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偏狭なナショナリズムとは無縁だった 「なでしこ」    只今

2011年07月27日 10時05分41秒 | Weblog
 先の「なでしこサッカー」PKの場面では、この老いぼれ爺も思わず顔を伏せざるを得ませんでしたが、そのハラハラ感とワクワク感をもたらせてくれた「なでしこ」チームには、よくぞ、やってくれた、との万感の思いを……。
しかしテレビ・新聞紙上にあふれたのは、「勇気をもらった」「ニツポン万歳」。
 どこかそぐわない思いがして落ち着きませんでしたが、それらを払拭する語りに出会いました。
 小生の曰く言い難かったその思いを的確に表現してくれた語りの主は、
姜尚中、蓮實重彦、福島大のお三方で、登場紙は共に26日の『朝日新聞』『中日新聞』。 
 
★ 選手たちの思いがけない爽快感にあふれる動きには、「ボールを相手に与えず味方に預け続けること」で見る者を驚かすというサッカーの理想型がみられました。【蓮實】

★ 小気味よいパス、ひたむきなのにふてぶてしいサッカーに、〈勇気〉という観念の入り込むスペースはなかった。【藤島】

★ 一身に国家を背負い、悲壮感すら漂わせる五輪選手に比して、軽やかに爽やかにピッチを駆け回る〈なでしこ〉には、そんなクササは全く感じることはありませんでした。【姜】

   ついでにもう一言。
● 敵味方を問わず彼女たちの動きの美しさを味わってほしい。
  勝利の瞬間に歓喜の輪に加わらず、
米国選手たちと健闘をたたえあった宮間選手の謙虚さにふさわしくスポーツを語りたい。【蓮實】
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1 コメント

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女性だったからことと (らくせき)
2011-07-27 18:58:44
有名じゃなかったことが、
ナショナリズムに距離を置けたんじゃないでしょうか?
男子だと、また違った空気が漂ったかも・・・



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