「読書ノート」

・ときには反対者の言うことが正しいこともある。

「希望と幸福」ヒルティの言葉

中曽根元首相死去

中曽根さんが１０１歳で亡くなった。
私がいまさら、中曽根さんの功績をここで言うまでもないことである。
ただ、１０１歳まで生きてこられたことに感心させられる。
議員を引退してからも、講演などで活躍していたというから、それだけやりたいことがあったのだろう。
一つ言えることは、中曽根さんが総理の頃には、中曽根さん個人の問題が出ることはあまりなかった様に思う。
そして、官僚も、国のために働いていたように思われる。

育休後

東京高裁で、育休後の雇止めには理由があったとされた。
これは１審の無効判決を変更したものである。
育休をとる側は、言ってみれば弱い立場である。
保育園が見つからなければ、やむを得ず、契約社員として働かざるを得ないこともある。
それを本人の意思だからと片づけるのでは、法律は冷たいということになる。
もっと弱い立場の人間を救う方向で法律を解釈できないものだろうか。