山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

浴風会さんの見学に行ってまいりました。

2012-08-24 | 活動日誌

昨日は杉並区高井戸西にある、社会福祉法人 浴風会さんの見学に行ってまいりました。

実は我が家から、自転車で5分の距離、いつも窓から建物を見ることが出来る距離です。

これまで、プロップKさんの文化祭や区民検診で何度か行ったことはあるのですが、

ご説明を受けながら園内を歩くのははじめてでした。

正面入り口を入ってまず目に入るのが、大正15年落成の本館です。

東京帝国大学の学長も勤めた建築家 内田祥三氏の設計による本館は

東大の安田講堂にも通じるゴシック建築です。歴史の重みに圧倒されます。

 

敷地内には老人福祉事業と介護保険事業、地域サービス事業、病院事業、認知症介護研究・研修東京センター、法人本部と

数々の事業の建物が並んでいますが、敷地が20haもあるので建て込んだ様子も無く、緑に囲まれゆったりとしていました。

 

専務理事の露口様にお話を伺うことが出来たのですが、関東大震災の被災者救援のために設立された

浴風会さんの歴史をうかがうと、その歴史の後を追うように

老人福祉法や介護保険法が制定されていて、

この分野では比類ないイノベーターであり続けた様子が伺えます。

 

今年の4月からは高井戸駅からシャトルバスの運行が始まり便利になりました。

そして、浴風会病院が平成26年10月に病院の建て替えが完了し、

高齢者医療の高いレベルの医療体制がよりいっそう充実することでしょう。

 

園内では植木の手入れや高齢者の方の傾聴などのボランティアの方々が活躍されていて、

地域とのつながりを感じました。

 

近隣にありながらも、改めてその素晴らしさを実感することが出来、

大変有意義な見学会となりました。

なんだか、大いにリフレッシュさせていただきました。

 


「エネルギー・環境会議」ホームページに、今後の原発政策のパブリックコメントが掲載されています。

2012-08-21 | 活動日誌

エネルギー・環境会議とは、

「国家戦略会議の開催について」(平成23 年10 月21日閣議決定)に基づき、エネルギーシステムの歪み・脆弱性を是正し、安全・安定供給・効率・環境の要請に応える短期・中・長期からなる革新的エネルギー・環境戦略及び2013年以降の地球温暖化対策の国内対策を政府一丸となって策定するため、エネルギー・環境会議を開催する。

というもの。

そのホームページに8月12日まで行われていた、

パブリックコメントの国民的議論の中でいただいたご意見等の現時点での集計が載っています 

http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive11.html

 

2030 年のエネルギー・環境に関する3つ選択肢

原発依存度の基準

①ゼロシナリオ

② 15 シナリオ

③ 20 ~25 シナリオ

とし、どのシナリオをどういった理由で選ぶのか?

の問いに対する国民のご意見が一覧できて壮観です。

 

私はゼロシナリオを選び、提出をしました。

理由は原発事故の深刻さと核廃棄物の処理方法が無いことです。

 

経済発展は日本にとって不可欠でしょうが、その前に地球に未来があることの方が必要不可欠であること。

子供にツケをまわしてはいけないのは、国の借金もしかり、原子力発電所の恐怖もしかりと考えます。

 


終戦記念日に想うこと

2012-08-15 | 「あれこれ」のこと

私の父は昭和8年生まれ、終戦のときは12歳でした。

それから20年経って私が生まれました。

 

物心ついて歴史を学んだときに、

ほんの20年前まで日本はあの戦争をしていたのだと

知ったときの驚きはいまだに頭から離れません。

 

父の実家は茨城県の農家で、11人兄弟、6男生まれ。

大学進学から東京に住まい、家庭を持ちました。

 

お盆のお墓参りには親戚が三々五々と集まり、

本家では毎年の年中行事で賑わいます。

 

歴史はひとつづき、小さいころの話から時には戦時中の話が飛び出すこともあり、

今は映像でしか見ることが無くなった戦中、戦後のむごたらしい時代を

血がつながった親戚が同時代に体験してきたのかと、

改めて身近に感じます。

 

父の兄は志願をして特攻隊の訓練を受け、終戦を迎えその意を遂げずに

帰宅したと聞きます。

帰ってきたときの伯父の門を入るときのためらった様子、

お国のために命を尽くして戦うことが出来なかった

悔しさをいつも話してくれます。

 

