田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

夏の花:バナナ&バショウ

2020年06月30日 | 花さんぽ・花めぐり

今朝は長女が早出出勤のため、朝6時過ぎから孫2人を預かっています。

朝ごはんを食べたら保育園に送ります。

里帰り出産で帰っていた次女の子と3人で朝から大騒ぎです。

おもちゃの取り合いで喧嘩し、大泣き。

 

バナナ(Banana)」(Musa spp.)の花。バナナはバショウ科バショウ属の大型多年草の総称

別名:ミバショウ(実芭蕉) なお、バナナは園芸学上果物ではなく野菜(果菜)だそうです。

大きな花弁に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花。果指一つ一つが一本のバナナに成長し果房がバナナの房になる。

こちらは「バショウ(芭蕉)」の花。苞の色は黄緑色、「バナナ」は紫色

バショウは温帯性で耐寒性があるため、露地栽培できます。一方、バナナは熱帯性で非耐寒性なので温室で栽培します。

バショウの実は収穫後、1~2週間程度追熟して(緑→黄色→)真っ黒になれば食べられないこともないようですが、バナナと違い種があり、苦みがあるため、食用には向いていません。

また、長さも6cm程度のミニサイズです。

こちらは「ヒメバショウ(姫芭蕉)」 (Musa coccinea) 別名:ビジンショウ(美人蕉)

観賞用に栽培。花を包んでいる赤橙色の苞が鮮やかで、花は橙黄色

バナナは結実後に株は枯れてしまいますが、根元から子株が数個出てきて更新されます。

斑入りバナナ「ムサ・アエアエバナナ」(Musa  ’Ae  Ae’

青いバナナの実にも、細長く縞状に白い斑が入ります。熟すと黄色くなります。

レッドバナナ」(学名:Musa acuminata 'Morade') 別名:アカバナナ、モラードバナナ

酸味のある料理用バナナ。雌花開花直後は、バナナになる部分(子房)は緑色

やがて子房全体が赤紫色に変化します。

1~2mの高さで結実する矮性品種の「サンジャクバナナ(三尺ばなな)」(Musa acuminata Colla ‘Dwarf Cavendish’ )


夏の花:モナルダ

2020年06月29日 | 花さんぽ・花めぐり

大雨で1100万人が被災。中国「80年に一度の大洪水」との報道。なんでも中国は”半端ない”

昨年の「令和元年房総台風・東日本台風」が想起されます。

BOSOに行くと未だブルーシートに覆われた家を見かけます。

これ以上、追い打ちをかけないでほしいと願うばかりです。

 

モナルダ」(Monarda)は、ハーブの図鑑では「ベルガモット

紅茶の「アールグレイ」には、イタリア原産のミカン科の植物「ベルガモットオレンジ」という柑橘類の香りが使われています。

「モナルダ」は、その香りに少し似ていることから「ベルガモット」とも言います。

深紅~赤色の花を輪生する「モナルダ・ディディマ」(Monarda didyma)

和名:タイマツバナ(松明花)

シソ科ヤグルマハッカ属(モナルダ属)の多年草。

北アメリカ、カナダ原産。花色は白色や桃色もあります。

草丈は60cm~120cm(ベルガモット・レモンは50~90cm:最下段) 開花期は6~9月。

直立した四角形の茎に鋸歯状の卵形の暗緑色の、時には赤みを帯びた葉を対生します。

葉のハーブティはネイテュブアメリカンが愛飲し、紅茶の代用としたそうです。

<追録>’210626撮影「モナルダ・フィスツローサ」(Monarda fistulosa  var.  menthifolia) 

和名:ヤグルマハッカ(矢車薄荷)、ヤグルマカッコウ(矢車郭公) 別名:ワイルド・ベルガモット

開花時期の全草を乾燥させ、芳香健胃・駆風などに用います。

また、ベルガモット・ティーとして愛用されています。

モナルダ・プンクタータ」は、苞が大きく、ピンク色で美しく、花は黄色。

変異が多く、短命な宿根草で一年草扱い。別名「ホースミント」と呼ばれます。

レモンベルガモット」は、一年草で紫がかった桃色(白、紫)の花を何段にもつけます。

レモンの香りのする葉は、お茶やサラダに使います。

 

 


夏の実:山桃

2020年06月28日 | 花さんぽ・花めぐり

毎朝、視聴しているNHK朝ドラ「エール」、コロナ禍の影響で4月1日から撮影を休止中でした。

26日で収録済みストックが切れるため、明日(29日)からは第1回からの再放送が始まるとのこと。

本放送の再開時期は未定とのことですが、再開が待ち遠しいです。

 

先日、大きな「ヤマモモ(山桃)」の木の傍を通ったら鳥がざわついていました。

鳥の名前は判りませんが、たぶん「ムクドリ(椋鳥)」ではないでしょうか?

