ブログ
ランダム
ブログ訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
記事を書く
検索
ウェブ
このブログ内で
ログイン
ブログ開設
トップ
dポイント
メール
ニュース
辞書
教えてgoo
ブログ
住宅・不動産
サービス一覧
閉じる
九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)
憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!
愛国心は国民の義務か? 落石
2009年10月28日 14時25分23秒
|
Weblog
愛国心は私的な問題である、という風に思っていますが、
それで良いのでしょうか?
三島由紀夫も、愛国心は自発的なものと言っていますから、
それで良いとおもうのですが・・・
今ひとつスッキリしません。
どう考えたらいいのでしょうね?
コメント (10)
«
曽野綾子氏について ...
|
トップ
|
辺野古で見つけた看板 (JAN...
»
最新の画像
[
もっと見る
]
中日新聞より らくせき
8年前
裁判傍聴が役者の勉強 らくせき
8年前
奄美大島の奄美市名瀬の街中でみつけました。
8年前
何でしょうか? らくせき・愛知自民を落とそう
8年前
南京大虐殺30万人の根拠 文科系
9年前
花木槿我が念々を貫けり らくせき
10年前
在特会の新しい動きと安倍政権 あんころもち
12年前
映像から見る自民党安倍総裁の実像
12年前
電力「社員議員の生態」を図示すると あんころもち
12年前
各政党の原発への態度(資料) あんころもち
12年前
10 コメント
コメント日が 古い順 |
新しい順
スッキリとはしませんが、あえて言えば
(
只今
)
2009-10-28 17:34:06
「愛国心」という用語、語感にいまだ偏狭な思い抱くこと免れませんが、「愛国心」を義務と思ったら、その途端に「愛国心」でなくなってしまうのではないでしょうか。そんな気がします。
関連することで、佐藤優の含蓄のある言い分を思い出しました。
「君が代・日の丸は国家のシンポルと思うが故に、法制化には反対! 何故なら、法律で決めたものは、法律で変えられるから」
返信する
追記
(
只今
)
2009-10-28 17:46:47
佐藤優の発言は、日の丸・君が代を確固としたい保守派の立場からのものものですが、日の丸・君が代の強制許すまじの側も、かっての流行り言葉で言えば、「別個に進んで共に撃つ」方途も考慮されていいのではないでしょうか。
返信する
?
(
らくせき
)
2009-10-29 08:38:41
日本人が愛国心というと、
世代によって大きく意味が違って
いるんじゃないでしょうか?
過っての愛国心の苦い経験から
羹の懲りて膾を・・
の喩えに似た反応が出てきます。
でも若い人には余り通用しないのでは?
素朴に「国を愛してなぜ?いけないの」
と問われて、どう答えるのか?
公と私のことと、どう関連付けて
話せるのか?
ここが、もやもやしていて悩ましい点です。
返信する
やはりひっかかる
(
文科系
)
2009-10-29 14:05:23
落石さん
貴方の問題提起は、やはり僕には引っかかります。外国の各時代なんかにも当てはめて、ちょっと思考してみます。
ベトナム戦争後のアメリカは愛国心を語れない人が増えたと思う。ソ連建設時はいったん増えてからどんどん減っていき、ロシア復帰時はまた増えて今はまた減ったはず。また、こういう変転の間中、人気が無くなるときの為政者は常に「愛国心」を強調しただろうとも言える。
こういう事実に目を付ける時、僕はこう言いたいわけ。
こういう変転を経ない人が「国を愛してなぜ?いけないの」というのは先ず当たり前、と。ところで、僕が何故「こういう人の愛国心」に従う必要がある? こういう若い人がいると知って、必要な時には配慮するだけというだけのことでしょう。そんなに難しいことではない。
そしてまた、こうも言える。「しょっちゅう出る悪い為政者に一般的愛国心」がねじ曲げられていくことも多かったとね。ヒットラー、スターリン。
こういう変転事実が歴史の常という中で、あなたが提起していると思われる普遍的で、自然な愛国心のようなものが、存在するのかと僕は言いたいわけ。そういう「平時の愛国心」を敢えて力説するのはむしろ危険ではないかとも。要するに、こういう問題はつねにその諸側面を自覚しつつ語らないといけないのではないでしょうかとね。
こうして僕は「悪しき抽象化」の一種ではないかとさえ、言いたいんです。この「愛国」概念の実態は、本物も偽物もなく、ばらばらのはずと。
上で僕は、国を主として「国家」「為政者」「美化的歴史」などに限定して話したかと思います。せめて、最低「国」を、国土、国民、歴史、国家、為政者などと分けて論じて欲しいものですが、それでも難しい問題が生じてくると思いますが。ひっくるめて国という面がどうしても大きいですから。
返信する
コメントありがとう
(
らくせき
)
2009-10-29 16:00:34
こうしてコメントしてもらうと
自分の問題意識がだんだんにハッキリしてきます。
まず、感じたことは、こうした議論は
お隣の中国や韓国ではありえないか、
極めて問題になりにくいテーマだろうな、
ということです。
敗戦によって愛国心が、どのように
為政者に利用されたか、という苦い経験が
あってのことです。
影丸さんのコメントには、それがよく表れています。
しかし、私の問題意識は少しずれています。
そういう「平時の愛国心」を敢えて力説するのはむしろ危険ではないかとも。
この問題意識に近いと思います。
なぜ、キケンなのか?
