田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:チリアヤメ

2022年05月31日 | 花さんぽ・花めぐり

土日でフルハウスに行って来ました。

両日共、あまりの暑さで汗びっしょりでくたくたです。

日曜日には、S君夫妻が来られ、梅・山椒の実の収穫と、サツマイモの植付けをしました。

ところがなんとサツマイモ(紅あずま)の苗が例年の2倍もしました。(50本で1600円)

このところ色々なものが高騰し、年金生活者には痛手です。

苗はどうして高くなったのでしょうか?

日中の暑いさなかに植え付けたので活着するか心配です。

和名「チリアヤメ」は、草丈10cmくらいの小さな花ですが、目を引く存在感のある美しい花です。  

学名:Herbertia lahueH. amoena

つくば植物園では、学名のカタカナ読みを「ヘルベルティア・ラフエ」としているが、一般的にはハーベルティアなどとも呼びます。

また、学名のシノニム(同物異名)は、Alophia amoena(アロフィア・アモエナ)です。

アヤメ科チリアヤメ属(ヘルベルティア属又はアロフィア属)の落葉性の多年草(球根)

アメリカ南部、ブラジル、チリ、アルゼンチン原産

花期:4月~5月中旬 花径は3cmほどで薄青紫の3弁花です。

花後にケシのような実(写真右)をつけ、条件次第ですがこぼれ種でも繁殖します。

花は一日花ですが、次々に咲きます。

昼過ぎに見たらもう花弁が縮みはじめていました。

 


春の花:ワトソニア・マルギナタ

2022年05月30日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、法事で帰省する際、マイカーの走行距離が77,777kmになりました。

なんとなく縁起がよさそうなのでスマホで写真を撮りました。

今の車は、首都高で大型トラックにおかまを掘られて全損となり、買い替えものです。

BOSOのフルハウスに行くと、往復160km超になるので、結構走行距離が伸びます。

高齢者の事故が多くなっているので、運転には注意していますが、年齢と共に注意力が落ちているような気がします。

’210525「ワトソニア・マルギナタ」(Watsonia marginata

アヤメ科ワトソニア属の多年草 南アフリカ原産

’220526 花期:5~6月。

分枝した茎上にやや下向きの籐桃色の花を穂状に30輪ほどつける。

 

草丈1.5mどどになり、葉は青緑色で幅広い。

'201215 根出葉は長さ60~70cmで、葉縁が肥大して褐色になる。


小田原フラワーガーデン:薔薇

2022年05月29日 | 花さんぽ・花めぐり

22日、「小田原フラワーガーデン(植物公園:4.2ha)」の’春のローズフェスタ’(5/14~6/5)に行ってきました。

この日は日曜日で天気も良く、バラが見頃だったため、周辺は往路・復路共も渋滞でした。

同園は駐車場・入園料ともに無料なので、尚のことシーズンの休日は混むようです。

バラ園では150品種350 本のバラが咲き誇ります。

写真枚数が多いので適当にスクロールしてご覧ください。

’シャルル・ドゥ ゴール’

’アンナ(杏奈)’

カフェラテ’

’きらり’

’クイーンマザー’

’コンチェルティーノ’

’ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ’

’センチメンタル’

’ダイアナ・プリンセス オブ ウェールズ’

’チャールストン’

’デスティニィ’

’ニコール’

’ハーモニー’

’ピンク・パンサー’

’フランクリースカーレット’

’プリンセス・アイコ’ 

’プリンセス・バビロン’

’ブルー・ライト’

’ミラマーレ’

’マツリ(祭り)’

つるバラ’アンジェラ’

’ローゼンドルフ・シュパリースホップ’

正面の「トロピカルドーム温室」は、有料(200円)です。なお、65歳以上無料

ヒスイカズラをはじめ約300種の熱帯・亜熱帯花木、果樹を見ることができます。


富士花鳥園➁:フクシア

2022年05月28日 | 花さんぽ・花めぐり

①の続きです。

フクシア」(Fuchsia)アカバナ科フクシア属の常緑低木。 

メキシコからアルゼンチンにかけてと、ニュージーランド、タヒチに分布

古代インカで「女王の耳飾り」と呼ばれたアンデスの名花です。


同園では、アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダなどから最新のフクシア約300品種を取り揃え、内200品種を展示しているそうです。


花期:4月~7月中旬、10月中旬~11月。

温度さえあれば年中開花し茎頂に総状花序につきます。

鮮やかな色合いのものから優しい色合いのものまで、多種多様です。

花形は一重咲きと八重咲き。

花径1cmにも満たない小輪から8cmを超える大輪まであり、フォルムも特徴的。

これだけ咲いていると見事ですね

フルゲンス(F.fulgens)

野生種のトリフィラをもとに交雑された品種の花は、萼の筒状部が長く、中から花弁がわずかにのぞく朱赤色で一重の花が特徴。

 


富士花鳥園①:九輪草

2022年05月27日 | 日本っていいなぁ(花とみどりと遊びのスポット)

20日、富士山の西麓にある「富士花鳥園」(静岡県富士宮市)に行って来ました。

「バードショー」(13:30~)直前に到着。

同園は花の中でタカやフクロウ、ミミズクをはじめ様々な鳥たちとふれあえる全天候型テーマパークです。

大温室では球根ベゴニア(約1200株)や世界のフクシア(展示:約200品種)など、満開の花を一年中楽しめます。

屋外では「クリンソウ(九輪草)」(Primula japonica)が見頃を迎えていました。

約5万株もあるそうなので一面満開になるとそれはそれは壮観なことでしょう。

標高が高いため、開花時期(5月上旬~6月下旬)も若干遅めで、見頃のピークは6月上旬のようです。

「クリンソウ」はサクラソウ科サクラソウ属の多年草


日本産のサクラソウでは最も大きく、勢いが良いと花茎は50cmを超えます。

茎の先端に花径2cmほどの赤、白、黄、ピンクなどの花が輪になって咲きます。

花の咲く様子が花茎を中心に円状に咲き、数段に重なる様が五重塔など仏閣の屋根にある装飾の「九輪」に似ていることから名付けられたと言われ、漢字で表記すると「九輪草」と書きます。


同園では、最初はたったの7株からスタートし、そこからだんだんと増えて行き現在では約5万株までになったそうです。

これほどまで群生しているところは富士・富士宮近辺にはないとのこと。

花色のバリエーションも豊富でピンクや紫、白や黄色など7~8種類ほど。