日々これ楽日

桜情報を機に始めたブログがH25年猫は天国に、娘は結婚、夫は認知症と一気に環境が変わって老老介護の記録になって来ました。

リベンジ 富士登山 2

2010-07-27 23:39:52 | 旅行

去年は5合目から日帰りのコースで朝出発が遅れて7時頃になってしまい、ペースも遅かったので頂上まで辿り着けず、心残りのまま下山しました。
今年は頂上のお鉢めぐりもする積りで昼頃吉田口を出て、吉田口では一番上の山小屋、ご来光館に泊まり、朝早く出かけて頂上でご来光を拝み頂上を一巡する予定でした。

そのため5合目出発は12時45分とゆっくりになったのですが、この時間はツアーで登る人たちがたくさんいてびっくりしました。
大事をとってこまめに休み、ガイドさんはその度に点呼。自分の力で登らなければならないし、大勢の人たちなのでガイドさんは大変だと思いました。


7合目からは山小屋もたくさんありますし、トイレの心配も水の心配も無用です。
ただしトイレの使用料が去年は100円でしたが今年はほとんどが200円。300円の所もあり小銭が必要です。
酸素も大きな容器のものが1500円で売っていましたので、荷物を少なくしたい方はお金を持っていきましょう!!

           点々と続く山小屋

         

        整備された九十九折の道が続きます

       

そのほかに私は今年は焼印を押してもらおうと思い、長い杖がいいのでしょうがこれは持つのに重いのと長いので邪魔になるのではないかと30cmくらいの焼き引用の杖(値段は300円くらい)?を探しましたが見つからず7合目でお札のような板を求めました。
これは杉で出来ていて少し高く1500円でしたが、この際ですので奮発です。
焼印を押して貰うのに1箇所2、300円。7合目7ヶ所、8合目7ヶ所、頂上では奥の院では朱印、焼印があり私は頂上で押す場所を残す為に何ヶ所か省いてしまいましたが、結構楽しめて記念になりました。

快晴とはいかない天候でしたが却ってさほど暑さを感じず良かったように思います。 
       5合目を出てまもなくクルマユリが咲いていました
 
       
   
    私は西洋石楠花より清楚な感じのするこの白山石楠花が好きです。

       

       
        オダマキも咲いていました

         
  花がかわいいコケモモが咲いていました。丈が低いので草と間違えそうですがこれでも立派な?木です。高山の厳しい環境で育つため地を這うようにして育つけなげな花です。      

         

 先日泉が岳で見たのはピンクでしたがここはもっと赤が強い紅花イチヤクソウが咲いていました。

         

7合目近くの岩場のすぐ近くにコケモモ、紅花イチヤクソウの群落がありました。ぜひ気をつけてみてください。
   
        

   

所々で雲が晴れ下の方に山中湖、河口湖、周りの山々がシルエットになって見える様は山ならではの楽しみで、感動です。

        山中湖と奥多摩?の山々
       

今回はあまり見られないと言う富士山が影になって写る影富士も見られラッキーでした。
私はもう消えそうになったころに気づいたので一番きれいなところは見逃したのがちょっと残念でした。

        

宿泊先のご来光館に着いたのは7時半ころだったでしょうか?辺りはもう暗くなっていました。宿の事はまた次に書き留めたいと思います。宿がまた大変。貴重な経験をしました。


リベンジ富士登山1

2010-07-20 00:32:47 | 旅行

梅雨も明け暑い日が続くようになりました。

7月16日から18日にかけ昨年に続き富士山に行って来ました。
昨年少しの体力とたくさんの心を残してのリタイアでしたので今年もまた富士山に誘ってもらった時は1も2もなく参加することにしました。
ただメンバーが20代から50代、私だけがダントツの60代後半。仙台からは5名、名古屋から3名、更に福岡から2名。男子8名女子2名の計10名です。
皆さんの迷惑にならないかとそれだけが心配。
最初50代のベテランの方が荷物は持ってあげるからと言っていただきましたが法事が入り行けなくなり、その代わり3年ほど前に入社した筋肉むきむきの人にポーターを頼んであげるからと云われましたが、その彼も山は始めてらしく当てにする訳にも行かず、やはり山に行くには自己責任です。

なるたけ荷物は少なくした積りですが今回はご来光を拝むため、朝の寒さ対策と雨具は何より重要。食料品は少なめに、水は500ミリリットル入りのペットボトル2本だけ、それでも7キログラム近くになっていました。水は2リットルくらい必要といわれますが昨年の経験から高いけど(500
ml入り、500円)買える事が分かっていたので、お金はたくさん持って??水は最低限持っていく事にしました。
                 

16日は河口湖富士吉田口に近いホテルで名古屋組と合流、仙台を出たのは12時少し過ぎ。少し道に迷ってホテルに着いたのは7時頃。やはり遠いですね。ここで前泊。
17日は朝早く福岡の二人が到着(1010キロの道を車でほぼ12時間かかったとか)途中でテントで仮眠をしてきたと云うことです。

       朝ホテルから見た富士山

      

五合目に向かって10時少し前にホテルを出ましたが、五合目のだいぶ前から満車のプラカードが出され交通規制状態。
途中空いている駐車場もなくそのまま案内に任せているとご来光を拝んで山を降りて来た人たちが帰宅する車もあり、12時頃には五合目に到着。

    

