ました。
8:00 出発、運転を楽しみたい息子は一般道を選択。6号ー利根川沿いの道で行く
10:00 道の駅発酵の里神崎 全国の発酵食品がある。お焼きを隣のお店でレンチンして食べる。高菜が美味しい。大粒のブルーベリー、力士みそ、ぽん酢を買う。黒いささげが欲しかったけど我慢。
11:00 道の駅水郷の郷佐原でお昼。握りたての温かいおにぎり、鯉の洗い、生春巻き。美味しそうな手作りのお弁当がいろいろあって選ぶのに困った。
12:30 あやめパーク 和の世界。水と花と船、どこを切り取っても絵になります。凛とした花びらやフリルのような花びら、白からピンク、紫まで色や形のバリエーションがあって見飽きません。名前も詩を読んでいるみたいに素敵なものばかりでした。ハスの花も咲き始めていました。葉っぱに溜まった水玉が葉っぱに合わせて風でコロコロ動いてキレイです。
あやめ、カキツバタ、ショウブの違いがわかった。
14:00 油茂製油(あぶも) 昔ながらの方法で絞ったゴマ油を売っているお店。小瓶を買いました。
東薫酒造 工場見学が出来ます。全工程を機械化しないで作ったお酒大吟醸「叶」を300円で試飲した。他のお酒も美味しかったですがこれを口に含んだら爽やかですっとした軽い口あたりでした。お酒は普段飲まないから味の違いってピンと来ないけど雑味がないという味わいを飲み比べて初めてわかりました。
伊能家で酒造りを習って開いた蔵だそうです。お土産はイワシの佃煮です。柚子酒が欲しかったけど酒ビンが重いので我慢しました。イワシの佃煮を行く買いました。
15:00 伊能忠敬旧宅 今日の目的が1番最後になってしまった。50才から天文や三角関数の勉強をして実際の測量の旅に出かけます。難しい勉強を理解出来る能力と体力があること、さらに日本中の実測を終えた気力も凄いです。
細かくて美しい地図は美術品です。原始的な道具、装備で正確な地図を作り上げたのは粘り強さの賜物だと思います。
伊能さんが私の歳の時は四国を歩いてる最中です。私の残りの人生あと20年?、まだ何か出来る気がします。
ただ留守を守る奥さんの立場からすると旦那が隠居をして江戸住まいで離れて暮らしたから商売や子供のことなど報告、連絡、相談があったと思います。伊能さんが家族に宛てた手紙もありますが長い間家に居ないのは奥さんにとって心配や不安があったと思います。旦那さんが好きなことに専念出来たのは奥さんの陰の功績があったのでは無いかと想像します。私ならとっとと離婚してるでしょう。
16:15 香取神宮 位の高い神社で天皇皇后両陛下もいらしています。ちょうど大祓の行事でした。ウチも氏神様に大祓払いで形代を納めたばかりです。各地で同じことをしています。鳥居をくぐると森に囲まれて外の世界が閉ざされ空気が変わります。大木の木々を見て歴史ある所だと実感しました。
17:00 栄亀庵 参道のお蕎麦屋さん。名物の天ぷらはおしまいでした。更科系のつゆ、白い細麺で美味しかったです。雨だったので温かい蕎麦湯が美味しかった。
17:30 帰路 利根川沿いの道ー北総線沿いの道ー6号線
高速は早いけど一般道が好きな息子です。千葉のくねくねした丘の道が快感らしい。道の駅で野菜やら何やら買わなかったのが心残り。
ampmでパインソフトを買う予定だったけど寄るタイミングがなかった。7ー11のパインスティックと抹茶モナカにした。パイン大好き。
20:00 帰宅
・一般道を行くなら片道3時間が日帰りの範囲
・ビン詰めのお土産ばかりで重い
・早めの食事は空いているし、不測の時にも備えられて良かった