健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

老後のために

2011-12-05 21:52:22 | 断食
食べ物が飲み込めない、若いうちや元気なうちはこんなこと考えられませんが、いわるゆ嚥下障害は非常に多いんです。




病気が原因だといわれていますが(薬の副作用じゃねえのか!)、もうひとつ原因があるんですね。




それは、筋肉は使えば発達する、使わなければ衰えるという大原則がありますので、たとえば、年をとりあまり外出しなくり人と話をしなくなったとか、パートナーを失い話し相手がいなくなったとか、当然しゃべることも少なくなります。そうすると口の筋肉が衰えてついには食べ物を飲み込むことが困難になっていきます。




介護施設の場合、その人に合わせて食べ物を刻むんですね。




ラーメンだろうが鳥の唐揚げだろうが、ハンバーグだろうが、包丁で刻んでから提供するんです。




そして、一番嚥下障害の強い人には、ラーメンだろうが鳥の唐揚げだろうが、ハンバーグだろうがミキサーにかけてドロドロにして提供するんです。




このドロドロにするときは、ラーメンだろうが鳥の唐揚げだろうが、ハンバーグだろうが、水を加えて増粘多糖類(体に悪い食品添加物)を加えてドロドロにします。




こうしないと食べ物を飲み込めないと判断されるのですね。




皆さんは、ドロドロのラーメンとか、鳥の唐揚げとか、ハンバーグとか食べたいでしょうか?




誰も食べたくはないですよね。




だけど、今歩いていかなければ車椅子になるし、今話したり、笑ったり、歌を唄ったりしなければ嚥下障害に間違いなくなりますよね。




筋肉は使えば発達する、使わなければ衰える、これに例外などないのです。




日本人は、ほとんどの人が80歳まで生きちゃうんですよ。




40年先、50年先のために、今からできることをすることが大切だとは思いませんか?




佐下橋聡 拝