日々これ楽日

桜情報を機に始めたブログがH25年猫は天国に、娘は結婚、夫は認知症と一気に環境が変わって老老介護の記録になって来ました。

長い間ありがとうございました

2022-12-16 23:48:39 | その他

今年も残す処1か月足らずになって来ました。

夫の祥月命日は9月21日。

一周忌を機に納骨し夫の引越し?も済みました。10月と11月の月命日は引越し先の住み心地はどうかとお墓参りに行って来ました。

お墓の周りには小さな花が咲いていて心慰められました。お参りしている時丁度お墓のお掃除をして下さる方がいて、お墓やその周りの傷んだ花やゴミを取り除いていました。

10月はまだうら温かい日だったので青空を眺めながら東屋で夫にお供えしたお菓子を食べ、お茶を飲んでバスの時間までのんびりと一緒に過ごしてきました。

11月は少し寒い日でしたのでバスの時間に合わせてお参りだけで帰ろうと思っていた時、前と同じ方がお掃除に。私を見て「水をあげていた器が少し大きく蓋が当たるので紙を当てておきましたがそのままでいいですか」と言って頂きました。丁寧にお守りして頂いているのを感謝し有難く思い夫も居心地よいのではないかと嬉しく帰宅しました。

 

 

2006年3月に桜情報に始めたブログでした。16年もたった事になりますが最初は1週間に3,4回のアップが1週間に1回、1か月に2,3回。この頃は1か月に1回もアップする事も出来ずにいました。

喘ぎながら書いて来たこのブログですが書く素材も、気力も無くなって来ました。

 

最後まで応援して下さった皆様にはお礼の言葉もありませんがここでブログを終了する事にしました。今まで応援して下さった皆様ありがとうございました。

 

 

お父さん引っ越し先の住み心地はいかがですか?お花に囲まれ静かに過ごしている事と思います。

今年ももうすぐ終わりです。私も80才になった途端あちこち壊れて?来ていつまで元気でいられるのかちょっと心配になって来ました。

今はまだ自分の事は何とかこなして時々は友達とランチに行っておしゃべりを楽しんでいます。

リフォームをした時ピアノを手放し、その代わりピアノが好きだったお父さんにキーボードを買いましたが手を付ける事はありませんでしたね。


放って置くのももったいないので音楽に縁のなっかった私ですが今頃になって習い始めました。
勿論上手になることは望んでいませんが少しずつ弾けるようになっていくのが嬉しく楽しんでいます。
80の手習いです。応援して下さいね!!

お父さんこれからも月命日には会いに行きたいと思っています。

もう少し楽しんでいずれ私もそちらに行く予定です。

待っていて下さい。

          

 


一周忌そして納骨 

2022-10-10 22:44:23 | アルツハイマー病

今年ももう10月!

爽やかだった秋空もこの頃はアッという間に冬の気候になってしまいました。

 

喘ぎながら書いているブログ。
それなのに・・・・

夫の一周忌、納骨の模様を記しておこうと思っていましたがパソコンの調子?が悪く編集画面にログイン出来なくなり他の方のブログも読む事は出来ますが“イイネ!”等にも反応なしになってしまいまた。

何度もgoo事務局に問い合わせ挑戦しましたが上手くいかずすっかりやる気をなくしました。
10月に入り涼しくなって来てやっとやる気?が戻って来ました。

訳が分からずいじっているっパソコン。年寄りには若い人にはなんでもない事が言葉も分からずパニック状態。
やる気を維持するのは何とも大変です。

器械に振り回されているこの頃です。

 

そして・・・・やっと編集画面にログイン出来るようになりました。

夫は3年近く入院生活だったので1年ほど家でゆっくりしてもらい一周忌のこの機会に納骨しようと心に決めていました。
本来は49日までに納骨すものだという方もいますが・・・・