いつまでも日本人が忘れてはいけない戦争の傷跡、

それを肌で感じることが出来ることは

私にとっては大変ありがたいことだといつも考えながら

終戦記念日を過ごしてます。

 

甲子園の試合を中断して正午にNHKから流れる黙祷の時間、

日本国中の人が二度と繰り返してはいけない悲劇を、

これから先も一瞬の黙祷にささげ続けていけることを願っています。

 

 

 


三建・放5ニュース Vol.9 2012.8 について

2012-08-13 | 活動日誌

先日、このニュースが我が家のポストに入っていました。

環境施設隊の話し合いの結果概要と交差道路の接続について方針変更が示されていました。

 

これまでは

区道 ⇒放5と接続する

私道⇒沿線地権者の意向により判断

としていましたが、

私道⇒原則放5と接続、ただし長さが35メートル以下の私道においては、地権者の意向により、

車両の出入りをさせないことも可能。

なお、放5との出入り箇所は通過交通が流入しにくい道路構造とします。

との方針変更が示されていました。

 

住宅街に大型幹線道路からの通過交通を流入させたくないと

これまで活動を続けてきましたが、この方針変更はこれに逆行することになります。

現在、杉並区に理由の説明を文書で求めています。

回答が出次第、私から地域の皆様に説明のチラシを作成し、

ブログ上でのご報告とポスティングをさせていただく予定です。

 

静かな環境を守って行きたい、と強く思います。


区政報告を発行いたしました。

2012-08-11 | 活動日誌

年4回発行している区政報告vol.5最新版をオフィシャルサイトにアップいたしました。

クリックしていただけば拡大いたしますので是非ご覧くださいませ。

http://yamamotoakemi.web.fc2.com/index.html

 

今回は表面に「自然エネルギー100%の生活へ」として

脱原発と自然エネルギーへのシフトへの思い、取り組みを、

裏面には第2定例会の一般質問、

・発達障害について

・小規模多機能型居宅介護施設について

の詳細を載せました。

 

ご住所とお名前をいただければ郵送させていただきます。

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 


今週は政策懇談会を実施しています。そんな中、違法資源回収車に遭遇しました。

2012-08-08 | 活動日誌

今週は議会内の会派ごとに区内各種団体の方々にお越しいただいて、

政策懇談会を実施しています。

中小企業診断士会、たばこ商組合、造園緑化業協会など、

30近くの団体の方と直接区政の問題点や解決策を

話し合う貴重な時間です。

 

先日、リサイクル事業協同組合の方々との話し合いの中で、

古紙の違法収集車の問題点が話し合われました。

杉並区が決めている古紙の収集日にあわせて、

正規の杉並区発注の業者さんが収集する前に

違法なトラックが来て、持って行ってしまうとのこと。

 

これでは、杉並区の税金を使って収集を請け負っている業者さんが

行ったときには古紙は既になく、予定通りの回収が出来ないとのこと。

当然業者さんの収益にも大きく影響します。

 

杉並区としては違法収集車の実名公表などの手立てを行ってきましたが、

実情は早い者勝ちが続いているようです。

 

「杉並区の古紙収集運搬車」区のコミュニケーションマークの入った「杉並区清掃事業」の黄色いマグネットシートが持ち去り車両と区別する目印です。

 

懇親会があった翌々日、所用があり車で出かけた際に

なんと違法収集車に遭遇しました。

古紙を回収している車には杉並区のステッカーがあるのですが、

この車にはなかったので直ぐにわかりました。

 

「違法収集ですよね、通報しますよ。」と声をかけると

「税金を使って収集するほうが無駄遣いだ!」と反対に怒られる始末。

暴力を振るわれると困るので言い返しませんでしたが、

正規の業者さんが困っている実情を伺ってすぐでしたので、

やりきれない思いでした。

 

自治体でのごみ収集に関しては既に議論が尽くされた感がありますが、

それでも日常的に発生する問題点はなくなっていません。

また、少なければ少ないほど良いのがごみです。

 

現在、次の定例会の一般質問でごみ問題一般を取り上げようかと模索中。

担当部署の方とヒアリングを行う予定です。

 

区民の皆様も杉並区の取り組みをご理解いただけると幸いです。

杉並区ホームページ・資源持ち去り監視パトロール

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=80&n2=700&n3=720