押した仕事が幾つもありますが、気になって仕方がなかったので、昨晩(0時頃から3時頃まで)アウトバーンを 2CT 付きの 1400GTR で流しました。
カワサキショップのオヤジさんは、「ドイツで100本の指に入る現役のレーサー」、「危ないから公道はバイクで走らない」、御仁です。その人の一押しタイヤが、リコール後の 2CT (スペイン製) なのですが、「カーブをより高速に回れる」 が彼の視点です。
昨夜は、 「あれっ」、「あれれ」 と言う瞬間に何度も遭いました。曲がりなれた高速カーブ(時速200キロ超)で、後輪が不安定になるのを感じたからです。「滑る」 のではなく、タイヤが腰砕けたようにグニャッとなる感じです。高グリップタイヤ、高トラクション、高速カーブ、途中でトラクションが抜けたら、そのまま滑ってしまおうが、グリップ復元でハイサイドが起ころうが、いずれにしても事故に繋がります。
メーカ指定のタイヤで同じ区間をもっと高速に走り続けましたが、このような 「嫌な感じ」 になった事は1度もありませんでした。何故でしょう?突出した何かを得る代わりに、他の何かを犠牲にしたということなのでしょうか?
いずれにしても、1400GTRのアウトバーンでの使い方に制限が加わりました。ZZR1400 的に走れなくなった、と言うことです。でも、確かに低速カーブは面白くなりました。