体験者談をまとめると、「タイヤ自体の軽さ」 がもたらす、利得と弊害を併せ持ったタイヤらしいです。耐久性は良いようです、少なくとも BT021 並みか、それ以上は持つらしいです、距離的には平均して1万キロ前後だと聞いています。サーキット走行が混じると極端に減ると思いますが...
超高速(時速220キロ以上)の直線でも、高速な(時速180キロ以上)曲線ででも、「嫌な感じ」 がしたら、急な減速やシフトダウンを避けて、そのネガな印象が消える状態に戻せば良いとの感想です。
リコール前のフランス生産分の2CTの既知の問題点は、ドイツのアウトバーンのように、サーキットではあり得ない 「時速200キロ超での巡航」 なんて真似をすると、既に安全上の問題はないのでしょうが、弱点が透けて見えます。
ある境に、「ズルッ」 と行くのか、事前に何らかのシグナルを貰えるのかでは、シグナルを受信できるタイヤの方がありがたいと言えますし、公道での使用を前提に考えると、本来はそうであるべきです。
しかし、果たして、「BT021 の方が良かった」 と言えるのか、「2CT を知る事が出来て幸運だった」 と言えるのか、今はまだ結論が出ません。でも、「じゃー、楽しくないか」 と聞かれれば、「楽しくなった」 と言えるタイヤです、2CT は。