田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

砂漠の薔薇

2020年09月30日 | 花さんぽ・花めぐり

キョウチクトウ科アデニウム属は熱帯から南アフリカ、アラビア、ソコトラに15種~16種が自生。

肥大した茎をもち、葉は光沢のある濃緑色の半耐寒性低木状多肉植物です。

花期は8℃以上に管理できればほぼ周年(2~11月)開花するようです。

’050918 アロハガーデンたてやま(旧南房パラダイス)

アデニウム・オベスムAdenium obesum 

別名:「砂漠の薔薇」(英名:Desert Rose)と呼ばれるように乾燥に強く、鮮やかで美しい花を咲かせます。

’050813 はままつフラワーパーク

アラビアから東アフリカに広く分布します。

’050813 次々と長期間に亘って開花するので、熱帯では庭園や街路によく植えられます。

050813 茎の基部は壺状にふくらみ、その形状も観賞されます。

 

’070915 川口市立グリーンセンター

アデニウム・ソコトラヌムAdenium socotranum

秘境とも言われるイエメンの神秘の島ソコトラ島にしか自生していない希少種で島外持ち出し禁止。

’050730 これは一般に流通している"タイ・ソコトラヌム"という、タイで交配された品種かもしれません?

’200913 花色は大変美しい桃色。

’200913 茎が肥大して低木状になります。


ディコリサンドラ・ティルシフロラ

2020年09月29日 | 花さんぽ・花めぐり

ツユクサ科の非耐寒性常緑多年草「ディコリサンドラ・ティルシフロラ」(Dichorisandra thyrsiflora)ブラジル原産

和名:オオタチカラクサ(大立唐草)、別名:コダチムラサキツユクサ(木立紫露草)

3枚の花弁を持つ、青紫色の花を穂状につけます。

英名「ブルー・ジンジャー」とも呼ばれ、茎や葉がショウガ科の植物に似ていることから名付けられました。

ブルー・ジンジャーの方が一般的な呼び名です。

花期:9~11月。草丈1~2mで日本産のヤブミョウガを大形にしたような草姿です。

レッドジンジャーにも似ています。

花は「水戸市植物公園」や「川口市立グリーンセンター」などで見られます。


秋の花:大弁慶草

2020年09月28日 | 花さんぽ・花めぐり

おはようございます。雲一つない青空が広がって、湿度も低く爽やかな朝です。

今日は定期的な通院の日。天気もいいし、運動不足なので歩いて行きます。

往復80分強。カメラ片手にぶらぶらと花さんぽしたいと思います。

ところで「国勢調査」ですが、インターネット(パソコン)で回答しましたが超簡単でした。

無職なので回答項目も少なくなりました。

'070915  ベンケイソウ科の多年草「オオベンケイソウ(大弁慶草)」。

原産地は中国、朝鮮半島。日本には明治中期に渡来。

'070915   ベンケイソウの名前で販売されていますが、山野草店以外ではほとんどはオオベンケイソウとのこと。

'060915   花期:9~10月。草丈は30~60cm。

茎の頂点に赤紫~ピンクの花をたくさん咲かせる。

'071006   毎年地下茎で増え横に広がり、冬の間は地上部は枯れる宿根草です

'050903 葉は多肉質で粉白色を帯び目立ちます。

葉は対生又は輪生、卵形または狭卵形、扁平で先が尖ります。

 


今、咲いている花③

2020年09月27日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園」に「今、咲いている花」(9/15、21)の続きです。

オキムム・ラビアツス」 南アフリカ~ジンバブエ原産

旧学名の「オルトシフォン・ラビアツス」、または英名の「ピンクセージ」で流通 

シソ科半落葉低木 花期:6~10月。ピンクの筒状の花で雄しべが花冠から飛び出しています。

ペラルゴニウム・インクイナンス」(サバンナ温室) 南アフリカ原産  

フウロソウ科ペラルゴニウム属の多年草 

花期は3~12月。花径3cmほどの緋紅色の小さな花を長期間咲かせます。

ベルクヘヤ(ベルケア)・プルプレア」キク科 アフリカ西部~中部原産 常緑多年草

花茎は5~8cm程度で、花被は淡桃紫色、花芯は濃桃紫色です。

ロゼット状の葉には鋭い棘があります。

マレーシアシャクナゲ(熱帯雨林温室)別名:ビレア、ネッタイシャクナゲ(熱帯石楠花)

ツツジ科 非耐寒性常緑低木 花期:5-8月  熱帯植物らしいトロピカルな色の花で、種類も豊富

ムラサキナツフジ(紫夏藤)」(熱帯雨林温室)中国南部~ベトナム原産 マメ科 別名:サッコウフジ(醋甲藤)

落葉低木 赤紫色の蝶形花を上向きに多数つけます。花期は6~8月ですが温室に今も咲いていました。

花の濃淡や葉の形の違いで「台湾醋甲藤」、「薩摩醋甲藤」として流通しているものもありますが、どうも同じ品種ではないかと? 

