田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

つくば植物園の華花:春⑥

2021年03月31日 | 花さんぽ・花めぐり

此の所、2週間に一度は「つくば植物園」に通っています。

いつ行っても初見の花が咲いていて、ワクワクします。

コロナ感染拡大防止のため、一部の施設は閉館していますが、温室は入室可能です。

入園前の検温、消毒・マスク着用などは当然ですが、温室は十分な換気が行われていて、3密になることもありません。

平日の入園者はそれほど多くありません。

’210326 早咲きタイプの「チューリップ’コンチェルト’Tulip fosterian 'Concerto')

別名:コンサート ユリ科チューリップ属 花期:3 月中旬~4 月中旬

アイボリーホワイトの花びらに花芯が黒色でその周囲が黄色です。

草丈は、20~30cmと低いわりに、大輪で目を引きます。

トゥリパ・フミリス’アルボカエルレア・オキュラータ’」(Tulipa humilis ‘Albocaerulea Oculata’) 園芸品種 

ユリ科チューリップ属の多年草(球根) 花期:3~4月、基部が濃紫色で白色の花を咲かせる。

なお、花弁の先の緑色は虫です。

タベブイア・クリソトリカ」(Tabebuia chrysotricha)熱帯アメリカ原産

ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉中高木

和名:「コガネノウゼン(黄金凌霄)」、別名:「キバナ・イペー(黄花イペー)」

ティランジア・ドゥラッティイ(ドゥラティ)」(Tillandsia duratii)中南米原産

パイナップル科ティランジア属のエアプランツ

シルバーグリーンの細長い葉の先がカールしているのが特徴

ロドデンドロン’シンブ・サンセット’」(Rhododendron cv. Sinbu Sunset

ツツジ科ツツジ属の常緑低木 周年開花(冬季除く)

ビレア(マレーシアシャクナゲ)から作出された園芸品種 

リキュウバイ(利休梅)」(Exochorda racemosa)中国原産

和名:「ウメザキウツギ(梅咲空木)」 バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木 花期:3~4月

リュウキンカ(立金花)」(Caltha palustris var. nipponica) 日本、中国、朝鮮半島原産

キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草 花期:5~7月 水辺や湿地に生育

ライラック」(Syringa vulgaris) ヨーロッパ南東部原産

別名:ムラサキハシドイ(紫丁香花)、リラ(仏名)  モクセイ科ハシドイ属の落葉高木

ミツガシワ(三槲)」(Menyanthes trifoliata)日本を含む北半球に分布

ミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草

花期:4~5月。白い花を総状花序に多数つける。湿地や浅い水中に生える。

マンフレダ・バリエガタ」(Manfreda variegata)メキシコ原産 

クサスギカズラ科マンフレダ属の多年草・多肉植物 花期:2~6月

どんな花が咲くのだろうかと楽しみにしていたらジミ花でした。


アンデルセン公園の華花:春➀

2021年03月30日 | 花さんぽ・花めぐり

アンデルセン公園」に咲いていた樹の花です。(撮影日:3月23日)

今年はどの木も早く咲いているようです。

サクラ’ヨウコウ(桜’陽光’)」(Cerasus campunulata ‘Yoko’)

バラ科サクラ属の落葉高木 花期:4月上旬

アマギヨシノ(天城吉野)」と「カンヒザクラ(寒緋桜)」の交配種。

見頃を過ぎてしまっていますが、遠目にも鮮やかな紅紫色で一重咲きの大輪の花が印象的。

ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)」(Cerasus spachiana 'Plena Rosea')

バラ科サクラ属の落葉高木 エドヒガン(江戸彼岸)系の日本原産の栽培品種

花期:3~4月。枝が長く枝垂れ、花は淡紅紫色の八重咲きで、散形花序につく。

クレマチス・アルマンディー」 (Clematis armandii) 中国原産

キンポウゲ科センニンソウ属の常緑つる性木本

花期:4~5月。花付きの良い常緑性クレマチス

白もしくは淡いピンク色の花を咲かせる。

ニシキモクレン(錦木蓮)?」(Magnolia × soulangeana

モクレン科モクレン属の落葉高木 花期:3~4月

ハクモクレン(白木蓮)」と「シモクレン(紫木蓮)」の交雑品種。

花は葉に先立って開き、花びらの外側が紅紫色で内側が白い大きな花

モクレン(木蓮)」(Magnolia quinquepetaもしくは Magnolia liliiflora)の蕾 中国原産

別名:シモクレン(紫木蓮) モクレン科モクレン属の落葉低木 花びらは舌状で長い。

コブシ(辛夷、拳)」(Magnolia kobus:マグノリア・コブス) 中国原産

和名の“コブシ”がそのまま学名になったそうです。 モクレン科モクレン属の落葉高木

花期:3~5月 この個体は花びらが細く「シデコブシ(四手辛夷)」に似ています。

花弁の基部は淡紅色を帯びる。普通は花の下に小さな若葉が1枚つく。花径6 ~10 cm

アカシデ(赤四手)」(雄花:赤色で枝の先端から出て垂下)

