シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 一年前の私

2012年04月22日 23時58分34秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 一年前の私

昨晩は 一晩中 夢の中で シャンソンを歌っていた私。
何故なら
我が家で 二時間 生徒さんのシャンソン リハーサルがあって
その後 生徒さんのシャンソンメロディー と 音楽が 蘇り
まるで 自分がシャンソン歌唱したかのように 色々反省して
夢の中で 練習しているのは 先生である私。

生徒の欠点は 私の責任。
上手くしてあげられないとしたら 私の責任。
あがり症の 昔の私を見ているようで 胸が痛い。
生徒さんは 私に 「先生ゴメンナサイ。」と直ぐ謝る。
それも 私に似ている。
あー 私と同じように 皆 必死なのに 舞台前は緊張するから
どうか 無事に いつもの通り 上手くいきますように・・・・
私まで 生徒の気持ちで あがっています。

こうなると 私は 先生というより 母親です。
「上手いわよ。大丈夫よー。」と 言いながらも
心では 心配で 一緒に歌って 息を吸って 吐いて
夜中 歌の練習を 夢の中でしている・・・・

そして
どうか 音楽の子達が 音楽嫌いにならないで
一生涯 心と魂の拠り所にして 精進してほしいと 願うのです。
私も そうして ここまで 来たのだし
シャンソンは 人生の全て・・・
シャンソンという世界は 年齢と共に 歩む 道のような気がしています。
そして 音楽は 精神と肉体の万能薬。

昨年
4月30日の 日本シャンソン館での 「サラマンドルショー」DVDを
今宵 日曜日夜 見ました。
プロデューサーの高原さんと 我が家で ご一緒に見ました。
一年前
芦野宏先生は お元気で 四曲も 我々のショーの後に
歌ってくださり 素敵な洒落た フランス語と
舞台姿の美しさに あーあ 一年365日間 経て
あの時と 今は 違うのねぇ。
先生は 亡くなり もう いらっしゃらない。
聞けない。 見れない。

一年前の私と
今の私は 同じシャンソン曲でも 違う音楽作りで 歌っている。
芦野先生が 亡くなられてから
ことさらに 私は もっと 自分に厳しくなりました。
一年前の 私より 少し 上手くなっている気がします。
月日と 試練と 悲しみの お陰です。
私の音楽を成長させてくれています。
少しだけでも良いから 上手になり続けたい。
「一つ一つの 本番を大切にしなさい」と 芦野先生は
いつも おっしゃっていました。
一年間 私は 果たして ちゃんと やっただろうか・・・
月日は 早く過ぎます。
前へ 進もうー
でも 過去の自分の映像見て 反省するのも大切な気がする。
そして 気合をいれて 行動しよー。
芸術の神の微笑を 見たいから。