シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 成城のシャンソン ホームコンサート

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 成城のシャンソン　ホームコンサート

心温まる　シャンソンの時を過ごしました。
フランス語シャンソンを　テンポ　リズムの中で
歌うのは　歌詞を見て歌うのも　かなり大変ですし
ましてや
暗記するのは　とんでもなく至難なのに

プロの日本語シャンソン歌手でさえ
良い発音で　全部一曲をフランス語で歌わない程
フランス語シャンソンの詩の　学習には
気力と　時間が必要です。

暗譜歌唱に挑戦した　皆さんは
それぞれ　きっと　脳トレ
とか　体力トレ―ニング　していらっしゃるとしか
思えません。　お見事でした。

私は
本日は　歌う会なので
歌うつもりが無くて
この　三日間　
水曜日の　本番後は　まったく　声も出さず
裁縫　ジャズピアノ　洗濯　バレエ　料理造りしか
しなかったので

かなり　自信がなかったのですが
末永さんの　回復と　体力を　鑑みて
もし　大丈夫そうだったなら
歌ってみようと思い
急きょ
楽譜を　取り出して　伴奏を弾いていただき歌いました。

末永さんは　予測していたかのように
「パリ野郎」の　ピアノアレンジ譜面の　細かい音符入りで
作り直したものを　
ご自分用に　持参していらっしゃいました。

凄いプロ根性。

私が　いつも　成城の「歌う会」で歌わないのに
歌うと思ったのかもーーー
久しぶりに　彼の伴奏で　歌いたい私の心を
読めたのでしょうかーー

でも　私は　末永さんの体力をとても心配していました。
なぜなら
私の歌唱を　伴奏するとき
とてつもないパワーで　打ちのめされないように
だいたいのピアニストは　興奮して
気合いを入れるからーー

伴奏者は歌手に合わせて　気合いの噴出量が
自然と変化するものです。

伴奏者も
私のエネルギーで　ボルテージが上がってしまう。
つまりは
疲れるはずなのです。

すこし　マイルドに　歌おうと思い
穏やかに　歌ったつもりですが
昨年までの　私の伴奏と同じように　華麗に
パワフルに　弾いてくださいました。
末永さんの　顔がピンク色になり
達成感の笑顔でした。

自信が持てたと思います。

たとえ　家の中で　何時間でも練習できたとしても
瞬間芸の　一曲は
ハイボルテージの　一発勝負。
　
それを　数十曲続けて弾いたり　歌う時の
エネルギー量は　宇宙的。

自分の持つ気　だけでは　不可能なので
チャクラ全開で　宙の気　人々の気を　取り入れて
そして　ターボエンジンで　噴出するーーそんな感じです。

末永さん　末永く　音楽宇宙を　神がかり的に
泳ぐ　運命なのね。
また　シャンソン伴奏開始し始めました。
とても　痩せていたけれど　大丈夫そうね。
音楽の神様から　エネルギーを注入しているっていう感じ。

ブラボーブラボー。
もう　モノは食べられず　胃に直接食物を
注入するだけの人生なのに

音楽の気を　食べて　幸せそう。
味覚の味より　音楽を食べているだけで　幸せそう。
音楽は　そういう　不思議な生命維持装置みたい。

ますます　魂の伴奏が　弾けるようになることでしょう。
失うものが多いほど　芸術の神は　微笑み
歓喜を　与えてくれるみたいです。