山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

決算特別委員会公共工事の発注及び管理状況についてで質問をしました。

2011-09-30 | 議会報告

 

 現在行われている第3定例会において、先日質問をいたしました。

 会場は区議48名と田中区長をはじめとする区役所の担当者の方々60名以上とが

 対峙するよう席が配置されています。

 

 質問台の前にはずらりと区長、副区長、教育長、監査役などの特別職が並び、

 勢い新人議員としては力が入りました。

 

 

 質問項目:公共工事の発注及び管理状況について

 

 という内容で、杉並区が発注している公共工事の発注後、現場に入ってからの変更などに

 どのように対応しているか、それが適切か?といった質問をしました。

 

 公共工事は区行政においては多額の税金を使っている、一大事業です。

 その完成までの工程において、設計段階からの変更が生じた場合に

 どのように区として対応をしているか?

 ややもすると小さい工事上の変更に対しては甘く見てしまい、

 コスト増の分を新たに発注していないのでは?という疑問があったからです。

 施工者からすると、ほんの僅かなコスト増でも区に請求が出来ないのでは

 経営を圧迫することにもなりかねません。

 

 区議として区民の団体の方々からのご意見をいただきながら、

 質問等いう形で区行政に訴え、ひとつひとつ整理をしながら

 より良い方向性を見出していく、そんなやりとりを目指しました。


 今回の質問では

 それに加えて、工事中の管理状況から完成後のチェック体制までを質問をし、

 最後に、以下のとおり締めくくりました。

 今後はガイドラインの整備がどのように進められていくのか、

 自分がした質問を後追いする形で、注視してこいうと考えています。


 「 これまでの質疑で、区が適正に対応していることは理解しましたが、

 どうしても受注者は弱い立場になりがちであり、

 言いたいことも言えない状況に置かれるケースもあると思います。 

区には、今後、設計変更の対象や手続きについて、

受注者やまた税金を納めてくださっている区民の皆様にも判りやすいよう、さらに明確化していただくよう

 「ガイドライン」などの整備を要望して私の質問を終わります。」

 

 

 

 

 

 

 


 

 


高井戸公園の果たす役割

2011-09-21 | 都市計画高井戸公園のこと

私がこれまで「都市計画高井戸公園」の早期実現に向けて活動をしてきた

大きな理由のひとつに広域避難所の確保があります。

今回東京都によって優先的に整備が決まった理由としても最大のものが、

この避難所の確保です。

試算によると都市計画高井戸公園全体の避難人口は42.000人、

どのような災害でどういった避難が必要なのかはそのときになってみないと判らないことですが、

高井戸公園は環八に近く、首都高速にも隣接しているので、この地域のみならず、

高速の先への地域への物流の拠点として整備が進むことになるのでしょう。

 

東日本大震災の教訓をもって、整備が大幅に見直されたのです。


今回の優先整備区域の中に久我山2丁目の住宅が一部含まれており、

今後立ち退きが進むことになるでしょう。

私が活動をしてきたことでこの方々の生活を奪ってしまうのでは?

とこの一週間思い悩んでいました。


もちろん私の活動がどれほど実を結んだのか判らないし、

久我山の3つのグラウンドのうち、民間のものも優先整備区域になれば、

住宅は含まれなかったのだろうと、本当に悔やまれます。

 

もっと悔しいことに、何故含まれなかったのかは今はまだ判りません。


現在、東京都と杉並区により公開意見の募集が行われているのですが、

区報とホームページでしか告知をしていません。

また、区報には「高井戸公園」の文字はなく、詳しく調べを進めると

やっとその文字が出てくるのです。


肝心の立ち退きを迫られることになる方々への個別の説明は12月以降に

東京都からされる予定と聞きました。

もしかしたら来年まで、当事者の方々には知らされないことになります。


これでは困ると思い、この地域のかたがたへは私のほうからお知らせという形で

・ご自宅が優先整備区域に含まれているということ。

・公開意見の募集が行われていること。

をポストに入れさせていただこうと考えています。


杉並区にはこの方々に対しての説明会を早期に開催してもらいたいと考えており、

現在、担当部署へ要望をしております。

 

以下、東京都のホームページからご参考までに抜粋です。

 

避難場所や防災拠点となる公園・緑地の整備促進
⇒172ヘクタール(区部 104ヘクタール、多摩部68ヘクタール)

  • 和田堀公園や篠崎公園等、環状七号線周辺の防災拠点となる公園を重点的に整備します。
  • 現在避難場所に指定されており、今後もその機能を確保すべき練馬城址公園、高井戸公園の整備に着手します。
  • 今回設定した優先整備区域が整備された場合、区部において、約21万人分の避難場所が確保されます。

 


「都市計画公園・緑地の整備方針」の改定案のご案内

2011-09-18 | 都市計画高井戸公園のこと

東京都のホームページを詳しく検索すると、

「都市計画公園・緑地の整備方針」の改定案を作成しました!