’060708(雌木) ヤマモモの実を食べにやって来たようです。別名:楊梅(ヨウバイ)

まだ熟していない実(直径1cm程度)もありますが大量に実っていました。

’050718 「ヤマモモ」はヤマモモ科の常緑高木で樹高15m以上にも成長します。

中国、日本が原産地で、日本では関東以南の暖地に自生しています。

’050718 6月頃、球形で直径1.0~3.0cmほどで暗赤色の果実をつけます。

公園などで見かけるものは1cm程度。日本では平安時代から食用にしていたそうです。

採って食べてみましたが甘酸っぱく懐かしい味です。

’050718 これだけびっしりと実ると壮観です。雌雄異株なので雌株でないと実はなりません。

中国福建省から導入された「瑞光(ズイコウ)」。毎年よく結実する家庭果樹向きのポピュラーな品種です。

豊産性で果実は大粒(直径 2.5 ㎝位)、酸味が強くジャムや果実酒に最適です。

’東魁’という直径3cm(重さ25g前後)を超える大果をつける品種もあります。

’050327 (写真:雄花序)風媒花で花粉が風に乗り半径約4kmの範囲で飛散。飛散距離約10kmという説も。

関東以西では街路樹などに雄木が植栽されているので、庭木に雄木を植える必要はないそうです。

花期は3〜4月。雄花序は赤みを帯びた約2~4cmの花穂に赤褐色の咲かせます。

雌花序は約1cmになり、花柱は紅色となり2裂して突き出ます。

我が家の庭にも1本ありますが雌雄は判りませんが、まだ実が生ったことはありません。

なお、ヤマモモは高知県の県花、徳島県の県木に指定されています。

 


あじさい屋敷part2:茂原市

2020年06月27日 | 昭和の杜で田舎暮らし

ああ勘違い。「肝炎ウイルス検査」をはじめて受けるとblogに書きました。

ところが平成30年まで毎年受けていた人間ドックの検査項目に含まれていました。

当然、陰性。毎年検査していましたがなんと一生に1度受ければいいとのこと。

なんで人間ドックでは検査項目に毎回含まれているのでしょうか?

 

'180426のblogで「あじさい屋敷」をUPしました。詳しくはそちらで。

26日、地震があった日、BOSOの古家に居たことをblogに書きました。

この前日(24日)、生憎の小雨模様でしたが「あじさい屋敷」(服部農園:茂原市)に立ち寄りました。

見頃を過ぎていましたが、遠目には斜面一面に咲きほこる紫陽花の花畑が絶景です。

山の稜線まで登ることが出来るので6月中旬の平日で天気の良い日に行くことをお勧めします。

ひときわ「アメリカアジサイ’アナベル’と赤い紫陽花が目立っています。

少しですが「アメリカアジサイ’アナベル・ピンク’もありました。

アジサイ’コイモノガタリ’(紫陽花’恋物語’)」 酸度によって花色は変化します。

アジサイ’ハワイアングレープ’ 」これは花色が赤ですが青や青紫もあります。

あじさいに埋もれるように(右から)母屋、長屋門、蔵が建っています。

とても個人のお宅とは思えない素晴らしいあじさい園です。

なお、あじさい屋敷は6/23発売の「女性自身」で『あじさい美景日本全国10選』に選ばれました。


夏の花:亜米利加鬼薊

2020年06月26日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日午前4時47分、緊急地震速報の警報音で目を覚ましました。今年3度目くらい?

丁度、BOSOの古家にいたので飛び起きました。

なにせ耐震性が?の昭和レトロな古家なので震度7以上の地震には耐えれないと思います?

この地震は平成23年の東日本大地震の余震とのこと。9年以上前なのに余震とは?

 

「キバナコスモス」に似た「オオキンケイギク(大金鶏菊)」などの外来種が帰化し、日本全域に生息域を拡げています。

繁殖力が高いため、日本の在来種(植物)の生存を脅かす存在になっています。

’200618 柏の葉駅周辺の道路などに生えているこれも困りものです。どんどん増えています。

名前は「アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)」。キク科の多年草で、花は他のアザミと同様、綺麗です。

特に北海道の牧草地などに根付いているそうです。

アメリカではなくヨーロッパ原産なので別名「セイヨウオニアザミ」

’200403 外来生物法により、要注意外来生物に指定されている。

根生葉は羽状に深裂しロゼット状になり、既に小さいけど大きくなった時の片鱗を見せています。

’200524 全体に大きく鋭い棘があり、手袋も貫通するくらいなので大変危険。

棘があるため、抜き取って駆除するのも一苦労ですが、根こそぎ取らないと元の木阿弥です。

’200618 6~10月頃に紅紫色の頭状花を咲かせる。

’200618 手入れがされていないこんな環境の所に生えています。草丈は0.5~1.5m位。

’200618 種子はタンポポのように綿毛で風に乗って拡散し、在来種を駆逐している。

多年草で繫殖能力がずば抜けて高いため、増殖しないよう早めの除去が必要です。