ルエリア・シンプレクス」 別名:ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)花期:4~10月

キツネノマゴ科 常緑小低木 花はピンク色の矮性種だと思います。紫花もあります。

ワタ(綿)」 アオイ科 世界各地の熱帯や亜熱帯原産

最古のメキシコでは紀元前5800年の遺跡から綿布片が見つかっています。

ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)」(サバンナ温室)アフリカ南部原産  

ノウゼンカズラ科の半つる性低木 花期:6~11月 花色は橙赤色ですが、黄色の品種もあります。

(参考)'180706 夏の花:ノウゼンカズラ(凌霄花)

ハナツルクサ(花蔓草)」 南アフリカ原産 

別名:ベビーサンローズ、ハナヅルソウ、ハナツルソウ ハマミズナ科アプテニア属の常緑性多年草 花期:5~9月

花径1.5~2.0cmのマツバギクに似た花を咲かせます。基本種はピンク花ですが、園芸品種には黄花もあります。

キクニガナ(菊苦菜」 キク科多年性野菜 地中海沿岸原産 別名:チコリー

花期:7~10月 薄青紫の菊に似た舌状花を咲かせます。一日花です。


今、咲いている花②

2020年09月26日 | 花さんぽ・花めぐり

埼玉県日高市の「巾着田曼珠沙華公園」で毎年500万本の真紅の彼岸花(曼珠沙華)が咲き、

「巾着田曼珠沙華まつり」が開催されていますが、今年はコロナ禍の影響で開催中止とのこと。

開催中は20万人が全国から訪れるそうですが残念なことです。

なお、公式ホームページを開くと過去の様子がGoogleストリートビューで見ることが出来ます。

 

今回も筑波実験植物園で「今、咲いている花」(9/15、21)の続きです。

アルピニア・プルプタラ」(別名:レッドジンジャー) 太平洋諸島原産 

 

ショウガ科多年草。赤色の苞が大変美しく、苞の間から出る白いものが花です。

アップルミント」 シソ科 ヨーロッパに分布

生の葉はサラダ、ハーブティなどとして利用。耐寒性がり、強健で繁殖力が強い。

エスキナンツス・ロンギフロルス」 イワタバコ科 

ジャワ島原産の着生の多年草。茎は細く、垂れ下がります。

アストロフィツム・ミリオスティグマ・ストロンギロゴヌム」(サバンナ温室) メキシコ原産

和名:ランポウギョク(鸞鳳玉) サボテン科の多肉植物ですが、棘を持たないサボテンとして知られています。

エリカモドキ」 別名:アイノカンザシ(愛の簪) クノニア科 オーストラリア東部原産 常緑低木 

花径1cmほどのピンクの可愛い花を下向きに咲かせます。花期は春(3~5月)ですが、今も咲いていました。

グロッバ・シャーウッディアナ 」 ショウガ科 インド~東南アジアに自生 多年草

垂れ下がる白色の部分は苞で黄色い部分が花です。花期:7~10月。

グロッバ・ウィニティー」の白花(’ホワイト・ドラゴン’)と似ていています。

オプンティア(オプンチア)・ツナ」(サバンナ温室)西インド諸島原産

別名:キンブセン(金武扇) サボテン科 果実は多汁の液果で赤色に熟し、食用にされます。

オクサリス(オキザリス)・ヘディサロイデス’ルブラ’」(熱帯資源植物温室) カタバミ科

花径2cmほどの黄花で、花芯に橙色の筋が入っています。

「カタバミ(片喰)」同様、日が落ちると赤い葉を半分に閉じます。

ガザニア・スプレンデンス」 キク科 南アフリカ原産のガザニアの園芸品種 

シルバーリーフに鮮やかなレモンイエローの花が咲きます。

グロブラリア・サルコフィラ’ブルー’アイズ’」 

スペイン領カナリー諸島原産のグロブラリア・サルコフィラの園芸品種

オオバコ科 花径2cmほどの瑠璃色の目のような花が咲きます。