のページが見つかります。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2011/09/22l9g100.htm

そして読み進めていくと、高井戸公園の一部が指定されたこと、その中に住宅が含まれることが判ります。

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/topics/h23/pdf/topi036/02/1008_Takaido.pdf

以下のページは参考まで。

<添付資料>

があり、そして肝心のどこが優先整備区域に指定されたかは

<添付資料>
○ 改定の概要PDFファイル275KB)
○ 本文 
  全文PDFファイル4.6MB)
  表紙、目次PDFファイル15KB)
  第1章 都市計画公園・緑地の整備方針の改定PDFファイル118KB)
  第2章 都市計画公園・緑地の目標と実現化の基本方針 PDFファイル13KB)
  第3章 今後10年間で優先的に整備する公園・緑地 
    第1 選定の方針PDFファイル151KB)
    第2 重点化を図るべき公園・緑地の選定PDFファイル411KB)
    第3 重点化した公園・緑地における優先整備区域の設定 PDFファイル765KB)
     重点公園・緑地の位置図PDFファイル2.0MB)
     今回設定した優先整備区域による緑の保全・創出のイメージ PDFファイル510KB)
    第4 都市計画決定区域における建築制限の緩和 PDFファイル9KB) 
  第4章 多様な主体との連携による整備促進PDFファイル840KB)
  第5章一層の整備促進に向けた今後の取組PDFファイル36KB)

  用語解説PDFファイル204KB)
  検討体制、検討の経緯PDFファイル67KB)
  問い合わせ先一覧PDFファイル65KB)

○ 優先整備区域を表示する図面 
    東京都事業
    特別区事業
    市町事業

 


速報!都市計画高井戸公園の格上げの予定が発表されました。

2011-09-16 | 都市計画高井戸公園のこと

東京都と区市町が合同で取りまとめている

「都市計画公園・緑地の整備方針」(改定)(案)に

おいて、公園緑地の計画的な整備促進を図るために優先的に事業を進める「優先整備区域」の改定案に「都市計画高井戸公園」が選ばれる予定です。

 

杉並区の南端にある久我山には大きなグラウンドが3箇所(旧NHK富士見ヶ丘運動場、王子製紙、国立印刷局※その内2箇所は杉並区の管理により区民に開放されています。)あり、この一帯は昭和32年に「都市計画高井戸公園」として東京都により事業化が決定されたものの半世紀を過ぎても未着手のままでしたが、この度「優先整備区域」に入ることで東京都による早期の整備をしていくための準備段階に入ったことになり、公開意見募集の後12月に正式に「優先整備区域」が決定される予定です。

 

 


杉並区「妊娠を望む方のための基礎講座」に参加をしてきました。

2011-09-15 | 活動日誌

昨日、杉並保健所で行われた「妊娠を望む方のための基礎講座」に参加をしてきました。

参加者は12人、その中には不妊支援をしているグループのかたや私を含め、区議が2名いました。


講座の内容は

・妊娠の基礎知識取得のための講座

・妊娠力を高める食事のポイント

といったものでしたが、講座だけでなく参加者にゆったりとくつろぎながらの座談会のような時間もありました。


杉並区として妊娠を望む方に向けて支援をしていくという方向性を打ち出し、

講座を開いているのですが、今後は参加者からのご意見をいただきながらより充実した支援内容に

なっていくものと期待しています。


個人的には不妊治療を始めるにあたり、夫婦の心身面でのハードルを下げる意味で

検査費の一部に杉並区で助成金を出していければよいと考えています。

最初の一歩を後押しする、というイメージです。


これまでのような妊娠出産への公的な支援がないままで

果たしてほんとうに出生率が上がるのでしょうか?

