日々これ楽日

桜情報を機に始めたブログがH25年猫は天国に、娘は結婚、夫は認知症と一気に環境が変わって老老介護の記録になって来ました。

草むしり

2019-06-18 23:38:59 | アルツハイマー病

先日このブログを書いてちょっと一安心してあまり心配ないと思っていました。2,3日して病院に行くとドアが閉められてすぐには入れませんでした。

中で何やら人が動いていましたが誰が何をされているのかは分かりませんでした。そのうちレントゲンの機器も来て検査をしているようでした。

やっと中での作業が終わり間もなく先生が見えて結局夫が「また時々熱を出しているので今までの胸から中心静脈のカテーテルを抜いて鼠径部から入れなおしました」との事でした。

それで心配が少しでも軽減されるのなら仕方がありません。

病室に入っても夫は目を瞑ったまま。「痛くなかった?」と聞きますが分からないようでした。「無事終わってよかったね!」というと微かに頷いていました。

本人には何が起こったのか分からなかったのかもしれません。本人があまり痛みを感じないのなら「ま、いいのかな?」とそう思う事にしました。

その後食事も変わりなく食べているようです。

 

昨日もほとんど寝てばかり。あまり反応はありません。

「お父さん、庭の草がぼうぼうとしていて私も膝が痛いし草むしりが大変なの」

「早く良くなって家に帰って草むしりしてね」というと微かに頷きました。

どこまで理解してくれたか分かりませんが頷いてくれのはとても嬉しい事でした。

ただもう家に帰れる事はないと思うと切なくなります。

お父さんやっぱり元気になって帰ろうね!!  

     (ろそろ終わりになってしまった庭のバラたちです)

  

  


一安心

2019-06-05 00:04:02 | アルツハイマー病

先日先生にお会いした折、時々熱が出ていますと言われ、私の聞き違いだったのか中心静脈からの発熱と思っていました。

これからの事を含めて今の状態を知りたいと思い相談室の係の方を通して先生にお話を伺いたいとお願いしていました。

昨日病院に行くと丁度先生が見えていてリハビリの計画書の件もあり、又先日の質問についてお話がありますと看護婦さんから案内がありました。

早速お話を伺いました。

リハビリについては「出来るだけ車いすに乗せて同じ階の広い部屋などに連れて行っています」

又病状については「発熱は時々ありますが高熱になる事はなく薬で対応するとすぐに元に戻ります。ただ原因はよく分かっていませんが痰も出ないのし、炎症反応も小さいので肺炎やカテーテルからではないと思われます。もちろんカテーテルからと考えられる時はカテーテルの交換もします」

「血糖値も安定していますし、今は注射からのカロリーは少ないが注射からではなく嚥下の状態が良いので食事の量を少しずつ増やして行こうと思っています」と言って頂きました。

これは私の願っている状況です。普通食とまでは行きませんが少しでも前に進んでいるのがお聞き出来て嬉しい日になりました。

 (黄色の君子ラン 今年は特別大きな花が咲きました)



誤嚥性肺炎を起こす前は血圧、糖尿病、アルツハイマー病の薬などのんでいましたが「インスリンを点滴に入れ、高血圧の薬はのんでいませんが120台、下も70台?くらいで安定しています(ストレスがない?)。アルツハイマー病にはリバスタッチ9㎎を貼っていてこれから量を増やして行きます」という事でした。
以前貼った時は家でもデイサービスでも怒り出す事が多く中止になった事もあります。今はその元気もなくなったのでしょうか。

又少しでも元気になってもらいたいと思っています。

これからはあまり心配せずに夫の体調に任せようと思いました。

この頃ほとんど寝ていて声をかけてもあまり反応がありません。

昨日は結構蒸し暑い日でしたが足が冷たく(いつも足が冷えていて靴下をはかせてもらうようお願いしてありますが時々忘れています。)靴下をはかせようとしますがなかなかうまくいきません。足をくすぐる様になってしまいそれに反応して足を上の方に動かして行きます。私も少しいたずらして暫く靴下を半分の状態にして足をくすぐり笑っていると夫もそれに反応して笑顔になっていました。

笑顔には暫くはこの手で行こうかな!!

 (タツナミソウ 次々と襲ってくる波の様子が自然の造形の不思議です)