健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

美味しい介護食?

2011-12-15 18:51:18 | 断食
誤解があるといけませんので、ここで弁明したいと思います。



以前、介護施設では、その人の体の状態に合わせて、食事をみじん切りやミキサーにかけて提供すると書きました。



そして、そうならないために、数十年後のために食事には気をつけましょ、運動しましょ、と、書いたような気がします。



だって、唐揚げをミキサーで細かくして食べたくはないでしょ?



だけど、だけど。



では、唐揚げをミキサーにかけて食べるとどんな味になるのか?



実は、唐揚げの味なんですね~。



サラダも、焼きぞばも、焼き魚も、刻んでもミキサーにかけても味自体は変わりません。



美味しいのです。



て、いうか。



包丁で極限まで刻んだ料理は、また別の食感で、これはこれで料理だな~、と言う感じなのです。



むしろ、刻んだ方が臭みか消えたり、食感がよくなったりすることもしばしばあるんですよ。



たとえばハンバーグ。ミンチ肉って意外と硬いんですね。



でも、できあがったハンバーグを包丁で刻んでいくと再び粘り気がでてきます。これを成型して提供すると、高齢者の方でも美味しく食べることができるんですね。こうした方が、普通のハンバーグより食感が良いですから。



ですから、これからの時代、“刻み料理屋”とか、“やわらか料理店”とかあってもいいのではないかと、ひそかに思っています。



何でも刻んで出す料理屋。きっとお金をたくさん持っている高齢者で満席間違いなしだと思います。(笑)





さあ、ですから、運動しなくても、食べ物に気をつけなくても、高齢者になっても美味しいものは食べれるので安心してください。



食べ物は、全部刻んで食べればいいのですから。







わたしは、できることなら、ごめんこうむりたいですけど。



佐下橋聡 拝



ホームページはこちら