健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

金正日と心筋梗塞

2011-12-19 22:17:55 | 断食
金正日氏が心筋梗塞で亡くなったようですね。



テレビを見ないから世間の騒ぎはようわかりませんが、テレビや官僚は、核兵器がナンチャラとかいって国民の不安を煽朗ろうとしますが、そんなこと気にしたらいかんですよね。



人々の不安を煽って思い通りに動かすことをショックドクトリンというそうですが、日本人もいつまでもバカではありませんから、もうそんな手には引っかかりませんね。



北朝鮮の指導者が亡くなったくらいでは、日本への影響などないですよ。





では、心筋梗塞のお話を。



心筋梗塞は心臓の細胞に血液を送る冠動脈が狭窄(せまくなる)してしまい、心臓の細胞が壊死して、心臓の機能が失われる病気です。



ですから、心筋梗塞は虚血性心疾患とも言われますが、正確には心臓の病気ではなく、心臓に血液を送る血管の病気なのです。



まったく同じ病気で、狭心症がありますが、狭心症は可逆的(元に戻る)に対して、心筋梗塞は非可逆的(元に戻らない)なことです。



症状としては、耐え難い胸の痛みに襲われますが、肩やみぞおちに痛みを感じることもあります。



原因は、いわゆる動脈硬化なので、動脈硬化を防げは心筋梗塞は防ぐことができます。



では、動脈硬化の予防方法を羅列します。



●塩素の含む水道水を飲まない。



●鉄のサプリメントを摂らない。



●動物性タンパク質を摂り過ぎない。



●禁煙



●有酸素運動を行う



などです。



あと、日本人の場合は、脂肪などが血管に蓄積するアテローム硬化症でなく、カルシウムが血管の内壁に沈着して石灰化するタイプの動脈硬化なので、カルシウム不足に気をつけつことが非常に大切です。



カルシウムには、不足すると血管などに石灰化をおこす性質があります。



日本人の3分の2がガンで亡くなり、その半分の人が虚血性心疾患で亡くなっていますので、決して少ない数字ではありません。



動脈硬化は小学生の頃から進行していきますので、できるだけ若いうちから予防することが大切ですが、カルシウムをしっかり摂取することで血管を若返らせることができます。



最後に、動脈硬化を予防する食べ物をご紹介します。



●ニンニク



●玉ねぎ



●小松菜



●きくらげ



●椎茸



●舞茸



●魚(養殖ものはだめよ)



●唐辛子



です。



もちろん、断食もね。



佐下橋聡 拝


飽食だから長生きする。でも・・・

2011-12-19 01:15:48 | 断食
現在の日本は飽食の時代とも呼ばれ、それを嘆く自然食愛好家が多くいます。



確かに、自分の好きなものばかり(野菜が好きという人は別よ。)たらふく食べていては健康にも良いはずはありませんが、一方で、日本は世界一の長寿国でありますから、飽食を頭から否定するのにも無理があるような気がします。



食生活のバランスが悪くても、たくさん食べることでそれなりに栄養素は確保できるので、貧困より飽食の方が健康的で長生きするといえると思います。





若いときは好きなものをたらふく食べても、活動量が多く代謝もよいですから、体に余分なカロリーがあっても、多少体はしんどくなりますが、健康上に問題が起こることは少ないと思います。



しかし、これが30代、40代になってくると、社会的地位が上がったり、若いときにはないストレスも加わってくるので、ましてや活動量や代謝も落ちてくるので、体内の余分なカロリーを処理しきれず、これがさらに体にストレス与え病気になる。



若いときに元気な人ほど、年を取ると病気になりやすいものです。



また、食べ過ぎると不足する栄養素もあるんですね。その代表がカルシウム。



カルシウムは、タンパク質、砂糖、リン(お肉や乳製品に多く含まれる)を多く摂取すると体外に排泄される性質も持っているので、和食を離れ食生活が欧米化すると不足してしまいます。



カルシウムは摂取量が不足すると、骨からカルシウムが溶け出し、体内に供給されますが、この骨から供給されたカルシウムには血管の内壁などに沈着する性質があり、これが動脈硬化や、尿管血石、肩の血管に沈着すれば四十肩の原因になるわけです。





食べ物がたくさんあること事態決して悪いことではありません。



年をとっても食事量が極端に減らないことも長生きの条件だと思います。



ただ、大きく間違った食生活をしないことは、健康に老後を過ごすためには大切なことです。



食生活と健康は安直にはつながらないので、“正しい食生活”を語るのはなかなか難しいのですが、お米のご飯を食べること、カルシウムを意識することの大切さは、今までの経験から間違いでないように思います。



佐下橋聡 拝