田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:ブルベリー

2024年03月31日 | 花さんぽ・花めぐり

ブルーベリーは良質な味を持つ高栄養な果物で甘さやサイズによって、ローブッシュラビットアイ、ハイブッシュの三つの系統にわけられ、これらの系統内、間での交配により多くの品種が生まれました。

このうちローブッシュは主に加工用に用いられる野生種で、栽培用ブルーベリーは、ラビットアイハイブッシュです。

ラビットアイ系はアメリカ南部(ジョージア州やフロリダ州)の大きな川沿いや湿原にかけて分布している野生種の改良種。

ハイブッシュ系はアメリカ北東部の諸州に広く分布している野生種の改良種で、粒が大きく、果皮も柔らかい。

ハイブッシュ系は、さらにノーザン(北部)ハイブッシュサザン(南部)ハイブッシュ系に分けられます。

ツツジ科スノキ属の落葉低木 花期:4~5月で、2週間ほど開花時期が続きます。

果実の収穫時期:ハイブッシュ系は6月~7月中旬、ラビットアイ系が7月中旬~8月下旬。

 

ラビットアイブルーベリー

’ティフブルー’

’ブライトウェル’

’ホームベル’

 

【ノーザンハイブッシュブルーベリー】

’チャンドラー’

’コリンズ’

 

【サザンハイブッシュブルーベリー】

’サンシャイン・ブルー’

’レノア’

’サミット’

’パシフィックブルー’

 


春の花:雲南桜草

2024年03月30日 | 花さんぽ・花めぐり

ラテン語で「最初の」という意味を持つプリムラ「ウンナンサクラソウ(雲南桜草)」(Primula filchneraeプリムラ・フィルクネラエ

サクラソウ科サクラソウ属の常緑多年草(耐寒性は強いが、高温多湿に弱いため一年草扱い) 中国原産

草丈:20~40㎝。花期:2~4月 花径2~3cmで淡いピンク色。

花は茎の先につき、放射状に360度、隙間なく花がつくので、見ごたえがある。

葉や茎には柔らかい毛が生えており、葉の先端が羽状に切れ込みがある。

 


春の花:姫榊

2024年03月28日 | 花さんぽ・花めぐり

可愛らしい壺型の花を下向きにつけている「ヒサカキ(姫榊)」(Eurya japonica  subsp. japonica

フルハウスにも大きな木が何本か生えていますが、なぜか次々に枯れてしまいます。

名前は「姫さかき」が転訛しヒサカキとなったとの説が一般的ですが、サカキにあらずで非サカキとの説も。

サカキが分布しない関東以東では、この種がサカキの代用として神事に使う。

サカキ科ヒサカキ属の常緑小高木。 日本、朝鮮南部、中国、台湾に分布

雌雄異株。樹高:4~8m

花期:3~4月。クリーム色の五花弁。花数は多いものの下向きで目立たない。

この花特有の強烈な匂いは、遠くからでもその存在を知ることができるほど。

葉は互生し、長さ3~8㎝の楕円形でやや厚く、艶がある。縁には鈍い鋸歯がある。

果実は直径4~5mmの球形で、10~12月に黒紫色に熟す。

’シロフクリン(白覆輪)’(’Shirofukurin’)

’イエローモトルド’  ('Yellowmottled')

ムニンヒサカキ(無人姫榊)」(Eurya boninensis

父島、母島のある小笠原諸島にだけ分布する固有種

因みに、「サカキ(榊)↑」(別名:ホンサカキ)は、関東以西から沖縄にかけて分布。

葉がやや大型で、鋸歯がないことで本種と容易に区別できます。サカキは花期も6~7月で本種と異なる。


フッチンシア・アルピナ

2024年03月27日 | 花さんぽ・花めぐり

スイートアリッサムに似た「フッチンシア・アルピナ」(Hutchlcia alpina)(アルプスのお花畑)

フチンシア・アルピナとも呼びます。アルプス山脈・ピレネー山脈原産

アブラナ科フチンシア属の耐寒性常緑多年草(一年草扱い)

草丈:10~15㎝ほど。艶のある緑葉は羽状複葉で深い切れ込みがある。

横に広がりながらドーム状にこんもりとした株姿になる。

花期:1~6月 白い四弁花を十字対生につける。

 

スイートアリッサム(Sweet Alyssum)」↑(Lobularia maritima

アブラナ科ニワナズナ属の多年草(一年草扱い) 花期:9月下旬~5月