田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

冬の実:万両’寿’&’紅孔雀’

2022年12月31日 | 花さんぽ・花めぐり

リタイアしてから1年経つのが早い。

寅年」よさようなら。

来年もよろしくお願いします

皆様、どうぞ良い年をお迎えください

 

ビオラ ’タイガーアイ・イエロー’」  スミレ科スミレ属 耐寒性一年草 花期:11~5月

 

大晦日に縁起の良い「マンリョウ(万両)」です。

マンリョウ’コトブキ’(大実万両’寿’)

わかりずらいですが’赤実の万両’’白実の万両’が1本ずつ植えてあり、お目出たい色合いになっています。

マンリョウ’ベニクジャク’(万両’紅孔雀’)

寒い時期にでる新芽の色が赤紫色の斑入り葉でとても美しい珍しい品種。


冬の実:藪柑子

2022年12月30日 | 花さんぽ・花めぐり

大晦日前日(12月30日)を「小晦日(こつごもり)」といいます。知らんかった!

晦日を「つごもり」と読むのは、「月ごもり」に由来しているそうです。

旧暦では、月末になると月が隠れて見えなくなるため、この名で呼ばれるようになったそうです。

ヤブコウジ(藪柑子)」(Ardisia japonica

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木 日本、朝鮮南部、中国、台湾に分布

マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)などとともに、正月の縁起物に慶ばれます。

樹高:10~20cm。葉の鋸歯が細かく、茎が地上を這わない。

果実は球形で径5~6mm、秋(10 ~11月)に赤色に熟す。

地下茎を伸ばして繁殖し、ときに大群落を作る。花期は7~8月。白い花を下向きつける。

園芸品種

斑入りの園芸品種

フルハウスでも2か所ほど小群落↑を作っています。

 

ツルコウジ(蔓柑子)」(Ardisia pusilla

常緑小低木 日本、朝鮮、中国、マレーシア、フィリピンに分布

花期:6~8月 樹高:10~15cm つる性の茎が地上を横に這い、褐色の長軟毛がある。

大実ツルヤブコウジの’フクジュコウ(福寿紅)’  果実は球形で径5~6㎜、12月頃に赤く熟す。

 

オオツルコウジ(大蔓柑子)」(Ardisia x montana) 絶滅危惧ⅠB類 (EN)

花期:5~7月  茎は横に這う、つる性常緑小低木で樹高10~30cm。

果実は赤く熟す。ヤブコウジとツルコウジの中間的な形態をもつため両種の雑種であるという説もあるそうです。

 

シナヤブコウジ(支那藪柑子)」(Ardisia chinensis)の果実は秋~冬に紫色~黒色に熟す。

別名:シナタチバナ(支那橘)、シナマンリョウ(支那万両) 日本、台湾、中国に分布

やや湿った林床を這って生育する樹高25~40cmの小低木。 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

花期:4~6月 ヤブコウジに似るが葉に光沢がある。

 

ビロードヤブコウジ」(Ardisia mamillata) 樹高15㎝ほどの常緑小低木 中国南部原産

流通名:ルビーブライト  花期:7月 果実は冬に赤く熟す。

 


黄花時計草

2022年12月29日 | 花さんぽ・花めぐり

淡い黄色の花が咲く「キバナトケイソウ(黄花時計草)」(Passiflora citrina

別名:パッシフロラ・キトリナ、英名:Yellow Passionflower

 トケイソウ科トケイソウ属の非耐寒性半常緑つる性多年草(宿根草) ブラジル原産

花期:3~12月(温室:周年) 

花は3.5~5㎝とトケイソウの中では小さい。


冬の実:チェッカーベリー&ハッピーベリー

2022年12月28日 | 花さんぽ・花めぐり

園芸店の店頭では冬に真っ赤な実をつける「チェッカーベリー(英名:Checkerberry)」(Gaultheria procumbens)が販売されていました。

樹高10~20㎝とコンパクトなのでクリスマスやお正月の彩りにされます。

別名:ヒメコイジ(姫柑子)、ゴーテリア  ビックベリーの名でも販売されていました。

ツツジ科シラタマノキ(ゴーテリア)属の常緑低木  北アメリカ北東部原産

花期:7~8月 スズランに似た白花を下向きにつける。

結実期:9~3月、鑑賞期:11~3月、直径1cmほど(食用には適さないようです)

ピンクの実をつける‘ピーチベリー’、白い実をつける‘ホワイトベリー’も出回っているそうです。

 

秋~冬にかけて人目を惹く実をつける「ハッピーベリー」(Gaultheria mucronata:ゴーテリア:マクロナタ)

別名:旧属名からペルネッティア(ペルネチア)、デコベリーなど ※ハッピーベリーは商品名

丸い形の白い実をつけることから’シンジュノキ(真珠の木)、パールツリー’とも呼ばれます。呼び方を統一してほしいものです。

ツツジ科シラタマノキ属(ゴーテリア属)の常緑低木 チリ原産の高山植物

樹高:50~1m 花期:5~6月 スズランのような釣鐘型の白い小花を複数個まとめて下向に咲かせます。

果期:9月~翌3月、直径1cmほどで、光沢のある丸く可愛い実。

こちらも実は観賞用で、食べても美味くないそうです。

実の色には赤・白・ピンクがあります。

なお、「クランベリー(ツルコケモモ)」や「リンゴンベリー(コケモモ)」は別属のスノキ属です。


冬の実:吐切豆

2022年12月27日 | 花さんぽ・花めぐり

'221209 つくば植物園

トキリマメ(吐切豆)」(Rhynchosia acuminatifolia)種が莢の縁の上にぶら下がっています。

別名:オオバタンキリマメ (大葉痰切豆) 

マメ科タンキリマメ属のつる性多年草

豆果(さや)は未熟な時は淡緑黄色

豆果は赤く熟すと2つに割れ、黒くて光沢のある種子が2個顔を出す。

花期:7~9月 花は総状につき、長さ1cmほどの筒状の形をした淡黄色の蝶形花。

タンキリマメ(痰切豆)によく似ているが、小葉がやや大きくて薄く、先が急に細くなってとがる。

また、小葉の幅は、タンキリマメが中央より上が最も広いのに対し、トキリマメは下半部が最も広い。

すみません。タンキリマメの写真がありませんでした。