それは今も昔を復活させたいという
懲りない安倍さんたちがいるからです。
しかし、力説することがキケンということは
半分、相手に負けていることになりそう。
問題は個々のケースではなく、
公教育の場に愛国心を持ち込むことが
憲法上、許されることなのか?
ということにあるようです。
国土、国民、歴史、国家、為政者などと分けて論じて欲しいものですが・・・という
コメントを借用していえば、
教育では、各項目について教えています。
それとは別に、愛国心を教えるのはいかがなものか?
というのが私の疑問です。
ダメなら、なぜダメなのか?
日本の過去の反省から、という主張は
あまり力になっていない。
ならなかった、というのがホントウじゃないでしょうか。
よくない、と言いたい。しかし、なにを根拠に
いえば、日本だけでなく、
中国にも一定の説得力のある考えがつくれるのか?
ということでしょうか?
先生の経験のある方は、この点について
どうお考えか?知りたいと思います。
返信する
追加
(
らくせき
)
2009-10-29 16:02:43
公教育に愛国心を持ち込むことが
憲法上、ゆるされることなのか?
という問題意識でもあります。
返信する
お詫びと訂正
(
らくせき
)
2009-10-29 18:55:03
影丸さんのコメントは
只今さんのコメントでした。
お二人とも申しわけありませんでした。
返信する
お応え
(
文科系
)
2009-10-30 14:40:01
らくせきさんへ
『力説することがキケンということは半分、相手に負けていることになりそう』
『公教育に愛国心を持ち込むことが憲法上、ゆるされることなのか? という問題意識でもあります』
韓国や中国は平時じゃないでしょう? 分裂国家二つがそれぞれ相対しあっている。いずれもかなりハリネズミだし、中国の方は民主主義、人権思想がかなり遅れており、全体主義的愛国心が必要そうな体制だ。
これらと日本とを同列に置いた愛国心を探しだし、力説しようというのを僕はキケンと語ったんです。悪しき抽象とも。極端に言うと以下。
ネアンデルタール人と現世人類とを同列に置いて人間とはを論じること。ここに、現代先進国にとっても大事な何かがあると語られているのでもあるよう。その「思いこみ」はどこから出るのでしょう。しかも、この抽象物、対象の本質があらかじめ与えられているわけではないのは自明でもあるのに。
よって後者の質問にも当然、僕はこう応えますね。ただ不必要と。
そして愛国心について僕が最も重要と思うことは、上に書いたようにこういうことです。
『そういう「平時の愛国心」を敢えて力説するのはむしろ危険ではないかとも。要するに、こういう問題はつねにその諸側面を自覚しつつ語らないといけないのではないでしょうかとね』
友達のような語り口で書いてしまいました。失礼。
返信する
というと、
(
らくせき
)
2009-10-30 15:35:46
憲法に違反するということでしょうか?
返信する
お応え
(
文科系
)
2009-10-30 20:34:34
これに応える能力が今の僕にはありません。法的判断って専門性が必要だと思いますが、そういう専門性を身につけようという関心がない問題設定でもあります。失礼。
返信する
規約違反等の連絡
コメントを投稿
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。
goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます
名前
タイトル
URL
※名前とURLを記憶する
コメント
※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
コメントを投稿する
記事一覧
|
画像一覧
|
フォロワー一覧
|
フォトチャンネル一覧
«
曽野綾子氏について ...
辺野古で見つけた看板 (JAN...