9月21日が夫の命日です。いよいよその日になって来ました。

アッという間の1年でした。

9月18日夫の弟夫婦2組と娘夫婦、息子と計7人だけでお寺で一周忌と納骨をお願いしました。

初めての事でどうしたらいいのか分からずお墓を買った石屋さんに電話して教えて頂きました。

お寺へのお布施は本来なら1周忌、納骨別々にお願いしますが今回は一緒にやるのでまとめてお礼をしていいのだそうです。(少し倹約出来ました)
お花はお寺本堂の大きな花瓶に1対、お菓子、果物盛り。これは一周忌用。

納骨には「お骨を忘れないでくださいね」と念を押される事を思うと「忘れる人もいるのかもしれないね」と娘との会話。結構重さがあるので忘れないうちに息子に「忘れないで持って行ってね」と頼んでおきました。

この頃の私は忘れる事が多くちょっと心配な状況。
「この頃ぼけて来たかなあ?」と子供たちにいうと「大丈夫。前から同じだよ」??という返事。

お骨はしっかり持ちましたが義弟が「位牌も持って行くんじゃないの?」という事で先日特別言われませんでしたが「やはり必要だよネ」という事で持って行きました。正解でした。

 


本堂に入るとご住職がお花は水の入っていない花瓶?に活けるようにとのお言葉。

お菓子は包みを開けてお供え?、果物はそのままでした。

本堂でお経をあげて頂き一周忌は終了。

その後お花はそのままお墓に持って行ってお墓に飾るようにという事でした。水のない花瓶にお花を活けた理由が分かりました。

お墓用の花も持って行きましたが必要なかったようです。

そしてお菓子は「皆さんでそのまま食べて下さい。今度はお父さんからのプレゼントですよ」ということでした。

なんと粋な計らい!
お寺で甘いものはたくさんいただくだろうからお煎餅にしようと用意したお供えでしたが
その場でお父さんからプレゼントのお煎餅を頂きました。

そのままお墓に向かうとお墓の蓋は開けられ納骨して下さる人が待っていて準備が整っていました。

お墓の周りには小さな花が色とりどりに咲いていて心癒される風景でここで良かったかなと改めておもいました。

骨壺から白い袋に移してお墓に入れ蓋は閉められました。

ばたばたしていて別れの言葉も言えませんでしたがこれで引越しは終了。

 


         

 

 

お父さん新居の住み心地はいかがですか?

私もその内ゆく予定ですよ。

この世では忘れられてしまいましたが思い出して待っていて下さい。

その日まで元気に楽しく暮らします!!!

 


新盆

2022-08-15 01:13:58 | その他

夫が亡くなって初めてのお盆。

9月21日が命日で少し前に1周忌を。3年間入院生活で帰宅する事がなかった夫の納骨をする予定です。

その前に来るお盆の事は頭にありませんでしたがお盆が近づくにつれて新盆である事に、はたと気づき一周忌前にに仮の仏壇のままだったのでこれを機会にお仏壇を新調したいとネットで調べましたがなかなか大きさやイメージがつかめません。

バイパス沿いには仏壇やさんがありますが足がなくそこに行くのは大変なので駅近くにある仏壇やさんに行ってみる事に。

現代感覚のお仏壇でしたが私のイメージにはぴったりでした。

夫が大切にしていたオーディオラックに入れたいと思っていたのでそれに合わせた大きさで気にいった仏壇は大きさが合わず次候補の物に。

小物はネットで選び今夫はそこに入っています。

魂入れはどうするのか調べてみると仏壇には必要なくご本尊に魂入れが必要なのだそうです。

いずれは私もそこに落ち着く予定です。

 

今日はまだ納骨はしていませんが娘夫婦とお墓参りに行きました。

お墓の周りには色とりどりの花が咲き乱れここで良かったかなと改めて思いました。

お父さん無事帰宅出来ましたか?

最後の新築の家の住み心地はいかかですか?

のんびりして行って下さい!!

 


7年目のお悔やみ

2022-07-19 23:16:34 | その他

日本の出来事とは考えられない阿部元首相の銃撃。そして統一教会の考えられない献金の悲劇。

ウクライナとロシアのの長引く戦争。コロナは再拡大。宮城県でも堤防は決壊するほどの雨。

心が痛む毎日です。

ブログを書かないまま2か月も経ってしまいました。

 

先日高校時代の同級生の息子さんのお悔みを7年目にしてやっとお伝えする事が出来ました。

亡くなった事を知ったのは息子さんが亡くなってしばらく経ってからでした。

我が家の息子と同じくくらいの年代の優秀だった息子さんは学校からも期待されていたようですがパソコンのゲームにのめり込んで勉強がおろそかになり自分の望みの学校には行かれずほかの学校に行きました勉強が身に入らなかったようです。

そんな訳で就職もままならずアルバイトをしていて親は仕送りを続けていたそうです。ところが電話でのゃりとりで誤解があったらしく突然ずっと住んでいた住まいから出て行き音沙汰が亡くなってしまい、友達は仕送りを続け引き落とされている事に無事でいる事に少し安心していたそうです。

が、そのうち仕送りしたお金が引き落とされる事が無くなって心配していたところ息子さんは自死していたと警察から連絡があったそうです。

7年前、淡々と話す彼女に私は伝える言葉がありませんでした。

お悔みの言葉を手紙に書こうとしましたがどうしても書くことが出来ず、心に残りながら電話で話してもその話に触れる事が辛く心を痛めながらお悔み伝えられませんでした。

先日ほかの事で電話で話をしていた折息子さんの7回忌をやる事になったという話になりました。

「ああもう7年になるのね・・・」と。

私はお悔やみを伝えたいと改めて思いました。今まで心にかけながらどうしても伝える事が出来ない事に自分の心が痛んでいました。今更どうしていいのか、何をしていいのか分かりませんでしたがネットからお花を送らせて頂き、やっと書く事の出来た手紙をお菓子に添えて送らせて頂きました。

今頃になってとも思いましたが友達は嬉しかったと言って頂き私も7年ぶりにお悔やみの心を伝える事が出来今までの心のもやもやと痛みを解消する事が出来ました。

すぐにお悔やみを伝えられなかった自分を恥じています。

 

夫は今年は新盆です。

これから仏壇を揃え遺影を飾って心ばかりの供養をして夫を迎えたいと思っています。

9月は一周忌法要の予定です。月日の経つのは早いものだと思っているこの頃です。

 

 


ハンカチの木

2022-05-11 00:13:20 | 野草園

今年も早5月。桜もあっという間に散って今は新緑が優しく目に移ります。

5月13日は亡き夫の誕生日。81歳になるはずでした。

その13日は夫のお母さんの命日でもあります。

 

 

野草園は先日3月16日の地震で天井が落ちて入口は閉鎖。食堂もお休み。

受付はわきの方に別に設けてありました。

4月25日、桜には少し遅いかと思いましたがお目当ての桜があり出かけてみました。

珍しい薄緑色の御衣黄を見たいと思って行きましたがどこにも見当たりませんでした。

帰りに受付で聞いてみるとカミキリムシがついて切ってしまったという事でした。

水芭蕉なども花は過ぎていて薄い紫色のシラネアオイが華やかでした。

更にハンカチの木の見頃聞くと今つぼみが少し大きくなっているので連休には見ごろになると思いますという事ででした。

 

 

5月6日。前から見たいと言っていた友達を誘っておにぎりとお茶を持って改めて出かけました。

ハンカチの木はまさに満開でいつもより大きな花をたくさんつけていました。

名前がユニークですがこの花の咲く姿を見ると昔の人達のセンスが伝わります。

まさにハンカチがぶら下がっている風景です。

鶯や名前も知らない鳥の鳴き声を聞きながら新緑を眺め、ゆったりとおしゃべりしたり、観察会なのでしょうか?4年生だという子供たちの楽しそうな笑い声、原っぱを転がりまわったり鬼ごっこをしたりする姿は孫のいない私には心癒される光景でした。

 ちょっと変わった姿のクマガイソウ。花の形が武士の熊谷直道がの道具を入れた母衣に見えたからとか・・・

   シラネアオイは大きめの花ですが静かにたたずんで咲いています。    

   花筏は花が葉っぱの筏に乗っています。

家でもいつものんびりしていますが今年は家とは違ったこんなゆったりした時間楽しみたいと思った一日でした。

 


法務局へ

2022-04-01 00:20:29 | 遺産相続

夫が旅立ってあっという間の6か月でした。

家の相続手続きをしようと思いながら今年の冬は殊の外寒いのとコロナの第6波の勢いはすさまじいもので外出もためらわれていました。

とうとう3月。やはりやってみようと重い腰を上げました。
法務局に電話をして予約をしようと思いましたが今はコロナで対面で対応する事は出来ず、予約をしないでホームページから出来るようになっています。分からない事は電話で聞いて下さい。
書き換えは難しいので専門家に頼む事をお勧めします。

確かこんな言葉だったと思います。

ホームページを見てe-taxが必要である事を知りネットで買い挑戦しましたが私が接続したときは丁度対応時間外(夜遅く)だったり、休みだったりして上手く出来ませんでした。

それでも図書館から借りて来た本やホームページを参考にして何とか書類を揃えましたが本当にそれでいいのかどうかは自信がありません。

ただ一応書類も集めた事だし、とにかく行って聞いてみよう、それでだめなら専門家に頼もうと心ひそかに覚悟して出かけました。

案の定受付では専門家を進められましたが「一応書類は持ってきたのですが・・・」というと若い受付の方はこんなに揃っているのならと預かって頂きました。

印鑑証明、夫が生まれてからの戸籍謄本は9月末、銀行の相続手続きをした際に取ったものの原本が返却されたのでそのまま使う事が出来そうです。

そこでは印鑑証明は3か月以内ですと言われそのまま預かっては貰いましたが帰宅してからすぐに子供たちに連絡して取りなおして貰いました。

その時押印はどの書類にするのですかと聞きましたがいらない?と言われました。

印紙を貼って一応預かってもらいこれで一応預かってもらったのだから手続きは済んだと思ったら家に帰ってからどっと疲れが出ました。

所が十日ほど経ってから係の方から電話があり書類が足りないので取り下げますという事でした。

足りない書類の分を教えて頂き家に帰って早速書類を作り印鑑証明の印鑑押印はやはり必要でした。揃えた書類は戸籍謄本など6か月以内のものというのが普通かと思っていましたがそれは何年先でも使えるとか。意外な言葉にびっくり、そして安心しました。

それでも思い立ったので3月中に済まそうと遠くに居る息子には速達便で返信用の封筒も切手を貼ってすぐ送り返してもらうようにして書類を送りました。

すぐに送り返してもらい、市内にいる娘には結婚して姓が変わっているので抄本が必要と言われ取ってもらい書類は揃える事が出来ました。

所が私はこの家の相続は私がするものと決め込んでいましたがこのブログにいつもコメントを頂いているグランマさんは「8年になりますがまだ変えていません」とあった事を思い出しいつまで元気でいられるか分からない自分の名義にする必要があるのかと考えてやはり急がなくてもいいのではないかと急に思い立ちました。

暫く考えてみようと思っています。

ただ今回書類を出した事で随分今まで知らなかった事を教えて頂きました。

自分の知識がなかったという事ですが・・・。

法務局の手続きは難しいと言われますがこのブログでも何人もの方に”分からない事は聞いてみると親切に教えていただけます”と教えて頂きました。

挑戦あるのみです!?

 


屋根修理詐欺商法?

2022-02-13 23:48:01 | その他

北京オリンピックも楽しみにしていた羽生君のフィギアも終わってしまいましたが「挑戦に行った」「全力を出し切った」「報われない努力だったかもしれない」と怪我をしてもめげる事無く今回も捻挫をしていたようでしたがそれも隠して挑戦した彼の言葉に、挑戦に心打たれました。

1か月近く前になりますがドアホンがなり出てみると中年のそんなに感じの悪くない中年男性が映っていました。

「近くのアパート(どこ?)のメンテナンスで屋根に上っていたらお宅の屋根が傷んでいるので気になってお伝えに来ました」そんな言い方だったと思います。

私はとっさに学生時代のグループラインを思い出しました。
東京に住む友達ですが同じような業者さんが来て「屋根がいたんでいる」と言われいったんお願いしたけどやはりおかしいと思い次の日断りの電話を入れたという事でした。
同じライングループの友達がやはり同じような人が来たと。
古い家を見つけてはそう言っているのだから絶対に信用しないようにという事でした。

私はこれを思い出しとうとうこの地にもやって来たのだと思いました。

「ありがとうございます。いつもお願いしている方に早速見てもらいます」と丁重にお断りしました。見てもらってはいませんが・・・・

所が暫くして同じ町内会の方に教えてもらいたい事があり電話をしたら留守電になっていました。
普段立ち話をする程度のお付き合いの方だったので防犯の為に留守電にしているのだろうと思った私は大した用事ではなかったのですが留守電に入れるとすぐに折り返しの電話がかかってきました。
やはり「防犯の為にナンバーデスプレイに名前の出ない電話には出ない事にしている」という事で「実は私も同じにしている」という事から屋根修理の勧誘があった事など話して「やはりこちらにも流行って来たらしい」と話すと「いやすぐ隣でも被害に合っている」という事でびっくりです。

もう何年か前になるらしいのですけれど隣の屋根に長い梯子がかけられていて屋根上では若いお兄さんが何もしないで携帯をいじっているのでおかしいと思いながら見ていると2日ほどそんな状態だったそうです。ところが後日業者さんが訪ねて来て「隣の奥さんどんな方ですか?」と聞かれさほど深いいお付き合いもないので「普通の方ですよ」と答えておいたそうです。どうしたのかと思ったら「実は工事をしたけれど高いからと言ってお金を払ってくれないので困っている」という事だったようです。

暫くしてそこのご主人にお会いしたら「じつは奥さんが契約してしまったので70万円支払った」と話していたそうです。「暫く時間が経っていたので何とも云う事が出来なかったと言っていましたがまさに親切を装った詐欺だったと思う」言っていました。

この頃本当に色々な詐欺?が流行っています。

グループラインの友達も去年7月にご主人を亡くして相談できる人がいないのは寂しいと言っていましたが、一人暮らしになった私も益々知らない人からの電話は出ない事にして失礼してしまう事もあります。
勧誘の訪問にもつい力が入りとにかくドアホン越しに断る事にしています。

実際に被害に会った人が近くにいる事を知り相談する相方もいなくなった今は益々気を引き締めなくてはと改めて思いました。

 


銀行口座凍結そして解除へ

2022-01-14 23:01:20 | その他

夫が旅立ってもうすぐ4か月。あっという間でした。

11月7日には49日の法要を行い12月末には100か日もすぎました。

夫の後始末もまだ少し残っていますが家と少しばかりの預金を残してほぼ終わりました。

 

私のうっかりの為夫の葬儀のすぐ後に葬儀会場の支払いに行って大失敗をしました。

夫がアルツハイマー病の診断を受けた後これからは益々記憶がなくなり、文字を書くのも無理になるだろうと覚悟した私は夫を銀行に連れて行きました。自分の名前、住所、誕生日、年齢など必要であろう事を大きく書いた用紙を持って・・・・。

そしてさほどありませんが定期預金を解約してこれからの病院代、介護代などをいつでもカードで下ろせるようにしたのです。

お陰で夫の必要経費はあまり心配なく過ごす事が出来ました。

ここまでは良かった筈なのにお葬式が終わり葬儀代の支払いに銀行に行ってふと請求書を良く見た私は喪主〇〇様、故人◇◇様となっているのを見て改めて故人の名前の通帳で支払って良いのかとふと思ってしまいついそれを独り言で口に出してしまいました。

それを耳聡く?聞いた銀行受付のお嬢さん「亡くなったんですか?」と聞き返してきました。

私は嘘を言う訳にもいかなくてつい「はい」と答えてしまいました。

「それではこの通帳は凍結されるのでこれでは支払い出来ません」と冷たく言います。

私は必死に「お願いだから聞かなかった事にして!」と3度ほど懇願しましたが聞き入れてもらえる訳もなくすぐ近くの窓口に移され、遺産相続の手続きになってしまいました。

「すぐ終わります」という割には書類が多く時間もかかりました。

そしてちょっと遠くなった銀行に行った割には用事を済ませる事が出来ませんでした。

結局支払いも出来ず少ない遺産相続の為に息子、娘に印鑑登録の用意を頼み私はまず区役所に行って戸籍謄本を取りましたが、私たちの本籍は現住所ですが夫が誕生した時までさかのぼり謄本をとる事になり夫の実家、さらに舅の実家(夫が生まれた時はそこが本籍でした)の本籍迄さかのぼり取り寄せました。

 

私は銀行口座の凍結については亡くなるとすぐ口座は凍結されると聞いていましたが銀行がいつ、どこからその情報を得るのかいつも不思議でした。

何度か聞いたりしましたが誰も分かりませんでした。司法書士の方にも聞きましたが分かりませんでした。立場上「知らせなければ分かりませんよ」という訳にはいかなかったのでしょうか?

死亡した事を銀行はいつ知るのでしょうか?

実際は家族が申告したり、銀行が新聞に載る死亡広告などをみたり又噂をもとに調べたりするのが本当の所でどこからも銀行に知らせが行くという事はないのだそうです。

私の失敗を葬儀社の方に話したらそう教えて頂き、夫の葬儀で初めて知る事になり謎が一つ解けました。

 

銀行での凍結はやっと解除出来ましたが郵貯はまだ支払いがあるのでそのままになっている状態です。

そろそろ解約を考えようと思っています。

 

この預金については亡くなる前から1日の限度額(50万円)を少しずつ下ろしておき残金を無くしておくのも良い方法なのだそうです。たくさんある人は無理??

後は家の相続が残っていますが専門家に任せようかとも思いましたが友達の話によると法務局に行くと親切に教えてもらえるという事です。

まだ行ったことのない法務局。まず行って話だけも聞いてきたいと思い始めたこの頃です。

 


有難うございました

2021-12-31 23:44:40 | その他

寒い年末となりました。あと1時間足らずで今年も終わりです。

コロナは続き、この頃少し落ち着いて来たかに思っていたら東京では又どんどん多くなって来ています。

まだまだ不気味なコロナです。

夫が旅立って3か月余。100か日も終わり私の1年は終わりました。

亡くなった時は夫が病院にいた時の一人と違って本当にあの世に行ってしまった時の喪失感

はやはり違う物だと実感しました。

このブログでも随分力づけて頂きました。

友達からも久しぶりの電話を頂き、近所の友達はランチに誘って頂き、おしゃべりから元気を頂きました。

まだまだ忘れていた支払先変更や高額医療費の振込先など書類は届きます。

色々失敗もありました。

今は家の相続の登録を替えるにはどうしたら良いか思案中。

全く門外漢の私ですが友達は

「自分でも簡単に出来るよ」と教えてもらっています。本などにはかなり難しいと書かれています。

ちょっと覗いて見たいと思っていますが益々覚える事ばかりか理解する事も難しくなって来

ているこの頃です。

でも出来る所だけでもやってみようかと思っています。

ボケ防止になるでしょうか?

 

お父さん。お父さんの亡きあとの細かい仕事が次々とやって来ます。まだ家の事が残っています。

出来るかどうかわかりませんが自分の力でやってみようと思っています。

見守って下さい。もうすぐ新しい年です。

元気に過ごしています。


戒名なし

2021-11-26 22:54:37 | アルツハイマー病

今年も残りあとわずか。暦一枚を残すだけになって来ました。

夫が旅立って2か月余。あっという間でした。

 

11月7日には49日の法要を行いました。

葬儀の後49日と100か日の法要をやったような気がしていましたが仏教でいう49日は今までさ

まよっていた魂があの世に行く大事な日なのだとか。

義弟達と娘夫婦など計7人で家で和尚さんにお経をあげて頂き会食は場所を替えて夫がまだ

仙台で勤務していた頃何度か使った事のある300年もの歴史ある料亭で行う事にしました。

もう行く事は出来ないけれど最後に夫を忍びたいと思い選んだ料亭です。

 

法要は行いましたが夫には戒名をつけず位牌も俗名で作ってもらいました。

戒名は仏様の弟子になった証に授かる物だそうですが私は戒名はどうもなじめないでいまし

た。

今まで両親や親族にも必ずつけてありますが全く記憶にありません。

あの世に行って戒名で呼ばれても誰の事か分からないのではと心配でした??

ましてや認知症の夫が分かるとは思えないのでした?

 

そんな時3年前にご主人を亡くした友人と話していた時亡くなった時の事を伺いました。

お寺も葬儀場も決まっていない時に亡くなったので近くの斎場にお願いしてそこで葬儀をや

ったこと。

和尚さんはそこで紹介した頂いたお寺さんに頼んだこと。

戒名は付けず俗名のままで送った事。

お墓はまだ決めてない事。等など。

 

私は「お寺が決まっていなければ戒名はどうしたの?」と聞いてみました。

お寺が決まれば檀家になり戒名を付けて頂くので他のお寺にはそのままでは移れないと聞い

た記憶があります。

和尚さんにはそのときだけお経をお願いして俗名でも構わないとの事。

今も遺骨は宅葬にしてそのまま家においてありご主人が寒がっていたのでお墓に葬るのをた

めらっていること。

何よりご主人が散骨を望んでいたけれどそれは息子さんたちの賛同がえられないし、散骨は

迷っているし、暫く家においておこうと思っているとの事でした。

 

我が家は去年11月頃比較的家に近い樹木葬のお墓を買い求めてありましたので永代供養でお

寺の檀家になる事なく埋葬出来ます。

娘は嫁ぎ、私たち二人で息子は独身ですのでいずれ無縁仏になる事は自明の理。

樹木葬はお寺の境内の一部にありますがお寺は管理だけ請け負っているそうで檀家にはなっ

ていません。

お寺にはお葬式や法事をお願いしました。

実に中途半端ですが無宗教ながら仏教に則って行いました。

 

ただ夫は3年もの間入院生活だったので暫く家でゆっくりしてもらおうと埋葬は1周忌くらい

にしようと思っています。

 

夫の父方の実家は神道。夫の実家は仏教。夫のお姉さんはキリスト教。我が家は無宗教。

あの世に行ってから家族一同巡り合えそうにありませんがそれぞれ自由に生きて?行く事に

なるのでしょうか?。

広い野原でみんなで会う事が出来るといいのですが??

 

お父さん樹木葬でお墓を決めた時から戒名なしにしようと決めていました。

孫もいないし結局無縁仏になってしまいますしあまり複雑な事にしないようにした方が良い

かなと思ったのです。

お父さんも自分の名前しっかり覚えておいて下さいね?そんなに遠くない内に私も行く予定

です。それまでには私の事も思い出しておいて下さい。

そうでないとまた私一人で暮らす事になってしまいます。寂しいから・・・・