田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:深山苧環

2024年04月17日 | 花さんぽ・花めぐり

ミヤマオダマキ(深山苧環)」(Aquilegia flabellata var. pumila

キンポウゲ科オダマキ属の多年草 草丈は20~40cm。

北海道から本州中部以北、朝鮮半島、中国東北部に分布

花期:4~5月 長く花茎を伸ばし茎の頂きに大きな鮮紫色の花を1~3個、下向きにつけます。

中央の5枚の白っぽい部分が花弁、青紫色をして外側から巻き込んでいるのは5枚の萼。

花弁は長い距に繋がっています。

根生葉は叢生し、柄は長く2回3出複葉


春の花:ツツジシャクナゲ’クロシオ’

2024年04月16日 | 花さんぽ・花めぐり

青紫色の美しい花を咲かせる「ツツジシャクナゲ’クロシオ’(躑躅石楠花’黒潮’)」(Rhododendron 'Kuroshio')

別名:ミニシャクナゲ’クロシオ’、ブルーツツジ

ツツジとシャクナゲの交配種で、淡い紫の小輪の花を咲かせる品種です。

ツツジ科ツツジ属の半常緑小低木 

コンパクトな樹形で庭木に最適で、樹高は10年でも2mほどにしかならないそうです。

花期:3月下旬~5月 花径4㎝ほど


春の花:大葉黄菫

2024年04月15日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は、定例の病院通いです。

医学が進歩して治る病気にならないものかと思いますが、私が生きているうちは無理?でしょうね。

心配していましたが、フルハウスの筍は大量に収穫できました。(写真:最下段)

大きな葉と黄色の花が特徴の「オオバキスミレ(大葉黄菫)」(Viola brevistipulata

スミレ科スミレ属の多年草 草丈:10~20㎝

花期:4~8月 花径3㎝ほどで、花芯に細い縞模様が入る。

茎は直立し、茎生葉は上部に3~4枚ある。

葉はスペード型で粗い鋸歯があり、先端はやや尾状に伸びる。

'240413 左は大きくなりすぎた筍。収穫時期は遅れましたが収穫量はこの3~4倍採れました。


春の花:空豆

2024年04月14日 | 花さんぽ・花めぐり

4,000年以上前から栽培され、世界中で食べられている「ソラマメ(空豆、蚕豆)」(Vicia faba

別名:豆の形からオタフクマメ(お多福豆)、イッスンマメ(一寸豆)などとも呼ぶ。

莢が天を向いて実ることからと空豆と名付けられた。

莢が繭の形に似ているから、また、蚕が繭を作る時期においしくなることから、蚕豆との二つの説があります。

マメ科ソラマメ属の越年草 西南アジア、北アフリカ原産

花期:3~4月 葉腋から、ごく短い総状花序を出し、マメ科独特の少数の蝶形花をつける。

花は側方を向いて開き、白色、淡紅色、淡紫色↑で、翼弁には黒色の斑点がある。

葉はやや密集して互生し短い葉柄があり、1〜3対の小葉をもった偶数羽状複葉。

 


春の花:大亀の木

2024年04月13日 | 花さんぽ・花めぐり

山地に生え、春、アジサイに似た白い装飾花を沢山つける「オオカメノキ(大亀の木)」(Viburnum furcatum

別名:ムシカリ(虫狩) 北海道・本州・四国・九州、千島・サハリン・朝鮮に分布

レンプクソウ科ガマズミ属の落葉小高木 樹高:2~5m 

花期:4~6月 枝先から散房花序を出して花序の中心には、実のできる小さな両性花をつけ、雄しべは5個、雌しべが1個ある。

両性花の周りに直径2~3cmの白い装飾花が取り巻く。装飾花は5裂し、裂片はほぼ同じ長さ。

葉は対生し長さ10~15cmの卵円形、縁には鈍い重鋸歯がある。葉脈が深く目立ち、基部はハート形に窪む。

赤紫色から紅色になり、美しく紅葉する。

核果は長さ8~10mmの球形または楕円形で、春から初夏にかけて赤く色づき、やがて黒色に熟す。

冬芽