»
最新記事
不思議な大勝、バーレーン戦 文科系
サッカー現代表では、3バックはお似合い 文科系
伊東純也・三苫の同時起用が威力倍増 文科系
サッカー中国戦、毎度伊東と三苫 文科系
ブログ・エントリーの「Web検索」に関わって 文科系
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
「聖徳太子は日本人ではなかった」 文科系
随筆 僕は老後生活をこう迎えた 文科系
随筆 ブランデー梅酒が美味い 文科系
円の急騰、急落にちなんで 文科系
随筆 「家」を守る 文科系
随筆 「老人」と僕 文科系
パリ五輪観戦記 文科系
今年のギター教室発表会は・・・ 文科系
サッカー・バルセロナにドイツ人監督? 文科系
随筆 「逃げ専門ドッジ」 文科系
ますます偏重、新聞、マスコミのスポーツ報道 2
日本バレーボールが復活 文科系
サッカー・プレミアリーグが日本人にさらに面白い・・・ 文科系
国家犯罪人が解放、長年の夢が叶った 文科系
>> もっと見る
最新コメント
文科系/
ブログ・エントリーの「Web検索」に関わって 文科系
文科系/
サッカー中国戦、毎度伊東と三苫 文科系
とおりすがり/
ブログ・エントリーの「Web検索」に関わって 文科系
とおりすがり/
サッカー中国戦、毎度伊東と三苫 文科系
文科系/
サッカー中国戦、毎度伊東と三苫 文科系
とおりすがり/
サッカー中国戦、毎度伊東と三苫 文科系
文科系/
随筆 僕の育メン・クライマックス 文科系
文科系/
サッカー中国戦、毎度伊東と三苫 文科系
文科系/
岡崎慎司の凄さの立派な表現 文科系
文科系/
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
げたのうら/
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
文科系/
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
げたのうら/
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
文科系/
06年の旧稿「富が地獄を作っている」 文科系
文科系/
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
文科系/
円の急騰、急落にちなんで 文科系
佐保子/
随筆 ギター教室発表会、初めての成功 文科系
とおりすがり/
円の急騰、急落にちなんで 文科系
とおりすがり/
円の急騰、急落にちなんで 文科系
文科系/
円の急騰、急落にちなんで 文科系
カレンダー
2024年9月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前月
次月
バックナンバー
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
カテゴリー
Weblog
(4266)
#ウクライナ戦争#マウリポリ陥落#アゾフ大隊
(18)
#闘病
(12)
#アベノミクス #パフォーマンス政治 #少子化・少国化日本 #統一教会問題
(9)
#ランナー
(11)
日記
(2)
スポーツ
(1401)
国内政治・経済・社会問題
(1017)
文芸作品
(848)
歴史・戦争責任・戦争体験など
(439)
国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
(1130)
文化一般、書評・マスコミ評など
(444)
時事問題
(47)
その他
(90)
goo blog
お知らせ
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
【コメント募集中】goo blogスタッフの気になったニュース
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
プロフィール
フォロー中
フォローする
フォローする
自己紹介
名古屋の自由市民のグループです。
国民にとって一番大切な憲法を中心に文化一般に自由に意見を出し合いましょう。真摯なご意見お待ちします。
ID9vs9qvsq (PWは替えました)
ログイン
編集画面にログイン
ブログの新規登録
goo blog
おすすめ
おすすめブログ
【コメント募集中】
スタッフの気になったニュース
@goo_blog
お客さまのご利用端末からの情報の外部送信について
ブックマーク
「九条の会」オフィシャル
九条の会中央の情報サイト
あいち九条の会
便利な総合・・リンク&資料集
護憲関係のネツトサイトを網羅
国会図書館の憲法制定関係資料
憲法基本資料
憲法改悪反対共同センター
憲法関係の総合情報サイト
マガジン9条
マスコミ九条の会
不戦へのネットワーク
goo
最初はgoo
川柳九条の会
半月城通信
関連することで、佐藤優の含蓄のある言い分を思い出しました。
「君が代・日の丸は国家のシンポルと思うが故に、法制化には反対! 何故なら、法律で決めたものは、法律で変えられるから」
世代によって大きく意味が違って
いるんじゃないでしょうか?
過っての愛国心の苦い経験から
羹の懲りて膾を・・
の喩えに似た反応が出てきます。
でも若い人には余り通用しないのでは?
素朴に「国を愛してなぜ?いけないの」
と問われて、どう答えるのか?
公と私のことと、どう関連付けて
話せるのか?