現行のような健康保険の対象外である弊害はいくつもあると思います。


例えば不妊治療中の年齢別妊娠率、そしてどのような治療によりどの年齢の方々が妊娠し、

最終的に無事赤ちゃんを授かることが出来るのか?

この答えは出来るだけ多くの数の不妊治療者、そして妊産婦を後追いで統計を出していかないと

得られない数字です。


健康保険の適用になれば、より正確な統計に必要な多くのデータを得ることが出来るでしょう。

そして、その公表により、自分なりの出産適齢期を考えるきっかけにもなることでしょう。


前述の「不妊カウンセラーわかちあいの会」には私も大きく賛同し、

今後は区民の方との架け橋として支援をさせていただきたいと考えています。

http://www.pica-funin.com/

次回の会は10月31日(月)13:30からとのこと。

私も参加をさせていただく予定です。

 

 


9月10日の杉並区放射能の説明会に参加をしてきました。

2011-09-12 | 活動日誌

9月10日土曜日、18:30から阿佐ヶ谷中学校の体育館で行われた

第5回目の放射能説明会に参加をしてきました。

来場者は100人くらいで、その内杉並区議が私を含めて10人でした。


杉並区の説明者は前回までの危機管理室長、保健所所長などに加え、給食の担当課長など、

総勢5人でした。


ひととおりの説明のあと、質問を受け付けていたのですが、

放射能の測定方法・測定器の質問や測定結果を”安全”と杉並区が定義をしていることへの懐疑的なご意見、などが出されました。


とりわけ給食に関して新たに杉並区が購入を決めた、ゲルマニウム半導体検出器による杉並区独自での給食食材の検査がどのようなものか?どの範囲で測定予定か?など、給食の安全性に質問が集中しました。


このゲルマニウム半導体検出器の検査精度はよいものの、納入が年末くらいになること、

それまでは外部の検査業者に委託をすること、

食材の中でも米や根菜などの一定量をまとめて購入するものに関してはあらかじめ測定が可能だが、その日の朝に入荷する葉物や魚類の測定が食べた後になる、との説明があり、

高精度の検査機器を購入してもなお、食べる前の全品検査には遠く及ばないことがわかりました。


これまでの杉並区の対応は真摯に区民の要望に応えていると考えていますが、

今後は、

  ・シルバー人材センターや地域ボランティアの活用でより多くの地点の空間線量を測定し、

   結果を杉並区で集計、ホットスポットの除染を図る。

  ・杉並区のホームページに放射能関連の特設サイトを作り、

   これまでの対応と測定結果、放射能ひとことセミナーのような知識を深めるもの、

   そして区民の方からメールで問い合わせやご意見をいただけるような仕組み

   を作りいつでも検索しやすいようにする。

という提言をしていく予定です。

(私は与党会派なので、要望書提出といったかしこまった形ではなく、

 担当部署に直接ご連絡をする形をとっています。)


どこまですれば”安心”と言えるのか、区民の方々と杉並区両者が納得できる解決策は

まだまだ模索中です。


 


放射第5号道路の岩崎橋付近の道路構造が発表されました。

2011-09-10 | 放射第5号線道路のこと

放射第5号線の岩崎橋付近の道路構造について、これまで「放射第5号線事業推進のための検討協議会」などで議論をされてきた結果を踏まえ、東京都によるさまざまな検討や調査をしてきた結果、久我山地区まちづくり協議会で要望していた「岩崎橋付近の一部トンネル案」ではなく、東京都より「全面平面の道路」とすることが発表されました。


これまで協議会で議論を進めてきた結果が採用されなかったことに関しては大変残念に思い、平面案になった経緯や懸念される問題点の質問を説明会でしていく予定です。

http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/sanken/pdf/sanken-ho-5news6.pdf

  

道路の構造は渡るための時間や生活道路への車の流入等、住民の毎日の生活におおきく関わってきます。又、緑地帯の整備では玉川上水の豊かなみどりと生態系を守っていくことが今後求められます。 

  

「都市計画高井戸公園」と「放射第5号道路」の整備を公園と道路という縦割りの中で別々に進行するのではなく、同じ地域の隣り合う事業としてより良い方向性を見出し、今後とも杉並区と地元住民の協働のもと進めていくよう東京都と杉並区へ要望し、「井の頭・久我山緑のパークウェイ構想」として、都立井の頭恩賜公園と都市計画高井戸公園を神田川と玉川上水の緑地帯で結び、緑豊かな都市公園として広く都民と区民の要望に応えられるよう、また安定した広域避難場所の確保を目指し整備を進めるために今後とも取り組んでまいります。

