田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

万両あれこれ

2024年01月31日 | 花さんぽ・花めぐり

なぜか「マンリョウ(万両)」(Ardisia crenata)の実が未だにたくさん残っています。

美味しくないのか? 葉の下に幹を囲むように果実は付ため食べにくいのか? 春まで残るそうです。

フルハウスでも鳥がタネを運んできたのか、自生株なのか、栽培株なのか、たくさん生えています。

和名は江戸時代に葉などに変化がみられるものが珍重され、高値で売買されたことによるそうです。

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木 半日陰の常緑樹林内に自生します。

関東以西~琉球、朝鮮半島、中国~インドに分布

樹高:30~100㎝ほどで茎は直立する。葉は互生し、濃緑色で葉縁が波状の鋸歯がある。

花期:7月 花は白色で5裂し、下向きに咲く。

マンリョウ’ベニクジャク(万両’紅孔雀’) 赤紫の葉をもった万両で葉の観賞が主な品種

フイリマンリョウ’フクツツミアカミ’(斑入り万両’福包赤実’)

オオミノマンリョウ(大実万両)

オオミマンリョウ(大実万両)寿(赤実白実2本植え)

シロミノマンリョウ(白実万両)A. c. f. leucocarpa)黄色がかったクリーム色

シロミノマンリョウ’フイリ’(白実万両’斑入り’) 葉の縁に白い斑が入る

キミノマンリョウ(黄実万両)A. c. f. xanthocarpa)

マンリョウ(万両)’ボスプレミアム・レッドベリーズ’

オランダで育種された矮性の大変実付きがよい万両で、実持ちも良く葉色も美しい品種です。

 


雪中四友

2024年01月30日 | 花さんぽ・花めぐり

今は、二十四節気で一年で最も寒い季節「大寒(1月20日~2月3日)」

強い寒気が、列島を覆い、警報級の大雪で、降り積もった雪や、路面の凍結による交通障害が各地で起きています。

能登半島地震で被災された方には一日も早い日常が戻りますお祈りしております。

 

中国では古来より文人画に好んで描かれた早春に咲く四つの花を「雪中四友(せっちゅうしゆう)」といい、

梅(うめ)、蝋梅(ろうばい)、水仙(すいせん)、山茶花(さざんか)を指す言葉だそうです。

'240112 フルハウスの梅が咲き出し、今頃は満開?だと思います。

ウメ(梅)」 (Prunus mume) 中国西南部原産で弥生時代に日本に渡来。

バラ科サクラ属の落葉高木。花期:1月~3月

'050130 「ロウバイ(蝋梅)」 (Chimonanthus praecox)中国原産

ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木 花期:12月中旬~2月  

花色は外側が淡黄色で内側が暗紫色をしている。

'230113「ニホンスイセン(日本水仙)」(Narcissus tazetta)別名:スイセン

  ヒガンバナ科スイセン属の多年草  花期:12月~4月

地中海沿岸原産で古い時代に中国を経て日本に渡来。

サザンカ’シチフクジン’(山茶花’七福神’)」(Camellia sasanqua ‘Shichifukujin’)

ツバキ科ツバキ属の常緑小高木 花期:10月~12月(~3月) 中国名は「茶梅」

八重の牡丹咲き、花の大きさ約7.5cm 原種は花色が白の一重。

 


朝鮮槇

2024年01月29日 | 花さんぽ・花めぐり

経産省によると、日本の2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%。

その内訳は、クレカが27.7%、デビットカードが0.92%、電子マネーが2.0%、コード決済が1.8%。

日本はキャッシュレス決済後進国ですが、インフラ整備の面では、他国に比べて遜色がないそうです。

我が家はクレカの利用が圧倒的に多く、次に現金、電子マネー(PayPaynanaco、Suica)の順です。

スマホを利用したPayPayなどの電子決済には不安があります。

スマホが壊れたり、システムの故障などの不具合、使いすぎたり、個人情報の流失などセキュリティ面の不安もあります。

チョウセンマキ(朝鮮槇)」(Cephalotaxus harringtonia f. fastigiata)

イヌガヤ(犬榧)の日本産園芸品種で、古くは朝鮮のものと思われていて、葉がマキに似ていることが名の由来。

別名:チョウセンガヤ(朝鮮榧) 

イチイ科イヌガヤ属の常緑低木  樹高:1~3m

イヌガヤの葉は2列に並んでつくが、本種の葉は螺旋状につき、樹形も株立ちのようになっている。

葉先は尖るが、イヌガヤ同様、質は柔らかく、触れても痛くない。なお、カヤは葉先が鋭く尖って痛い。

本種は所謂「先祖返り」が見られ、イヌガヤと同じ2列に並んで葉をつける。

※写真は全て「埼玉県花と緑の振興センター」のものです。

なお、こちらが「イヌガヤ(犬榧)

 


人生花づくし②

2024年01月28日 | 花さんぽ・花めぐり

人生花づくし」の続きです。

⑫失意の胸は   なでしこで(撫子で) 「カワラナデシコ(河原撫子)

⑬世は移ろいで  あじさいの(紫陽花の) 「ガクアジサイ(額紫陽花)

⑭翳り背負いて  ゆうすげで(夕菅で) 「ユウスゲ(夕菅)

⑮月日は早く   たちばなで(橘で) 「タチバナ(橘)」ミカン科:属

⑯年もつもれば  こけのはな(苔の花) 「ハイゴケ(這い苔)

(※コケの花と呼んでいるのは胞子をつくる、コケのからだの一部分「胞子体(ほうしたい)」のこと)

⑰恍惚きざせば  ぼけのはな(木瓜の花) 「ボケ(木瓜)

⑱露よりもろき  あさがおで(朝顔で) 「アサガオ(朝顔)

⑲行者の照明   つげのはな(柘植の花) 「ツゲ(柘植、黄楊)」別名:ホンツゲ

これは意味が解りません。

⑳散り際さやか  さくらばな(桜花)「サクラ’ベニバナ’(桜’紅華’)

㉑先は浄土の   はすのはな(蓮の花)「オオガハス(大賀蓮)


人生花づくし①

2024年01月27日 | 花さんぽ・花めぐり

先月、約4年ぶりに電車に乗り、忘年会に行ってきました。

会場の「はなの舞」のトイレに「人生花づくし」という人生訓のパネルがありました。

意味の解らないものもありましたが、なかなか含蓄に富んだ言葉でした。

実際の花をあてはめてみました。数が多いので2回に分けて投稿します。

①親の教えは   きくのはな(菊の花) 「ポットマム’ロサーノ・シャルロッテ’

②悪に染まれば  くずのはな(葛の花) 「クズ(葛)

③人の悪くち   くちなしで(梔子で) 「ヤエクチナシ(八重梔子)

④愚痴とまやかし なしのはな(梨の花)「ナシ(梨)

⑤頭は垂れて   ふじのはな(藤の花)「フジ(藤)

⑥笑顔あかるく  ひまわりで(向日葵で) 'ハイブリッド・サンフラワー'

⑦愛をはぐくむ  ばらのはな(薔薇の花) ’アシュラム’

⑧心清らか    しらゆりで(白百合で) 「ヤマユリ(山百合)

⑨香りも高き   うめのはな(梅の花) 「ウメ・種名不詳(梅)

⑩迷いの綱は   きりしまで(桐?しまで) 「キリ(桐)

⑪罪と障りは   けしのはな(芥子の花) 「アイスランドポピー