ここが、もやもやしていて悩ましい点です。
貴方の問題提起は、やはり僕には引っかかります。外国の各時代なんかにも当てはめて、ちょっと思考してみます。
ベトナム戦争後のアメリカは愛国心を語れない人が増えたと思う。ソ連建設時はいったん増えてからどんどん減っていき、ロシア復帰時はまた増えて今はまた減ったはず。また、こういう変転の間中、人気が無くなるときの為政者は常に「愛国心」を強調しただろうとも言える。
こういう事実に目を付ける時、僕はこう言いたいわけ。
こういう変転を経ない人が「国を愛してなぜ?いけないの」というのは先ず当たり前、と。ところで、僕が何故「こういう人の愛国心」に従う必要がある? こういう若い人がいると知って、必要な時には配慮するだけというだけのことでしょう。そんなに難しいことではない。
そしてまた、こうも言える。「しょっちゅう出る悪い為政者に一般的愛国心」がねじ曲げられていくことも多かったとね。ヒットラー、スターリン。
こういう変転事実が歴史の常という中で、あなたが提起していると思われる普遍的で、自然な愛国心のようなものが、存在するのかと僕は言いたいわけ。そういう「平時の愛国心」を敢えて力説するのはむしろ危険ではないかとも。要するに、こういう問題はつねにその諸側面を自覚しつつ語らないといけないのではないでしょうかとね。
こうして僕は「悪しき抽象化」の一種ではないかとさえ、言いたいんです。この「愛国」概念の実態は、本物も偽物もなく、ばらばらのはずと。
上で僕は、国を主として「国家」「為政者」「美化的歴史」などに限定して話したかと思います。せめて、最低「国」を、国土、国民、歴史、国家、為政者などと分けて論じて欲しいものですが、それでも難しい問題が生じてくると思いますが。ひっくるめて国という面がどうしても大きいですから。
自分の問題意識がだんだんにハッキリしてきます。
まず、感じたことは、こうした議論は
お隣の中国や韓国ではありえないか、
極めて問題になりにくいテーマだろうな、
ということです。
敗戦によって愛国心が、どのように
為政者に利用されたか、という苦い経験が
あってのことです。
影丸さんのコメントには、それがよく表れています。
しかし、私の問題意識は少しずれています。
そういう「平時の愛国心」を敢えて力説するのはむしろ危険ではないかとも。
この問題意識に近いと思います。
なぜ、キケンなのか?
それは今も昔を復活させたいという
懲りない安倍さんたちがいるからです。
しかし、力説することがキケンということは
半分、相手に負けていることになりそう。
問題は個々のケースではなく、
公教育の場に愛国心を持ち込むことが
憲法上、許されることなのか?
ということにあるようです。
国土、国民、歴史、国家、為政者などと分けて論じて欲しいものですが・・・という
コメントを借用していえば、
教育では、各項目について教えています。
それとは別に、愛国心を教えるのはいかがなものか?
というのが私の疑問です。
ダメなら、なぜダメなのか?
日本の過去の反省から、という主張は
あまり力になっていない。
ならなかった、というのがホントウじゃないでしょうか。
よくない、と言いたい。しかし、なにを根拠に
いえば、日本だけでなく、
中国にも一定の説得力のある考えがつくれるのか?
ということでしょうか?
先生の経験のある方は、この点について
どうお考えか?知りたいと思います。
憲法上、ゆるされることなのか?
という問題意識でもあります。
只今さんのコメントでした。
お二人とも申しわけありませんでした。
『力説することがキケンということは半分、相手に負けていることになりそう』
『公教育に愛国心を持ち込むことが憲法上、ゆるされることなのか? という問題意識でもあります』
韓国や中国は平時じゃないでしょう? 分裂国家二つがそれぞれ相対しあっている。いずれもかなりハリネズミだし、中国の方は民主主義、人権思想がかなり遅れており、全体主義的愛国心が必要そうな体制だ。
これらと日本とを同列に置いた愛国心を探しだし、力説しようというのを僕はキケンと語ったんです。悪しき抽象とも。極端に言うと以下。
ネアンデルタール人と現世人類とを同列に置いて人間とはを論じること。ここに、現代先進国にとっても大事な何かがあると語られているのでもあるよう。その「思いこみ」はどこから出るのでしょう。しかも、この抽象物、対象の本質があらかじめ与えられているわけではないのは自明でもあるのに。
よって後者の質問にも当然、僕はこう応えますね。ただ不必要と。
そして愛国心について僕が最も重要と思うことは、上に書いたようにこういうことです。
『そういう「平時の愛国心」を敢えて力説するのはむしろ危険ではないかとも。要するに、こういう問題はつねにその諸側面を自覚しつつ語らないといけないのではないでしょうかとね』
友達のような語り口で書いてしまいました。失礼。