 


杉並区 放射能関連のご相談のメールが届いています。

2011-09-04 | 放射能対応のこと

杉並区に在住の保護者の方から、メールをいただく機会が最近増えています。大変、ありがたいことです。

メールは時間を問わずに相手先に気持ちを届けることができる、便利なツールです。

どうぞ、ご意見ご要望をお聞かせください。

yamamoto.akemi1965@gmail.com

実際にいただいたメールを、ご本人のご了承のもと載せさせていただきます。

<2011年9月1日23:10受信>

杉並区に住む者です。
大変失礼とは存じますが匿名にてよろしくお願いいたします。
 
 
調べ物をしている折に山本議員の個人ブログを目にし、メールをしようと思いました。
この度の原発事故により、杉並区のアクションが意外にも遅く少々がっかりしております。
子供が保育園に通っているのですが、他のお母さん達も同じような印象を持っているようです。
放射能対策に腰の重い動きを見て、これまでは子供を大切にする良い区だと思っていたのだが違っていたのだろうか・・・と。
幼稚園に通っているお母さんにも知り合いがおり、聞いてみましたところやはり同じ感想でした。
 
まずは給食に関してですが、放射線を測定してくださるそうで嬉しく思います。
これは国の基準値以下であれば提供すると言うスタンスなのでしょうか。
詳しいことが載っている場所が解らずにおります。
給食に関してですが、私は主食であるお米は特に厳しく選んでいただきたく思います。
それは口にする機会が他の食品に比べたら格段と多いからです。
加えて、夏以降に取れた穀類はセシウムを含むものが多く、
おそらく今後は沢山の加工品にもセシウムが含まれることになります。
検出限界値以下であれば避けることは難しく内部被爆のリスクは上がるだろう予測します。
また、卵や牛乳、煮干、鰹節などストロンチウムが含まれる危険性のあるものは
産地を選ぶべきであるとも思っております。
(卵は餌に魚粉を使いそこにストロンチウムが含まれる危険があります)
ストロンチウムはカルシウムと挙動が似ているそうで、
骨に入り込み半減期が長いために骨肉腫の危険性があります。
 
放射線の専門家、放射能に詳しい医師、原子力など各分野の専門家はおりますが、
人体と放射能の専門家がいない事からも確立していない分野だと思っております。
放射能の人体へ与える影響に関して様々な意見があるのも臨床データが少なく
解らないことが多いのが実際なのでしょう。
ですから、世界的に見ても甘い日本の基準値が"安全である"とは決して断言できません。
それと基準値が外部被爆を計算に入れていない値なのでは言う意見も聞きました。
出来ましたら給食は全てが不検出の物を提供していただきたく思います。
 
 
先日、善福寺川緑地~大宮公園までを歩きながらガイガーを見ておりました。
0歳児の散歩でしたので立ち止まって高線量の場所を探すことは出来ませんでしたが、
数箇所ほど値が上がる場所がありました。
いずれも子供達が遊ぶ公園のどこかに高線量のポイントがあるのかも知れません。
切った枝を保管する場所の周辺も多少高い値を示しました。
区外からも人がきますし、何よりも乳幼児が沢山遊ぶ場所です。
もう少し詳しく各ポイントを測る必要があると思います。
いくら低線量下であってもそこかしこに確かにセシウムは沈着しており、
風に舞い内部被爆のリスクも問題無いとは言い切れないと思っております。
そもそも杉並区は除線などお考えは無いのでしょうか。
 
被爆のリスクに半ば諦めて遊ばせるより、安心して遊ばせてあげたいと思うのです。
 
 
私は杉並区の身近に自然がある住環境が好きでこちらに居を構えました。
父が要介護になった数年前には手厚い福祉に助けられ、
子供が生まれてからも杉並区でよかったと思っておりました。
この気持ちが変わることの無い、素晴らしい区であり続けて欲しいと思っております。
 
まとまりの無い文章で申し訳ありません。
以上、一個人の考えではありますが心のどこかに置いて頂けると幸いです。

 

