おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

大学院の志望動機

2005年10月03日 | お勉強


どうして、社会人大学院へ通おうと思ったのか。

最近、この質問をよく受けます。古い友人には「ちづるが大学院ねぇ…」とか言われたり、そうかと言うと他の人には「いや、俺はいつか、ちづるなら行くと思ったよ」と言われたり。

計画的に受験しようと思って準備を進めていたわけではないので、そう聞かれても明確な理由があるわけではないのですが、ボンヤリとした「背景」はいくつかあったかも。

無理矢理、挙げるとすれば・・・

・今の会社で5年ほど、広告(とくにネット広告)やキャンペーンの立案、実行などの販売促進に携わってきて、実務はどうにかこなしているものの、マーケティングの理論を勉強したことがない。本すらも読んだことがない。独学でも学ぶことは出来るが、同じ勉強をしている人達と意見を交わしたり、他社の事例に触れたりするのは、教育機関じゃないと出来ないのかも、と考えた。

・早稲田商学部がやっている社会人大学院は、自分の専攻するモジュールについて、より深く勉強できると思った。広く浅く経営学の勉強をするより、専門分野の知識を深めたかった。

・ブランド力が弱い会社と強い会社、両方に勤めたことがあり、同じ名刺を一枚差し出すという行為だけで、相手の態度が大きく違った。特に今の会社はブランド力が強いので「わー、スゴイですねー」とか「評判良いですよねー」と言われ、ついでに私を見る目もなんだか違う。なんだか下駄を履かせてもらっている感じ。ブランドって何ぞや、としみじみ思うようになった。

・私は帰国子女で、学部の受験はどうせラクして入ったんだろうと思われがち。だから、人よりも沢山勉強をしなきゃ、という脅迫概念が少しある。

・じん帯を切ってしまったので、冬にやることが無くなった…。

まぁ、最後の理由が一番強いんだろう、とツッコまれそうですが、他にもいろいろ理由はあるのです。一言では言い表せませんのよ。

ご参考までに、私のゼミ仲間の「志望動機」も先日久しぶりにランチしていた時に告白ごっこをしたのでご紹介します。

「うちの会社は人事異動が激しいので、スペシャリストになりにくい。今の部署にいる間にブランドやマーケティングについて、勉強をしておきたかった」

「以前から広報などに興味があって勉強をしようと思ったけれど、どうせ学費を払って時間をかけるのなら、学位として形になるほうが良いと思った」

「周りにMBAをとった人がいて、話を聞いていたが、キャリアを捨てて海外へ行くことは出来なかったので、仕事を続けながら通える大学院を探した」

「たまたま本屋で見た雑誌に、今からでも受験が間に合う大学院、として紹介されていたので、詳しく調べてみた。今の仕事に関係する内容だったので、志望した」

皆、共通なのは、いわゆる「社会人大学院のための予備校」とかに通った経験はない、ということ。それから、受験に必要な計画研究書などの書類は、けっこうギリギリになってから書き始めた人が多かったです。

そろそろ、今年も受験の季節がやってきますね。
来年、どんな人達が入ってくるんだろうねぇー、と私達は楽しみにしています。

ようやく成績を受取る

2005年10月01日 | お勉強

長かった夏休みが終わり、10月1日(土)から授業が再開しました。本当は9月30日から開始だったのですが、金曜日は唯一授業を入れていない日なので、土曜日のゼミから秋学期がスタート。

と、その前に。事務局へ立ち寄って、ようやく春学期の成績表を受け取ってきました。結果はと言うと・・・

思ったよりも、良かった。(ホッ)

単位を落としていたら最悪だぁ、と思っていたのですが、どうやらそこまで厳しい評価は無いようです。

学部生の頃は、評価がABCだったのですが、早稲田は優良可で、一番良い成績は“カッコユウ”と呼ばれる(優)らしい。なぜカッコなんだろう、という素朴な疑問はさておき、フツーに真面目に授業を受けて、課題を出していたら、優は頂けるのではないか、と誰かが言っていました。

ということで、たぶん皆似たり寄ったりの成績なのかも。ゼミの仲間とは「(優)が一つあったら、修士論文10ページ少なくして良いとか、ならないかな」なんて笑ってました。

今年取得できる単位は28がMAXなので、来年のためにも、どうにか頑張ってMAX取っておきたいと思っています。

(それにしても、成績表はよく分からない専門用語だらけで、理解しにくい。もっと分かりやすく表記できないものかしら・・・)