爺つぁま日記

北緯40度北東北の美しい自然と爺つぁまが行く四季の釣り

22-03-10 岩洞湖氷上・Ⅶ

2022年03月10日 | ワカサギ釣り

06:30、薮川地区は放射冷却の発生で氷点下14℃と冷え込んだ。
無風晴天、既に陽射しが対岸の山々を照らしている。
今日は岩洞湖氷上最終戦、往きは良い良い帰りが怖いのワラビPから急斜面を降りる。
柴沢8番北側、爺様の中では殆ど外したことがない鉄板ポイントだ。
奥地へと伸びる未整備の道、クラストした雪上を軽快にソリを曳く。
帰りは気温が上がって緩んだ道に難儀しそうだ。

8番ワンド奥、水深12mに釣り座を作る。
大きな群れはないがそこそこの魚影は見止められる。
07:30最初の仕掛けを投入するも、殆ど魚信を貰えない。
前回に続きまたまたポイント選びの失敗かと悔やむも、昨今は移動なんぞは全く考えないことにしている爺様なのである。
我慢の釣りはツ抜けまで1時間半を要したが、そこから突然のように展開が変わった。
本来なら朝の荒食いが終わる9時半を境にして、次第に釣況が上向いた。
テントを全開にして太陽エネルギーを全身に浴びながら昼前には快調に1束を超えた。
あまり気持ちがいいので午後1時まで残業を決めた。
岬の雑木林で心地よく雉を撃ち、最終的には1.4束で釣り座を畳んだ爺様であった。
ワラビPへの帰り道は滑りの悪くなったソリを曳き、緩んだ雪面を踏み抜かぬように慎重に堅雪を辿り、最後は息も絶え絶えになって心臓破りの急坂に挑んだのであった。

コメント
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