お店の前にあったその日の富士山の天候。ここで気温は15度でした。
    

    人を運ぶ馬は静かに客を待っていました。
    

馬の料金表。そのほかにも乗り合い馬車のようなものがありました。
    


身支度を整えて12時45分頃には「さあ、出発!!」


泉ヶ岳登山

2010-07-10 23:48:21 | 野草

1週間前になってしまいましたが泉ヶ岳に行って来ました。
この日は前から楽しみにしていた早池峰山に行く予定でしたが前日の天気予報で生憎岩手県は雨。急遽予定を変えて泉ヶ岳になった訳です。
メンバーは私の行っている会社の人たち5名。男子3名。一応私もいれて女子2名です。
年齢は30代から60代まで。これは去年に続いて、来週また富士山に登山予定で練習登山です。
私は去年8.5合目までしか登れなかったのでリベンジ登山です。

雨上がりで足元に気を取られての登山になり、回りを見回す余裕はありませんでした。
幸い朝心配した雨も降らず、時々青空も見えるくらいになりました。

      

上り始めたのは10時半頂上に着いたのは12時半くらいになっていましたので、かなりゆっくりのペースです。
行きは水神コース(地図の水色コース)。パンフレットには子供連れにも最適なコースとありました。
下りは、私が以前上ったコースがカモシカコース(地図の緑色コース)だと言ったものですからそこを降りる事になったのですが私の思い違いだったらしく大きな石がある急な傾斜の山道でした。
スキー場のゲレンデ下を通って駐車場まで降りるのが結構長く飽きてしまうほどです。

帰り道は少し余裕も出来まだ咲き残っている花を見ながらのんびり下山でした。

何より嬉しかったのはピンクのイチヤクソウに出会えた事です。
普通は白い花でこの山の上り口に野草の写真が掲示されていましたがここに赤いベニバナイチヤクソウの写真が載っていました。濃い赤は見られませんでしたがピンクの花が咲いていたのです。花の下に雌しべが長く伸びています。

       
       
イチヤクソウの名前の由来はひとつの草全体に薬効があることから一薬草の名前が付いたとか。

ヨーロッパで咲くエーデルワイスの仲間ウスユキソウが清楚に涼やかに咲いていました。

       

花の形が可愛いサラサドウダンと思いましたが、サラサドウダンは花の形がもう少し短く釣鐘のような形をしていますし色の付き方も少し違います。どちらかというと花の形はドウダンツツジに似ていますので、これは違うのかもしれません。頂上近くにたくさん咲いていました。

           

1センチ位の小さな花を米に見立てた米躑躅(コメツツジ)です。
雄しべが長く花の外に出ています。
         

色も濃く葉も大きく棘も多く鬼の名前がぴったりのオニアザミです。
              

下の方には普通?アザミが色も爽やかに咲いていました。

           

 昔はあちこちで見られたオカトラノオ。まだ花が開ききっていませんが花が開くと動物の尾の用になりますが、虎の尾はそんなにふさふさしていたでしょうか??
          
スキー場のゲレンデを使ってゆった
パラグライダーを楽しんでいる人たちがいました。

          


市制施行121周年コンサート

2010-07-06 23:36:16 | その他

このところ遊び歩くのに忙しくてブログアップがなかなか出来ません。

とにかく一番最近起きたことから書きとめようと思います。

まず今日
6日、今迄ダイヤルアップ方式だったインターネット接続がやっと光ケーブル接続になりました。

電話の親機は1階、パソコンは2階にあり何も知識のない私は光ケーブルを2階に引いてもらった為いざ設定しようと思ったら親機と光ケーブルを直接つなげなければならないといわれ、対処法としては親機を2階に置くか、無線ランにしなくてはならないのだとか。
それからが大変。あちこちに電話をして電話線を2階から1階まで引けば何とか光ケーブル接続が可能な事が分かり40mもの長いケーブルを買って来てやっと取り付けました。
しかし、この基礎的な事も分からない私のような者を勧誘するときはどのような環境になければならないと是非説明をしていただきたいと係りの方にもお願いしました。

今回のサポートは電話が通じてもうっかり電話が切れたりするともう同じ人には繋がらない仕組みになっていて、同じ電話番号にかけてもどこに(場所があちこちにあるらしい)繋がるか分からずまた同じことの説明です。パソコンでは連絡が密になっていて、電話が繋がりやすい仕組みになっているらしいのですが本当に訳の分からない仕組みで便利なのか?不便なのか?私の常識は通らないようです。

まだインターホンが使えなくなってしまったという課題は残っていますがとにかく電話、インターネット接続は完了。これで今まで写真の多いネット検索も早くなり、もっと便利に使うことが出来そうです。
ただ今日は知識のない悲しさ、その接続、設定に一日かかってしまいました。でも結果はめでたしめでたしで、今日のブログが光ケーブル
記念のブログになります。


昨日は無料の市制施行
121周年記念コンサートがあり久しぶりに夫と出かけてきました。
仙台市になって121年も経つのですね・・・

プログラムはグリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲。ラフマニノフのピアノ協奏曲第
3番。ドヴォルザークの交響曲第8番です。管弦楽は仙台フィル。指揮は船橋洋介。ピアノがヴャーチェスラフ・グリャーズノフです。
       

指揮者の船橋洋介氏は初めて聴いたのですが、
40代と思われますがとにかく体全体を使ってエネルギッシュに華麗に踊るような指揮をしてなかなか魅力的でした。

 ピアノのグリャーズノ氏は仙台国際音楽コンクール第6位でロシア生まれの28歳。まだ若いピアニストです。
ラフマニノフのピアノ協奏曲
3番はなじみのない曲でしたが、若さみなぎる力強い演奏にひかれました。

まだ私の若かりし頃、娘がピアノを習い始めたとき、娘についていこうと思いましたが両手になった途端、挫折した苦い経験を持つ私にはピアノを両手でただ叩いてもあんなに早くは叩くこと出来ないだろうと思うくらい早く弾き続けるピアノにただ拍手、拍手でした。