田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

冬の花:ラケナリア・ヴィリディフローラ

2020年12月31日 | 花さんぽ・花めぐり

コロナ禍のため、いつもと違う大晦日のお宅が多いと思います。

家に籠っているせいか、年の瀬の慌ただしさをあまり感じません。

今日は、最高気温6℃の予報。超寒い!。

娘も嫁ぎ、夫婦して完全退職してからの我が家は普段と殆ど変わりません。

今年は、友人との唯一の忘年会もありません。

大晦日はつまらないTV番組が多いので、年越し蕎麦(例の手打ち蕎麦と大和芋)を食べて、早目に寝ます。

来年はコロナ禍の脅威に怯えることなく過ごせることを祈ります。

翡翠色の花はかなり珍しく、「ヒスイカズラ(翡翠葛)」(写真:最下段)が良く知られています。

今回は初見の「ラケナリア・ヴィリディフローラ」(ビリディフローラ)(キジカクシ科ラケナリア属)

ラケナリア属は南アフリカに約100種ほど分布し、花色・草姿など多様です。

半耐寒性落葉性多年草(球根) 花期:11~1月、翡翠色が美しい花です。

草丈:20cmほど。葉は2枚出て、斑点があるものとないものがある。

ヒスイカズラ(翡翠葛)」 花色はこちらの方が綺麗です。

ヒスイカズラの詳細は’200403の「春の花:翡翠葛」をご覧ください。

 

今年も私の拙いブログをご覧いただきありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いします。

皆様、良い年をお迎えください。


秋~冬の花:グロキシニア・シルヴァティカ

2020年12月30日 | 花さんぽ・花めぐり

「看護師の退職が止まらない」とのニュース。

感染の危険と隣り合わせの過酷な労働環境下で、十分な待遇もなく、周囲から差別されたことなどが背景にあるとのこと。

一度でも入院したことがある人はわかると思いますが、看護師の仕事はそれはそれは大変。頭が下がります。

看護師の心身の疲労もピークを迎えている。看護師にも家族がいるし、旅行にも行きたいだろう。

一方、範を示さなければならないリーダー達が多数で忘年会をしたりしている。反省の色がない先生もいる。

繁華街の人出もあまり減っていない。一旦、緩んだ気は元に戻らないようだ。

 

日本で花が少なくなる冬に、目立つ赤橙色の花を咲かせる「グロキシニア・シルヴァティカ」(Seemannia sylvatica

イワタバコ科グロキシニア属の非耐寒性常緑多年草(球根) ペルー、ボリビア原産

かつてシーマニア属に分類されていたことから、今でも一般的には通称「シーマニア」で流通。こちらの方が覚えやすい。

外側が濃い赤橙色で、内側は黄色で小さな斑点がある筒状花を横向きに咲かせる。

花冠の先端は浅く5裂し、反り返る。

草丈20~40㎝ほど。細い匍匐茎が旺盛に伸びて株立ちになり、よく茂ります。

園芸店でよく見かける通称「グロキシニア」もかつてグロキシニア属に分類されていました。

今は「シンニンギア属(オオイワギリソウ属)」ですが、今でもグロキシニアの名で流通。

こちらも正式には学名をローマ字読みした「シンニンギア・スペシオサ」です。

和名は「オオイワギリソウ(大岩桐草)


冬~春の花:蛇の目エリカ

2020年12月29日 | 花さんぽ・花めぐり

東北に単身赴任している友が年末年始休暇で帰宅し、一昨々日、蕎麦打ち会で打ったそばを持ってきてくれた。

突然の来訪でびっくりしたが、いつもどおり元気であった。

そばは例の「大和芋」といっしょに大晦日にいただくことにしよう。

一昨日の日曜日にもかみさんの実家で、高齢の義父が準備してくれた蕎麦をいただいた。

感謝!感謝!

ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)」(Erica melanthera

日本ではツツジ科エリカ属(600以上の種類)の中で一番普及している。

南アフリカケープ地方原産の高さ2m~3mになる常緑低木。

大正時代の1920年ごろ、エリカとしては最も古く導入された種類。

和名の「蛇の目エリカ」は、花の真ん中の黒い葯が目玉(蛇の目)のように見えることに由来。

花期は12月~4月。花色:桃~薄紫色。花径:4mmほど

初冬に鐘形をした桃色の丸みのある筒状の小花を株全体にびっしり咲かせる。


冬~春の花:蔓蛸の木

2020年12月28日 | 花さんぽ・花めぐり

先般、ご案内のとおり、ワクチン接種順位が、(1)医療従事者 (2)高齢者 (3)基礎疾患ある人 と厚労省審議会で了承された。

医療従事者等への接種は早ければ2月から、65歳以上の高齢者は3月末から始まるとのこと。

ワクチン接種のタイミングについて、Webでアンケートが行われています。

すぐに打ちたい」が15%、「様子をみてから打ちたい」と「当面打つ気はない」は同率で42%

国産では塩野義製薬が1年先の来年末までに、3千万人分以上のワクチンを生産するとのこと。

アナフィラキシーショックなどの副反応が心配です。

高齢者且つ基礎疾患を持つ身としては、「すぐ打ちたいが、安全・安心が確認できるまで、様子をみてから打ちたい」ような。

さて、どうしたものか?

 

’070415 今日は、「ツルタコノキ(蔓蛸の木)」。フィリピン原産のつる性常緑多年草。

学名から「フレイキネティア・ムルティフロラ」(Freycinetia multiflora)とも。

先般、UPした「タコノキ」「アダン」などのタコノキ属とは別属(ツルアダン属)の植物。

’201215 オレンジ色の目立つ部分は花弁ではなく苞、その中から肉穂花序が顔を出す。

花期:冬~春。花弁や萼片は退化して有りません。

’201226 赤い苞と細長くつやのある緑色の葉とのコントラストが美しい。

葉は長さ30cm、濃緑色で光沢がある。

’200929 他の植物に絡まりながら伸びるつる性植物で、草丈は150cmほど。

’070415 鮮やかな薄紅色で、綺麗に3枚ずつ広がり、まるで花弁のような葉が変化した苞

花粉を運んでくれる鳥を呼び寄せるため、「派手な目印」が必要になり花弁の代わりに進化したそうです。


古民家レストラン:御料鶴

2020年12月27日 | お気に入りのお店(BOSO以外)

先日、BOSOのフルハウスに向かう途中、大きく迂回してランチに。(11:30で予約)

古民家をリノベーションし、今年3月にオープンした「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)

成田空港から車で約15分の長閑な田園風景の中にあります。

御料鶴」はJALグループ会社「JAL Agriport㈱」が運営する農家レストラン。

オープン直後にコロナウィルスの影響で1カ月半休業を余儀なくされたそうです。

自社畑で栽培した新鮮な果樹のほか、成田市周辺9市町の農産品や伝統料理を中心としたメニューです。

私達は、地産地消をもっとも味わえる看板メニュー「御料鶴小鉢御膳」を注文↑。

国際線エコノミーの機内食を再現したメニューや、門外不出で知られるJALの国際線ラウンジでご提供されている「JAL特製オリジナルビーフカレー」も人気のようです。

室内は空港ラウンジを手掛けたデザイナーが監修して改装したという、とてもお洒落な空間で、ゆったり落ち着けます。

料理にはJALのビジネスクラスで利用した食器も使われ、店内にはところどころに飛行機の模型などが飾られています。

この日はJALの現役CAさんに出迎え・見送りをして頂きました。やはり物腰が違い、丁寧な接客でした。

JAL Agriportは、グループ会社なので例の出向ではないようですが?

芝生エリアでは、セッティング済みのBBQ用品一式と食材がセットになったデイキャンプが楽しめます。

庭にいると今は便数が少ないですが、旅客機の離発着のエンジン音がかなり聞こえます。

2月にオープンした隣接する直営農場「STRAWBERRY PORT ICHIGONOMI」では、野菜や果樹を栽培。なんと面積4.5haもあるとか。

イチゴ、ブルーベリー、ブドウなどのフルーツ狩りができ、農泊も準備中とのこと。

なお、「御料鶴」の席のWeb予約は11:30、13:00、15:00の3部制。昼は混雑し、連日ほぼ満席になるそうなので予約は必須。

 

この日、「大和芋」を買うため、ランチの前に多古町の「道の駅多古 あじさい館」に立ち寄りました。

多古町と言えば「多古米」が有名ですが、「大和芋」も全国でも有数の生産量とのこと。

関東では、’イチョウ型’や’ばち型’、’棒型’の形状のやまといもが出回ってるそうです

こちらは’棒型’のもので、棒型の方がすり下しが容易です。

どれも品種は同じでねばりや風味も同じ物とのことです。どうしたら形が変わるのでしょう?

大晦日の年越し蕎麦はネバネバ「とろろそば」にします。