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ハリルジャパン(95) アジア勢力地図激変  文科系

2017年05月11日 09時10分50秒 | スポーツ
 サッカーのアジア勢力地図が激変したようだ。昨夜終わったアジア(クラブ)チャンピオンズリーグ一次予選リーグ戦の勝ち残り8チームの国別がかってないような結果になっている。日本と中国が各3チーム、韓国とタイが各1という結果だった。韓国が1チームだけというのは近年記憶にないことだし、タイに至っては近年希有なことだろう。去年は総崩れだった日本クラブが三つ残ったのは、本当に頑張ったと思う。鹿島と浦和が1位通過、失点を抑えて引き分け続きから最後2ゲームで勝って見せた川崎の闘い方も見事だったと言いたい。失点をこれだけ抑えるようになった川崎は、一皮むけたのではないか。必要な時には得点も出来るようだし。

 僕はこの戦いは毎年観ることにしているが、非常な緊迫感に満ち溢れていた。小手先の技術では勝てず、最後まで身体を張らなければならない闘い続きなのである。ちなみに、この10年ほど、日本チームのこのリーグ戦結果は散々だったといって良い。

 昨日観た鹿島・ムアントン(タイ)戦を例に取れば、この相手が鹿島に対して一歩も引いていず、堂々たる闘いなのである。流石に、ほとんどの選手が、躍進著しいタイ国代表というチームだけのことはあると、感心し過ぎていたほどだ。特に、ボール奪取とその後の繋ぎに関しては、鹿島よりも上に見えた。違いはもはや、最も難しいゴール前だけだろう。
 鹿島2得点の一つはスルーパス抜けだし、今一つが右クロスへのヘッド合わせなのだが、この二つとも今売り出し中の鈴木優麿が遠藤康のパスに合わせたもの。「流石に『ここぞっ!』の鹿島」というその強さを見た思いで、2人とも凄い選手だと再認識した。特にこの鈴木だが、全てが揃ったスーパーな若手FWが現れたもの! 身体能力が凄く、日本勢得意のボール扱い技術は勿論、ダッシュ力、ジャンプ力、シュート力と、全てが揃った選手。間違いなく、すぐに代表エース候補に名乗りを上げるだろう。ちなみに、現代表の1トップ、大迫勇也選手と似たタイプに見えたものだが・・・。「柔」の大迫を「豪」の優麿が抜くようなら、次にはもはや、世界比較で中田ヒデクラスも夢ではない。ちなみにこの鈴木、ヒデが世界に打って出た時と同じ21歳。そんなFWに育たないかなーという、一番候補に挙げておきたい。なんせすぐ傍の隣りに金崎もいるのだから。優麿も、金崎の執念、闘争心はしっかりと見てきたようだ。サッカーとは格闘技であるという闘争心であって、原口や岡崎のこれも凄いと思ってきた。


 さてこのリーグ戦の今後は、非常に険しい。鹿島は優勝経験がある広州恒大と、浦和は韓国勢で唯一残った済州、川崎は上記ムアントンと当たる。ここでは、僕が優勝候補の一角と見ている上海上港と当たらないのは幸いだが、鹿島が特に大変だろう。ここで鹿島が勝てば優勝も望めるというほどに。

 この戦いの行き着く先の頂点は世界クラブカップ戦であって、去年末ここで鹿島が準優勝した。あれが日本勢に火を付けたのだと思う。鹿島は、南米チャンピオン、コロンビア・アトレティコ・ナシオナルを3対0で破ってこの闘いのアジア勢で初めて決勝戦にまで進み、欧州代表スペイン・レアル・マドリッドと90分2対2という好勝負を演じたのだった。これで味をしめた鹿島はもちろん、鹿島と好勝負を演じている浦和、風間監督時代とはまた変わった川崎の闘いも、この先楽しみこの上ない。なんせ、Jリーグにはないような「闘い」そのものが観られるのだから。
 スポーツはこうでなくっちゃあ。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-05-12 18:30:43
まあ、今、アジア勢って、前回W盃レベル。
コップの中の嵐とか、どんぐりの背比べとか、そんな言葉しか出てこないよ。
・・どこが、抜け出てくるんだろうね?
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