別名:アカソロ(赤候) 花期:3~5月

カバノキ科クマシデ属の落葉高木 新芽と紅葉の葉が赤くなるのが特徴

イヌシデ(犬四手)」(Carpinus tschonoskii)花期:4~5月

別名:ソロ(候)、シロシデ(白四手) カバノキ科クマシデ属 落葉高木

雌雄異花で花序は穂状で下垂する。黄褐色で長さ5〜8cm

ウグイスカグラ(鶯神楽)」 (Lonicera gracilipes.)スイカズラ科 落葉低木

よく似た「ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)」は、葉・枝・実に腺毛あり区別できる。

 

(参考)ミヤマウグイスカグラ、果実、葉などに腺毛

コウヤマキ(高野槇)」(雄花)(Sciadopitys verticillata.)日本固有種

コウヤマキ科コウヤマキ属の常緑高木 花期:3~4月

針葉は柔らかくしなやかで、2枚の葉が合着した線形の葉が多数輪生する。

(参考)柏の葉公園のコウヤマキの球果

 


ふなばしアンデルセン公園: part3

2021年03月30日 | 日本っていいなぁ(花とみどりと遊びのスポット)

今回はの「ふなばしアンデルセン公園」です。

ハート型のアーチトピアリー、季節の花はパンジー

風車(デンマークの職人が手掛けたデンマーク式粉ひき風車)&噴水(みにくいあひるの子がモチーフ)

風車&パンジー・ビオラ 100選

童話館(アンデルセンの部屋を再現したギャラリー、シアター、絵本など)

わんぱく王国ゾーン(手前:にじの池、中央:ワンパク城大すべり台、じゅえむタワー)

にじの池(水深50㎝で水遊びができる池)

ワンパク王ゾーンの芝生広場のワンパクボール島

太陽の橋(メルヘンの丘ゾーン~ワンパク王国ゾーンを結ぶ長さ100mの橋)

森のアスレチック

北ゲート付近の「平和を呼ぶ」像(岡本太郎作)

アンデルセン像(デンマーク国内外で初めて複製が許可され作られた)

トメリーセの鐘花の城レストハウス

ハーラル石碑(レプリカ)

太陽の池

ボートハウス(屋根に芝生を張ったヨーロッパの農家風、軽食・喫茶が楽しめる)

メルヘンの丘ゾーン~こども美術館ゾーンへ

子ども美術館ゾーン(建物:木のアトリエ):大地の広場アンコウクレーン

子ども美術館エントランス

なお、新型コロナ感染症拡大防止のため一部施設の利用が休止中です。

詳細はHPでご確認下さい。


春の花:山梨

2021年03月29日 | 花さんぽ・花めぐり

’210324 先日、「ヤマナシ(山梨)」(Pyrus pyrifolia)の花が満開でした。

場所は「千葉大柏の葉キャンパス」 見事な樹です。

「ふなばしアンデルセン公園」で23日に見た「ヤマナシ」はまだ咲き始めでした。

別名:ニホンヤマナシ(日本山梨) 日本、東アジアに分布 

バラ科ナシ属の落葉高木 

花期は4~5月、葉の展開とほぼ同時に咲きます。花径は3cmほど。

この木は放任樹で10mほどの高木。

木覆うようにびっしり白い花が咲いています。

’051103 果期は9~10月。食用の梨の母種で果実は2~3cmの球形で小粒です。

キャンパス内の緑道。「ソメイヨシノ(染井吉野)」は5分咲き位でしょうか?

右側が県立柏の葉高校、左側は東大柏Ⅱキャンパス&産総研、正面が駅周辺のタワーマンション

ゴシンザクラ(御信桜)」 緑道の左側には色々な品種の桜が植栽されています。


つくば植物園の華花:果実

2021年03月28日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日未明、大音量で音楽を流し走行していた車に、「うるさい」と注意した18歳の少年が、3人組の男にいきなり切りつけら死亡したとのニュース。

恐ろしい世の中になったものです。深夜はおとなしく家に居ましょう!

 

’210317 「クダモノタマゴ」(Lucuma nervosa=Pouteria campechiana

別名:カニステル(Canistel)、エッグフルーツ(Egg fruit)

’081230 アカテツ科の常緑小高木 熱帯アメリカ原産

’200915 完熟(常温で追熟)した実の食感はゆで卵の黄身のようだが、ホクホクして甘く、栗やさつまいものような味わい。

 

’210303 「オオバノマンゴスチン」(Garcinia dulcis) フクギ科の常緑高木 モルッカ諸島原産

’210206「果物の女王」と称される「マンゴスチン」の近縁種 緑色から黄色に熟す。

’210401 (追録)

’210206 果実は食用、樹皮は染料(黄色)に利用される。

 

’210303 「サチャインチ」(Plukenetia volubilis) 南米ペルー原産

’210121 別名:インカのピーナッツ  トウダイグサ科  常緑つる性低木

’210121 鮮やかな緑色で星型の果実(サヤ)は完熟すると茶褐色に変わる。

果実の中の種(1.5~2cm)がナッツやオイルなどの食用や油の原料になる。