山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

私論「政務活動費について」

2014-09-24 | 「あれこれ」のこと

※しばらくブログを休止していましたが、現職議員としての考えをまとまった形でお示しする必要があると考え再開をさせていただきます。

 

昨今、政務活動費について、他自治体の議員があられもない姿で泣いているセンセーショナルな映像と伴に、ややもするとバッシングの対象になっていることを憂慮しています。

私が当選をさせていただいた時には既に杉並区では政務活動費の使途基準があり、それに則って使用し報告をさせていただいています。大切な区民の税金から拠出をして頂いているので自分のお金という感覚は全く無く、出来るだけ実りのあるものにしていくよう、また、細かく報告をしていこうと考え努力しています。

政務活動費は区議報酬とは別に政務に関わる必要経費を、ある枠の中で計上するものと考えていて、会社で言えばコピーやファイル代、印刷代、ガソリン代などの必要経費であって存在自体は正当性があると考えています。

というか、必要経費が無くて活動は出来ないです。要はその使い方、活動の中身だと思います。それに正当性があるかどうか。

私は主に区政の報告として年4回、区政報告を発行しておりその為の費用や区に提言する為の政策を立てるための調査費用なども計上しています。

杉並オンブズマンの方などが公開された内容を独自の審査基準で審査し、住民監査請求としていただいたものに関しては誠意を持って回答し、それ以上の請求が無い事からご理解をいただいていると考えています。

と、至ってまじめに考えていたところ、ややもすると詐欺行為にあたる事例のニュースを見るたびに「一緒にして欲しくない!」と思ってしまいます。自分の子どもがママは悪い事をしているの?などと捉えてしまう悪影響を考えると正直落ち込みます。

杉並区の使途基準の中には私の考えとは相容れないような、例えば「飲食を伴う会合に関しては会費が明記されている案内状があれば区民意見聴取として半額までを計上してよい。」というものがありますが、お酒の席で区民意見聴取をする必要があるのか疑問があるのと区民からのご理解が得られないと考えてこれまで計上を控えています。

また、これまで区議になってから個人的なつながりで教育環境や環境施策などの海外視察をしていますが、日程には観光が含まれる事と、掛かる費用に対して区政に必ずしも反映できるとは限らず、これも区民からのご理解を得るのは難しいと考え計上していません。

今回の一連のニュースなどで疑問をもたれた方には是非とも公開された報告を見ていただきたいところです。政務活動費を使っていないから良い区議なのか?とは一概に言えないと考えます。

おそらくは区議の考え、活動の内容、その真剣さが一目瞭然なのではないでしょうか?

 

 

【木曜茶話会・もくようさわかい】

毎月第4木曜日に区民意見交換会を開催中。

次回は平成26年10月23日(木)19時から、高井戸地域区民センターで開催します。

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