<2011年9月3日12:11 返信>


はじめまして、杉並区議の山本あけみです。
メールをいただきましてありがとうございました。


杉並区の放射能対策に遅れを感じ、またお子様を抱えられ不安を感じながらの子育てを
されていること、拝読しました。
同じ幼児を抱える親としてたいへん共感をしております。

5月に区議になって、区民の方からのご相談や陳情、また区議会での議論に関しては
半数以上が震災対策と放射能対策になっています。


震災後はじめの内は杉並区内で独自で空間放射能を測定することを
決断してくれなかったものの、
社会の趨勢から、今では23区内でも初めてゲルマニウム測定器の購入を決定するなど、
杉並区が能動的に対策を打っていこうという姿勢に変わってきていると感じています。


放射能測定は区内の小中学校・幼稚園を一巡し、高い値は出なかったことから、
ひと安心をしているようですが、今後はより詳しい調査をしてもらいたいと考えています。
お話のように、公園などは一部で高い可能性もあり、除染が必要であれば対策を
していってもらいたいと考えております。


日本の食に対する安全基準の甘さのご指摘はもっともですが、
杉並区内で出来る範囲と、日本全体の事を混同すると着地点が見えない
迷宮に入ってしまうとも考えています。
いろいろな立場や間口で取り組んでいく必要があると思っています。


杉並区の内部情報を区民の方より早い段階で正確に知りえる立場になり、
今後とも区民の方々のご意見・ご心配事をお伺いしながら区政につなげていく
仕事をしていきたいと考えています。


ただ、私の印象としては区長をはじめ、杉並区役所の職員の方はまじめに
手抜きなく取り組んでいると思います。
田中区長はトップダウンを望まず、協議をしてより良い方向性を見出すという
手順を踏むため、物事の進み方が遅いと感じる場合もあるかと思いますが、
私はこれまでの区長のようにトップダウンのみに偏ると私権&私見がからみ、
要するに勝手なことに税金が使われていくことになると思います。


また、お気づきのことがありましたら、ご遠慮なくメールをくださいませ。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


山本明美

 

<2011年9月3日20:23 受信>

お返事ありがとうございます。
 
杉並区の対応に期待が持てる内容で大変嬉しく思います。
 
確かに暫定基準値に関しましては区でどうにかできる事ではありません。
しかし、殆どの基準値は子供の存在を念頭において設定したものとは到底思えませんので、
給食は「基準値より下だから大丈夫」などと思わず出来る限り内部被爆リスクを減らしてもらえたらと思います。
 
大人は自分で選択する事が可能ですが、子供はそうではありません。
小さい子供は特に今何が起こっているのかすら理解出来ずに過ごしております。
どうぞ、より良い選択を子供たちにしてあげてください。
数年後も子供達とその親達が共に笑っていられるように。
よろしくお願いいたします。
 
 

以上

 


朗報 杉並区放射能対策関連です。

2011-09-03 | 放射能対応のこと

かねてより要望をしてきましたが、

杉並区での放射能についての追加の説明会の開催が決定しました。

前回の説明会は平日の午後という時間の設定であったため、

行きたくても行けない親御さんから多数ご相談をお受けしておりました。


次回の説明会は

9月10日(土曜)午後6時30分~8時30分

阿佐ヶ谷中学校・体育館

です。

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=12533


前回までは牛肉の放射能汚染やその汚染牛を給食に提供したという事実はなかったのですが、

大変残念なことに杉並区でも給食に汚染牛を出してしまったことを踏まえて、

今後の区の対応を注視おり、その説明がきちんとされることを要望しています。


また、給食の食材への残留放射線量を測るゲルマニウム半導体検出器を購入し、

ガンマ線を測定する体制を整えるための予算の審議が第3回の定例議会で予定されています。


議会が了承すれば本格的に購入へと舵が切られることになります。

購入費用についてのご心配・ご意見もいただいており、

この部分は今後調べていかなければならないところですが、

本来生産者側が負うべき食の安全を、

購入者である杉並区が大金を使ってでも守っていく姿勢をみせてくれた

ことには驚きと感謝をしております。


微量でも放射能の影響を子どもたちに与えたくない一身で

保護者の方々の杉並区への叱咤激励は

今後も耐えることなく続くことと思い、

またそれに対しての杉並区の真摯な対応の要望を今後とも続けてまいります。