暇になっても忙しい

定年を迎え、会社との雇用契約も終了。以前よりもだいぶ自由になる時間が増えてしまった今、さて何をしようかと。

東京マラソン

2009年10月23日 | 東京マラソン
10月13日火曜日。

いつものように、家に帰ってG-Mailをチェックしていると、東京マラソン事務局からメールが入る。 19時52分のこと。

昨年は、約3倍で、はずれていたし、今年は8倍というので、すっかり落選のお知らせかと思いきや。

何と、当選 !! のお知らせ。

ただ、今月中に参加費用を支払わないと、無効になるとのこと。

あせって、支払サイトにアクセスするが、混雑のためか、接続できず。

まあ、明日にでもと、思いながらも、寝る前にもう一度、アクセスすると、今度はOK. 

23時34分。無事、支払完了の通知も受け取り。その日は、興奮しながら就寝。


10月14日(水)

さっそくトレーニングを、開始しなければと、近所をすこし、走ってみる。

すれ違う人に、「あの人は東京マラソンに出るらしい」と、分かるのではないかと
緊張しながら。

3.9Km

10月15日(木)

自己流のトレーニングでは、いけないのではないかと心配になり、ネットで「個人コーチ」を探してみるが、良く分からない。

思い立って、アシックスの銀座オフィスに出向いてみると。いかにも健康そうで、走れそうな店員に尋ねてみる。 グループでの、クリニッククラスはあるが、個人コーチは、ないとのこと。

「あなたに、個人的にお願いできないだろうか、週一回1時間五〇〇〇円でどうだろう。」と、頼んでみたが、「会社で、禁止されていますので。」と、あっさり断られる。

その代わりと、示してくれたのが、ランニングの本と雑誌。 ただ、1冊をのぞいて、後は書店でお求めください、、、と、でも親切に、題名と出版社名をメモしてくれた。 

最後に一言、「まず、42.195キロ歩けるかどうか試してみてはいかがでしょうか。 これを歩きとおせれば、あとは、制限時間内に持ってくれば良いのだし。」 と、温かいアドバイス。

「そうね。歩けるかなぁ」「歩けないのなら、マラソンはもっと無理。」 確かにそうだ。

聞いてみると、彼女は落選したそうで、何となく不機嫌。

礼をいって、その足で4丁目近くのコアビル6階の書店へ、アシックスで見た雑誌の他にも、いろいろと揃っているのでつい、あれこれ、購入。

買ったのは 

   ■5ステップ3ドリルでフルマラソン挑戦! 楽しいランニング入門
   ■ランナーのためのストレッチ&ワークアウト
   ■今日から始める ウォーキング&ランニング
   ■フルマラソン チャレンジBook2009
   ■マラソン完走マニュアル
   ■ムネオ流マラソン

これらを抱えて家に帰ると、妻は、これまで買いそろえたマラソン本を本棚からとりだして、ドカッと目の前に積んでくれた。 「今までのは、役に立たなかったの?」また、いつものように蔑まれてしまった。

結構おもしろかったし、役にたちそうなのが鈴木宗男の本だった。何せ同い年だから参考になる。

10月16日 (金)
一日、だらだらと本を読んで、ストレッチや、走るための筋トレのまねごとをすこし。

この日は、走らず。

10月17日(土)

この日は、滝野川第二小学校100周年記念の日野原先生の講演会とそれに続く同窓会で、一日忙しく、自宅と小学校の行き帰りもタクシー。 歩けばよかった。

同窓会の近況報告で「東京マラソンに出る」ことをお知らせする。

特に、反応は、なかった。


10月18日(日)

今日こそ、トレーニングと、思っていると。掃除やら、映画やらに連れていかれて、何もできず。


10月19日(月)

会社の周りを歩く。 1.9Km

10月20日(火)

何もせず。

10月21日(水)

0.8km。 こりゃだめだ。

10月22日(木)

マニュアルに出ていた。SLD(Slow Long Distance)をやってみることに。
先ずは1時間。 茗荷谷から春日通りを本郷三丁目交差点、本郷通りを駒込まで行って、山手線沿いに大塚まで。そこから新大塚経由茗荷谷。

74分。 10.5Km

NHKの「おしゃれ工房」で谷川真理が初心者向けのトレーニングをやっていた。

「そうか、インナーマッスルを動かす感覚はお尻で歩くことか」と、床に座ってみるが、1cmも動かない。

もがいていると、隣で妻がスイスイと進んでいく。

あわてて、駅前書店に「おしゃれ工房10月号」を買いにでかけるが、つい、他の本も一緒に買ってしまう。

  ■35Kmからばてない走り方

夜、谷川真理 オフィシャルサイトのお問い合わせ欄があるのを見つけて、
「パーソナル・トレーニング依頼」のメールを打つ。 返事はどうか楽しみ。

10月23日(金)

歩いて、どのくらいいけるか、試してみることにする。

春日通りをひたすら、東へ歩く。ついに、春日通りの突き当たりまでいって、
亀戸天神にお参り、蔵前橋通りを東へ東へ、荒川にかかる平井橋を渡り、もう千葉県かと思えばまだ、東京。 「葛飾区なんてものがあるのか。」

ここで、時間がなくなり、新小岩の駅から総武線でお茶の水経由、丸ノ内線で茗荷谷へ。

109分、12.3km

夜、再びアシックスへ、また販売のおねぇさんに「個人コーチはいないか」尋ねるが、今日は忙しいのか無視される。「あまり、本は、たくさん買わずに1冊に掛けることです」とさとされる。

足のサイズを分析してもらう。 右足のほうが1cm幅が広いこと、左足が内側に3度傾いていること、外反母趾などわかる。

靴とウエア、靴下2足新調。 

靴下は分厚いものをいつも履いて走っていたが、今時のは皆薄い。 「厚い靴下をはいて、衝撃を和らげるというのは、昔の話です。今は、靴で、十分衝撃を吸収してくれるので、靴下は裸足感覚で良い」と説明される。「あぁ、そうなの、時代は変わったね」

昨日買ったはずのNHKおしゃれ工房がどこへいったか見つからない。まだ、見てないのに。

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