ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

峠の頂上を目指して

2011-09-19 16:18:33 | ZZR1400
アルペンの峠の頂上を目指した者だけが見る景色、がこれです。今回のツアーで越えた峠の数は20余り。一つ一つが名峠で、上っていく者たちに見事な景観を見せて行ってくれました。感動が度重なるのに衝撃は鈍ること無く、上った者達の目に、そして心に、その印象は深く刻まれたと思います。

例え、このような峠に100回上った者が居たとしても、 「もういいや」 には決してならない、そんな巨大な魅力でバイクごと人を包み込んでしまいます。こればかりは、 「百聞は一見に如かず」 の諺通りで抗しようがありません。私も同行した3人のドイツ人たちも 「魅了された者達」 なのです。

一生の思い出に、繰り返し味わいたい為に、今回のような型破りな団体ツアーは、後の為に、つまり一人でアルペンを超えていく為に、きっと役に立つことでしょう。赤字にはできませんが、単なる商魂ツアーに飽きた 「本物を求めるライダー」 には大きなヒントになったツーリングだったという自信がありましたが、終えてみると 「確信」 となりました。

もし、このようなツーリングをしてみたいと言う方、グループの方々は、このブログのメールアドレス(zzr1400_2006@mail.goo.ne.jp)に個別にお問い合わせください。日本からネットで電話もせずに予約可能なホテルに本当の意味での 「お得」 等はありません。簡単に手に入るものからは感動は得られないのは、皆さん他の事でもご存知な通りです。

身銭で繰り返し行きたいと欲する場所、再び食べたいと思う物、何度飲もうとも飽きないビールやワイン、そんな在り処を一人でも多くのライダーに経験して貰いたいと長年思ってきましたが、走りを引っ張ったドイツ人たちから、走行中のバイク上でメットのシールドを全開にし両手を挙げて雄叫びを上げた参加者たちの話を聞いて、それが実現できた事を知りました。