九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

中国・公安の予算は年8兆円      らくせき

2012年08月05日 18時54分21秒 | Weblog
中国公安について報道されることは余りありません。
朝鮮日報がこんな記事を載せていましたので、紹介します。

中国の公安は、普通の国の警察に比べ、任務、権限が広く、地位も高い。
犯罪捜査、治安維持、デモ鎮圧、反テロリズムなど一般的な任務のほか、
国家安全保障、体制の安全、出入国管理、最高指導部の警護なども行う。

中国公安の地位は、中央政府の公安相に副首相クラスが任命されること
からも分かる。検察や裁判所のけん制をほとんど受けないばかりか、むしろ
司法機関が公安機関の一部に分類される。

公安部傘下の正式な警察要員は約180万人だ。このほか、デモや騒動の鎮圧、
国境地帯の管理などを行う準軍事組織の武装警察が存在する。
武装警察の規模は全体で120万人とされる。武装警察は公安部だけでなく、
軍を掌握する中央軍事委員会の指揮を同時に受ける。正規の警察組織のほか、
治安補助要員も約400万人いるとされる。

公安部は地方の各省・直轄市、各級都市、県単位で隅々まで組織化されている。
地方の共産党委員会の書記も地元公安局長の任免を行う場合、中央政府の
公安部長の同意を得なければならない。

公安とは別に運営される安全保障組織として、国家安全部も存在する。
韓国の国家情報院と類似した組織だ。国家安全部は地方組織として、
省・市単位の国家安全庁、その傘下に国家安全局を置いている。
北朝鮮の人権問題に取り組む運動家、金永煥(キム・ヨンファン)さんを
拷問したのも遼寧省丹東市の国家安全局だ。
2007年に就任した耿恵昌・国家安全相の名前以外、組織の規模はベールに
包まれている。国家安全部を含むと、中国の公安部門の要員数は合計で
700万-800万人に達すると推定される。

中国の公共安全分野の予算は、今年は7017億6300万元(約8兆6100億円)で、
国防費の6702億7400万元(約8兆2200億円)を上回っている。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピックに見られるグローバリゼーション     あんころもち

2012年08月05日 15時28分08秒 | Weblog
 何げなしにTVをつけたらオリンピックの卓球の試合をしていました。日本の選手が中国の選手と試合をしています。しかし、中国選手のユニフォームが変なのです。ゼッケンにはGER(ドイツ)とあります。その他にCAN(カナダ)のゼッケンを付けた「中国人」も見ました。
 シンガポールなど中国の近隣諸国へそうした中国からの「帰化選手」が行っていることは知っていましたが、今や欧米にまで蔓延しているのですね。

 それで興味を持って調べてみたら、以下のような「産経」の記事がヒットしました。

  ==========================================

ロンドン五輪 帰化選手対策、手探り 卓球・石川は全試合「中国選手」と対戦
(産経新聞)2012/8/3 7:55

■3大会全て別の国から出場

 ロンドン五輪でも生まれ育った祖国を離れ、国籍を変更して出場する選手は多い。石川佳純(19)が惜しくもメダルを逃した卓球では、ずらりと元「中国人」が顔をそろえた。陸上界でも「より良い環境」を求めて国籍を変更する選手が後を絶たず、各国際競技連盟も対策に頭を悩ませている。

 卓球女子シングルス3位決定戦で、石川を破ったフェン・ティアンウェイ(シンガポール)は、卓球王国・中国からの帰化選手だ。そればかりでない。石川が準々決勝までに戦った3人も、中国からの国籍変更組で、石川は全5試合を「中国選手」と対戦したことになる

 最新の世界ランクでは上位4人を中国勢が占め、前回北京五輪でも、中国が男女シングルスでメダルを独占した。国際卓球連盟が今大会から各国・地域の出場枠を1人減らして2人にしたのは、メダルが中国に偏ることで人気低迷につながるのを懸念したためだ。それでも出場機会を求めて海を渡る選手は少なくない。

 女子三段跳び英国代表で39歳のヤミレ・アルダマは、2000年シドニー五輪は祖国キューバ代表、04年アテネ五輪にはスーダン代表として出場した。開催国の英国では選手団542人のうち、1割強が帰化選手という。(以下略)

 ==========================================

 この「産経」の記事にはかすかに「嫌中」の匂いもするので要注意ですが、帰化選手といおうか輸出選手といおうか、その多さにはなんとなくしらけるのは事実ですね。
 別項で、文科系さんが指摘していらっしゃる、メダルを取るために「負ける」あるいは「勝たない」というスポーツのありように反するようなレベルでの配慮もそうですが、いずれにしても、なんだかなぁという思いですね。

