田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

芋掘り隊、参上①

2018年09月30日 | 昭和の杜で田舎暮らし
28日(土)は、5月に植えつけた「紅あづま」の収穫祭。芋掘りたい!9人が集結します。
前日(27日)は私を含め4人がBOSOの我が家に宿泊し、剪定作業などを手伝ってくれました。

先ずは、Y.Kさんが翌日の収穫祭に向けて、芋の弦を切り、黒マルチを一人で取り除いてくれました。Y.Kさんの作業スピードには感心します。

8月25日に試し掘りをしましたが、今日も2株ほど掘ってみました。まあまの出来かな?

after①私とM.Oさんで集積してあった竹や木の枝を草刈が終わった所に一旦移し、

after②伸び放題だった元の場所の草を刈り取り、綺麗に片づけました。すっきり!

その後、昨年の3月の強風で折れた「スダジイ」の太い枝の撤去開始。変遷を簡単に紹介します。

before①竹藪の入口方向から(H29.3.11撮影)まだ、葉っぱが付いている。

before②反対側から見た様子。あーちゃんの後姿が写っているので如何に大きな枝か判ると思います。(H29.3.11撮影)

before③折れた部分。(H29.3.11撮影)枝と言うよりも幹。

before④途中まで細い枝を剪定しました。(H29.10.27撮影)

before⑤「電動ノコ」で枝払いを完了し、「電動チェンソー」で太い枝を切り始めたましたが、途中で「電動チェンソー」が故障し、自力での伐採を中断。(H30.3.24撮影)

今回は奮発して「エンジン式チェンソー」も購入。先ずは切断しやすいように枝を倒すところから始めましたが、中々倒れません。
ロープで引っ張ったり、手ノコで要所を切ったりしてどうにか倒すことが出来ました。

「エンジン式チェンソー」の新品を使えるようにセッティングし、倒した太枝をどんどん切るM.Oさん。あと僅か。

after①2人(Y.Kさん、M.Oさん)の強力な助っ人に助けられました。ありがとう。

最後に一番太い枝(幹)の部分を切断し、一緒に倒れた竹を切る。

after②切断した枝を日の当たる場所に集積。この頃、もう一人の助っ人C.Tさんが到着。C.Tさんは、朝から近くに来ていて用事を済ませてから我が家に来てくれました。

BBQ会場の木の剪定、草刈、落ち葉清掃。
C.TさんとM.Oさんで晩ごはんと翌日の朝食の食材を買出しに。残ったY.Kさんと私は作業を継続。

何とか曇天で雨が降らずによかった。大変、お疲れさまでした。乾杯! 
※続きは「芋掘り隊、参上②」で。









名月や・・・。

2018年09月25日 | 日々のあれこれ
昨夜は「十五夜(中秋の名月)」で、空を見上げると月が綺麗に見えました。
しかし、若干欠けていて満月ではありません。

満月は今日25日。「中秋の名月」と「満月」は1日前後ずれていることのほうが多いとのこと。
難しことはよく判りませんが、厳密に言うと十五夜=満月ではないとのこと。
旧暦では、7月~9月が秋。秋の真ん中は8月15日(現在の新暦9月15日)なります。
新暦は旧暦と1~2か月のずれがあるため、「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」を十五夜としているそうです。
十五夜は今年が昨日、満月が今日、来年は9月13日(金)、満月は9月14日(土)になるとか。
月の満月になる周期に14日〜16日と振れ幅があるためとのこと。
今日は一日雨の予報なので昨日見れてラッキーでした。

本来はじっくりとお月見を楽しむのが基本のようですが、蚊に刺されるので写真を2枚とっておしまいです。
BOSOの我が家からは天気が良ければ満天の星空が見れます。来年はBOSOで中秋の名月を迎えたいものです。

かごのき(鹿子の木)

2018年09月24日 | 杜の木々(フルハウス)
竹藪に樹名が判らなかった木があります。

H30.4.4撮影

H30.4.4撮影
葉の裏が白いので「ウラジロガシ(裏白樫)」ではないかとの説もありましたが、裏白樫は鋸歯があるし、花は4~5月に咲くので違います。

H30.2.17撮影
さてなんの木だろうとずっと疑問に思っていましたが、どうも「かごのき(鹿子の木)」(クスノキ科:常緑高木)ではないかと思わいます。

「カゴノキ」と言えば幹に特有の「鹿の子」模様があります。これがあれば簡単に特定できますが写真のように「鹿の子」模様がありません。
数年前に敷地境界付近でお隣の敷地に「カゴノキ」があるのを見つけました。こちらははっきり鹿の子模様があったことを記憶しています。
比べてみたいのですが竹藪に入ると(※)蜂に刺される恐れがあるため躊躇しています。(※一昨年、蜂に刺されてアナフィラキシーショックになる)

先日(9/16)、木の上を見上げたらなんと淡黄色の花が咲いていました。初めて見ました。
常緑樹で、花が9月に咲き、鋸歯がなく、葉は披針形から長楕円形で互生し、枝先に集まってつき、葉の表面は濃い緑色で光沢があり、裏が白みを帯びているなどをヒントに調べたらどうも「カゴノキ」の幼木ではないかと気づきました。
翌年の7~8月頃に赤い実がなるとのことなので来年になれば確定できるのですが。
また、直径が20cm位になると樹皮が剥げて鹿の子模様が現れるのでそうなるれば一目瞭然です。


昨日(9/23)、勇気を出して隣家の「カゴノキ」を撮影してきました。竹藪の中で高い位置に枝葉があるので幹のみしか撮影出来ませんでした。
ご覧のように鹿の子模様の幹です。

もう一度、我が家の「カゴノキ」?をよく見ると、ご覧のように一部樹皮が剥がれだしています。これからどんどん剥げて「カゴノキ」らしくなるのか?
既に花は散ってしまいました。

毒キノコ?わからん!

