11月28日やっと主人が退院でき、ほっとしました。
11月16日(土)・17日(日)の二日間、今年6月11日だったでしょうか?植樹に参加した岩沼の「千年希望の丘」の草抜きツアーがあると言うので参加しました。
我が家のご主人様は11月22日から未だ入院中でしたがあの6月に植えた木は今年の暑さや大雨にどうなっているか気になって、かねてから植樹に一緒に行った友達と「どうなっているか行って見たいね」と言っていたのでこれはとても良い機会。
又次の植樹の為の苗の元となるドングリ拾いもしたいので是非参加したいと友達も誘って、思いきって参加しました。
時間も1日目は午後から、2日目は朝早くからでしたが午後からの参加に変更してもらっての参加です。
このところご主人様は7月の検査から始まって入院、いったん退院。そしてまた手術の為に入院、この時は早めに退院。2週間ほど家にいて又入院とずっと主人の病気に付き合い少し心が萎えてきていたので、家に帰りたがっている入院中の主人には用事があるとだけ言っての参加です。
実際には千年の丘の木々は大きく育ったという実感はまだありませんでしたが、あの暑さ、あの大荒れの台風などにも負けず、枯れている木もほとんどなく無事に育っている事に感激、安心。
この木が10年もたつとかなり大きな木になって、20年もすれば命を守る防潮堤の役割をはたしてくれるでしょう。20年後まで見守る事は期待出来ませんが、せめて10年後どんな形になっているか見られたらと生きる望みが出来ました。
千年希望の丘の植樹した木々
私たちが植樹したあたりの木々
私たちが草抜きをした場所は1昨年実験的に瓦礫を使って植樹したという場所です。1年ちょっと経った木々はかなり大きく育っていました。草抜きと云っても輪王寺の方々がかなり草抜きをしているとかで大きな雑草はあまりありません。
1年ちょっとたった木はかなり大きく育っていました。
早めにここを発って岩沼の神社に行きましたが、まだ時期が早いのかさほど採取出来ず、角田に向いました。ここには大きなウラジロガシの木があり17000粒くらい拾いましたが、まだ拾いきれない内に日が落ちてきて薄暗くなり心を残して採取終了。
最後にみんなで袋を持って写真を撮りましょうと言う時、私はこの袋を手に取って皆さんの所に行こうと思った途端足を絡ませてこの袋を落としてしまい、又袋に入れ直し。日が落ちてきたこの時間。皆さんごめんなさい。またまた年を実感。
17000粒のどんぐり
まだまだ落ちているどんぐり
このドングリはどれでも良いのではなく植樹する土地の母樹のどんぐりが、その土地で強く育つのだそうです。
だから団地や公園などに植樹されたものは出身地?がわからないので適さないとか。
同じ種類でも遺伝子がその土地に適応するように変化してくるのだとか。自然はしたたかです。
次の日は榴ヶ岡、青葉神社に参加。ここは去年も参加した場所です。
細川元首相を囲んで記念撮影
青葉神社には細川元首相も参加。一緒に拾いました。
普段は上がれない三越屋上で閉会式。今回のドングリは98600粒。これが育苗されて何年後かに又植えられる事になります。
閉会式
実際に津波で役に立つことが無く、癒しの森になってくれればと願って、久しぶりに楽しんだ1日でした。