田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

ウォータージャスミン

2023年07月31日 | 花さんぽ・花めぐり

ウォータージャスミン(Water Jasmine)Wrightia religiosa

別名:ライティア・レリギオサ 和名:オマツリライトノキ 

キョウチクトウ科ライティア属の常緑低木 熱帯アジア原産

樹高:1~3mほど。花期:ほぼ通年 

芳香のある白花を下向きに多数咲かせますが、葉に隠れてわかりずらい。

ウォーター・ジャスミン’フロレプレノ’('Flore  pleno’)(八重咲)

 

セイロンライティア」↑(Wrightia antidysenterica)と同じ仲間です。

ライティア属はアフリカ、アジア、オーストラリアの熱帯に約24種が分布しています。

 


春~秋の花:ペチュニア’桃色吐息’

2023年07月30日 | 花さんぽ・花めぐり

'230511 ふなばしアンデルセン公園:ハートのトピアリー

ペチュニア’モモイロトイキ’(桃色吐息)」(Petunia × hybrida

’さくらさくら’の枝変わり種で、一般のペチュニアが開花を休む真夏も咲きつづけるほど強健な花です。

ナス科ペチュニア属の多年草(宿根) 草丈:10~30㎝ 匍匐性で分枝がよい。

花期:4~10月 花色は鮮やかな濃い桃色で中心部が白い。夜間や雨天時などに花が閉じます。

房総の「マザー牧場(富津市)」では7月上旬~9月下旬が見頃(2万株)です。

※本種は南房総出身の園芸家:杉井明美さんと千葉大学との共同開発で生まれた千葉県生まれの品種


つくば植物園:夏②

2023年07月29日 | 花さんぽ・花めぐり

水道水は温水、街を歩けば温風が吹いてくる。

アメリカではアスファルトに転んだ人がアスファルトで火傷を負ったとか。

雨は全く降る気配がない。神様に雨乞いでもしなければならないかも。

8月は「記録的に暑い夏」となる可能性があるとか。

グリーンの星のような形が可愛い「サチャインチ」(Plukenetia volubilis) トウダイグサ科

インカナッツサチャピーナッツなどと言われている。

サルウィンツバキ」(Camellia saluenensis)の茶色い果実 ツバキ科 

サンザシ(山査子)」(Crataegus cuneata) バラ科 

熟すると赤くなり、生薬として利用される。

ジャケツイバラ(蛇結茨)」(Caesalpinia decapetala) マメ科 豆果は長さ10㎝ほど。

ナナカマド(七竈)」(Sorbus commixtaバラ科 果実は梨状果で、秋に赤熟する。

ナツメ(棗)」(Ziziphus jujuba)クロウメモドキ科 

実は球形ないし長楕円形で長さ1.5~2.5cm、黄褐色

ハマナシ(浜梨)」別名:ハマナス(浜茄子) バラ科

ヒトツバハギ(一つ葉萩)」(Flueggea suffruticosa)コミカンソウ科

果実は扁平な球形で熟すと6個の種子を弾けて散布する。

ヤシャブシ(夜叉五倍子)」(Alnus firma)カバノキ科

秋にみのる果実で鉄とともに染める。藍と重ねることで、深みのある黒色になる。

キササゲ(木大角豆)」(Catalpa ovata)ノウゼンカズラ科

果実は、長さ30cmほどで細長く、束になって垂れ下がる。 


夏の花:ウイキョウ

2023年07月28日 | 花さんぽ・花めぐり

 

明日(29日)、明後日(30日)に毎年70万人が訪れるという大規模な祭りである「柏まつり」が4年ぶりに復活します。

同様に、8月5日には、柏まつりと並び、柏の夏の風物詩となっている「手賀沼花火大会」も開催されます。

新型コロナウイルス感染者が再び増加傾向にあり、更なる感染拡大が心配です。

 

ディルやアニスによく似た甘い香りを持つ「ウイキョウ(茴香)」(Foeniculum vulgare)ですが、日本ではまだ馴染みがありません。

若葉・茎をハーブに、種子をスパイスに、また、乾燥した果実を薬用などにと古代エジプト・古代ローマ時代から利用される世界最古のハーブの一つです。

地中海沿岸原産。日本には明治初期に渡来。現在の産地は、岡山県をはじめ福岡県、長野県や静岡県、岩手県、富山県など。

通常フェンネル(英語:Fennel)と呼ばれるのはハーブとして上の葉の部分を指し、フィノッキオ(イタリア:Finocchio)は野菜として根元近くの肥大したカブの様な「鱗茎」を食用とするものを指すそうです。

セリ科ウイキョウ属の多年草 草丈1.0~2.0 m。

茎は直立して上部で分枝、葉は互生し、3~4回羽状複葉で細い線上に分裂する。

花期:6月中旬~8月。大型の複散形花序を頂生し、花弁5枚の黄色い小花を多数つけます。

ウイキョウ(フェンネル)の種子(右から3番目)


つくば植物園:夏①

2023年07月27日 | 花さんぽ・花めぐり

チョコレート、ココアの原料「カカオ」(Theobroma cacao)別名:カカオノキ アオギリ科

幹から直接ぶら下がる幹生果。外皮の色も赤色、黄色、緑色など多様です。

パリソタ・バーテリ」(Palisota barteri)ツユクサ科

赤い実がびっしり生っています。

ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)」(Amorphophallus titanum)サトイモ科

花が枯れ、仏炎苞を取り除いた状態。赤い部分が受粉した雌花の子房が大きくなってきた。

「実1つ1つが大きくなり、隙間なく’ミチミチ’※になってきました」と同園のコメント。

この歳になって’ミチミチ’という言葉を初めて知りました。※意味は「物の中に隙間なくぎっしりびっしり)と物が詰まっている様子」

アシュワガンダ」(Withania somnifera) ナス科 主にに根・葉が薬用にされる。

プシコトリア・プンクタタ」(Psychotria punctata)アカネ科

果実は赤く熟す。

ウワミズザクラ(上溝桜)」(Prunus grayana)バラ科 

黒く熟したサクランボは甘苦く結構おいしいとか?

ペカン」(Carya illinoinensis)別名:ピーカン クルミ科

果実は楕円形で、ピーカンナッツ(Pecan nut)と呼ばれ、食用にする。

クダモノトケイソウ(果物時計草)」(Passiflora edulis)別名:パッションフルーツ トケイソウ科

花が時計の文字盤に似ていることから、「時計草」と呼ばれる。果実は光沢がある赤紫色〜暗紫色に熟し、食用になる。

ゴボウ」(Arctium lappa) キク科

花が咲くと、その後2cm位のタネの詰まった実が生る。

8月下旬~9月にかけて、充分に熟してから摘み取る。