 もっともこれは「外国」の話ではなく、日本ではすでに長い歴史のあることで、国体がほとんど開催都道府県の優勝で終わる伝統はもう半世紀以上前からです。
 また、高校野球が今なお都道府県別の対抗であると思っている人はよほどナイーヴな人ですね。

 日本の男子柔道に金がないことを嘆いているむきも多いようですが、それだけこの競技が国際化したということでいいことだと思います。それでもなおかつ、金にこだわるのでしたら、諸外国の素質の有りそうな選手を輸入したらどうでしょう。
 国技といわれる大相撲がいまや「帰化選手」なくして語れないのですから。

 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐々木監督も「スポーツ精神」に反したということ  文科系

2012年08月05日 01時58分25秒 | スポーツ
 8月1日に、日本女子サッカーの南ア戦について、ある所にこんな文章を書いた。

【 情けない佐々木監督  ニックネーム:文科系 投稿日:2012/8/1 21:53:53
 南ア戦の佐々木監督、僕にとっては案の定、「引き分け狙い」を咎められて、謝罪したらしい。それもゲーム後に主として外国メディアの質問に答えてのこと。どうせ言葉だけの自己批判で、今なお確信犯に違いないのである。この問題は、サッカーと言うよりもスポーツ全般の世界で二つの価値観がある所から出てきたものと僕には思われる。一語で表現するならば、単なるゲームかスポーツ精神というものがあるのかということだろう。「勝つために犯則以外は何でも許されるのがゲーム。反則でさえ上手く使えばよい」と捉えるのか「ゲームという以上に、スポーツ精神というものがある」と捉えるのか。この後者は、日本人には全く理解しにくい感じ方と思われる。佐々木監督の何が咎められたのか。
 先ず、相手の南アをリスペクトしなかったことになる。観客をも欺いたことになる。その内容はいずれも、スポーツとか自分のプレーとかに全力を注がす、最終的勝ち負けだけが大事だと振る舞ったということだ。これがスポーツマンシップに外れるということなのだが、こんな論議は日本人には全く苦手な世界だと思う。今の日本人は自国精神以外の精神的問題がとんと苦手であって、便宜主義の民族だと僕は観てきた。イングランドの英雄・ゲーリー・リネカーが一生イエローをもらったことがないということなどが全く理解できない民族ということだ。
 佐々木監督の態度は、僕には恥ずかしい。特に、心底は悪いと思っていなくって、口だけで謝っているかのスタイルが、さらに恥ずかしい。】

 そうしたらこれを書いたすぐ後に女子バドミントン・ダブルスが同じ問題で失格を出して、大騒ぎである。失格になったのは韓国2チームと中国1つなどの4チームで、全てアジア勢だ。これで言えば、佐々木監督がゲーム前に川澄選手に出したこんな指示などは、失格問題と言っても良い事になる。「引き分け狙いでよいから、あなたの得意な『中への切り込み得点』なんかは控えて欲しい」。さてこのことで、4日の中日新聞夕刊1面のコラム「夕歩道」にこんな記事があった。バドミントン4組8人の行動を「明らかな茶番だ」と切り捨てた上で、こう述べている。
『「なでしこ」の引き分け狙いも、その本質は同じなのかもしれない。いくら薄めても、やましさは隠せないかも知れない』
 佐々木監督も責められるべきなのだ。特に、ご本人自身がそのことを自覚して欲しい。

 便宜主義的な「ゲーム主義」は、止めたが良いと思う。メダルメダルと大騒ぎしすぎるのも、国家主義的な臭いとともに、スポーツ精神忘却を助長しているとも。失格になった国全部に、だから日本にも国家主義的な臭いが共通していると思うのだが、どうだろうか。重量挙げなどに金メタルが多い北朝鮮選手が「首領様が喜ぶ顔が見たいと思って頑張ってきました」と叫ぶのと、「国民を喜ばせてくれた」と叫ぶ日本マスコミとは、原則的には同じ体質と言えないこともない。近代スポーツの勝利はあくまでも個人の名誉という考え方なのであるから。
 また、中国にしても韓国にしても上下関係に厳しく、監督の指示であーなったのは明らかなのだから、選手がネットなどで責められているのは特に可哀想だと思ったものだ。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする