10月始めにドイツのケルンで開かれた INTERMOTO (インターモト・国際バイク見本市)、出展社1000社以上、入場者20万人以上で、まさに 「世界最大のバイクショー」 でした。
その会場で見かけた側車付きのURAL(ウラル・ロシア製)。そのお尻にぶら下がったフライパンに目が釘付けになりました。なんと飾り気の無いバイクだろうと思ったのです。学ランを着込み下駄を履いたバンカラな高校生が突然目の前に現れたかのようでした。
「究極にカッコ付けてないバイク」 としては、この URAL のように、新車生産されていて、しかも各国で車検が取れる車両は他に例が無い(中国製の軍用の同系車を除く)と思います。
もし、「男らしい」 を、 「無骨」 「潔い」 「力強い」 で等で定義したら、誰もが、「チャラチャラしている」 「しつこい」 「弱々しい」 とは思わないのではないでしょうか、URAL のことを。少なくとも私は、「大変に分かり易いバイク」 だという印象を持ちました。
でも、「これを買うか」 と聞かれれば、「あり余るお金があったら、1台買ってみたい」 と答えるでしょう。残念ながら、「便利」 で 「快適」 なバイクにが当たる前になってしまって久しいので、敢えて 「苦難の道を辿る」 を覚悟させるこのバイクの雰囲気が私を躊躇させます。
その会場で見かけた側車付きのURAL(ウラル・ロシア製)。そのお尻にぶら下がったフライパンに目が釘付けになりました。なんと飾り気の無いバイクだろうと思ったのです。学ランを着込み下駄を履いたバンカラな高校生が突然目の前に現れたかのようでした。
「究極にカッコ付けてないバイク」 としては、この URAL のように、新車生産されていて、しかも各国で車検が取れる車両は他に例が無い(中国製の軍用の同系車を除く)と思います。
もし、「男らしい」 を、 「無骨」 「潔い」 「力強い」 で等で定義したら、誰もが、「チャラチャラしている」 「しつこい」 「弱々しい」 とは思わないのではないでしょうか、URAL のことを。少なくとも私は、「大変に分かり易いバイク」 だという印象を持ちました。
でも、「これを買うか」 と聞かれれば、「あり余るお金があったら、1台買ってみたい」 と答えるでしょう。残念ながら、「便利」 で 「快適」 なバイクにが当たる前になってしまって久しいので、敢えて 「苦難の道を辿る」 を覚悟させるこのバイクの雰囲気が私を躊躇させます。
その時許可を頂いて展示のバイクの側車に座らせてもらいましたが、シートはふわふわでした。日本では右側の側車だと乗せてもらう身ですが怖いっていうイメージですが一度乗ってみたいと思うバイクです。
「このバイクは知人が購入を考えていた」と
は、お知り合いの幅が広いですね。おっしゃる
ように「凄い展示方法」だと思います、私も。
「さあどうだ、男なら買ってみろ」のような
「開き直り」が感じられました。
このURALは、「修理しながら、改良しながら、
乗って行く」バイクだそうです。「何から何ま
で一からやり直したくなるバイク」だそうで
す。そして、全部やり直す直前で「精も根も尽
きて」売り払いたくなるのだとか、聞いたこと
がありますが、手放さない人も多いに違いあり
ません。
一度は乗ってみたい、一度は所有してみたいバ
イクだと、私も思います。