2018年09月24日 | 昭和の杜で田舎暮らし
昨日は暑かったですね。最高気温29.2℃。作業着を着ただけで汗を掻き、作業をやる気が萎えます。
竹藪の奥に行ってみるとスダジイの折れた枝に遠目にも目立つ鮮やかな黄色のキノコらしきものが生えていました。

ネットで調べたら「コガネニカワタケ(黄金膠茸)」(シロキクラゲ科)とのこと。
綺麗な黄色いゼラチン質の’ぷるぷる’’ぷにゅぷにゅ’した「グミ」のような塊で生えていました。
その名の通り膠(にかわ)のように軟質で、光沢のある黄色のキノコとのこと。
食用の「キクラゲ」の仲間ですが、食毒不明とのこと。
とてもよく似た菌に針葉樹の枯れ木、倒木、枯枝から発生するものに「ハナビラダクリオキン」があり、コガネニカワタケとは発生する木の種類で分類しするそうです。
スダジイは広葉樹なので、「コガネニカワタケ」と同定しました。

次に林床に生えていた白い茸を見つけました。10個くらいは生えていたでしょうか。

暗い竹藪の中に真っ白な茸も目立ちます。

白い茸は何種類もあって、中には「ドクツルタケ」のようの猛毒を持つ茸もあり、採取しても素人には区別がつかないので写真撮影だけにしておきました。

こちらのキノコは「コフキサルノコシカケ」でしょうか?

「スダジイ」の生木の根本付近に生えています。広葉樹の生木の幹などに生えるそうです。
食べようとは思いませんが食用には不向きなキノコだといわれているそうです。


これも名前はかわかりません。柚の古木(生木)に生えていました。

この4種以外にも色々な茸が生えていますが、食べるわけではないし、花のように美しくもないのでこの位にしておきます。

10年前の10月、「茨城県植物園」に行った時、展示されていた「茸の絵」が可愛らしかったのでUPします。




吉野酒造:勝浦市

2018年09月22日 | 古民家っていいなぁ。(千葉県内)
昨年の6月、友人達と国登録有形文化財(建造物)の吉野酒造を見学させて頂きました。

登録されているのは「店舗兼主屋・南酒蔵・煙突・北酒蔵・南蔵・北土蔵・旧馬屋・松尾神社・門・石塀」で9棟1基です。
吉野酒造は江戸後期、天保年間(1830年)に創業の老舗酒造元。

豊富な水量を誇る夷隅川(いすみがわ)の源流域に位置し、数々の受賞歴のある「腰古井(こしごい)」というブランドのお酒を製造しています。腰古井は地名・腰越・コシゴエから由来しているそうです。

店舗兼主屋は、明治40年(1907)築で、道路北側の敷地南西寄りに南面して建ち、木造2階建一部平屋建、背面に平屋が突出しています。
屋根は寄棟造桟瓦葺で、瓦葺庇がまわり、正面中央に式台、その東に入母屋屋根の玄関があります。
内部には東に土間、西に8畳座敷など、4室が配置されている。出桁造の深い2階の軒が重厚な外観を呈しています。
この他、南酒蔵は明治末期のもので、木造2階建、瓦葺。

煙突も同じく明治末期の煉瓦造で、高さは16m、煉瓦はイギリス積です。



南酒蔵は大正期の木造平屋建で瓦葺。南蔵は明治40年(1907)築の木造2階建で瓦葺。北土蔵は明治末期の土蔵造2階建で瓦葺。

酒蔵の内部。大きなタンクで普通酒であれば白米で最大1850キロを発酵させるとのこと。

醸造用精米機で自社精米。米が割れないようにゆっくりと時間をかけて丁寧に精米しているそうです。

超特大の羽釜。浸漬(水を吸収)後、釜の上にのせた甑(こしき)に米を置き蒸(ふか)します。

羽釜を乗せる竈
なお、仕込み水は蔵元の保有する山の自然水で、先人によって掘られた横穴式井戸(洞窟)に山の水源から水路で自然水を引き入れ、貯水し、仕込み水として使用しています。このあたりの地下水は鉄分が多く、仕込み水には適さないそうです。
内部を詳しく案内下さったご主人、ありがとうございました。
最後に店舗に寄り、いつものパターンで運転手以外は試飲。今宵、宿で飲むお酒や土産のお酒を購入し、君津市の亀山湖に向かいました。

亀山湖。小櫃(おびつ)川上流部の亀山ダムによってできた人造湖。

今宵のお宿:大江戸温泉物語「君津の森」
(※文化財の概要などは県のHPを一部引用させていただきました)