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東北地方太平洋沖地震全難聴対策本部

阪神大震災を超える超大型地震の難聴者等支援情報提供

【第三次宮城支援】8月7日大崎市でのピアサポート画像

2011-08-13 07:40:30 | 支援活動報告

8月7日、大崎市ふるさとプラザで行われたみやぎ・せんだい難聴の茶話会での支援行動時の画像です。

 

会場になったふるさとプラザの周囲にも、地震の爪痕が残っていました。

会場の駐車場と建物の間で。みやぎ難聴の松本理事長。


会場の周囲の信号や電柱がところどころ傾いたままになっています。

ふるさとプラザの建物が50cmほど浮き上がり、大きな段差ができています。

入り口には間に合わせのスロープが設けられていました。

入り口の段差を示す松崎副理事長。

交流会の司会は、企画担当した武田理事です。


30人を超える難聴会員が集まり、老いも若きも活発に意見交換。

「予想以上に集まりびっくりしている、それだけ難聴の皆さんが交流の機会を大事に思っていただいている現れだ」と話す、松本理事長。

全難聴の支援物資、支援活動についてお話しするオガワ。

全難聴からの補聴器3台、群馬県難聴協会等全国各地から集まった手作りのホワイトボード約50台、補聴器電池各種などお届けしました。

今秋青森で行われる全国大会は、被災地の皆さん一緒にバスで行きましょう!

手作りのホワイトボードを手に、笑顔をいただきました。

作成いただいた群馬の皆様、全国各地の皆様、ありがとうございました。

「この手作り感覚があたたかくてうれしいです!」

作った人に御礼のメッセージをお伝えしたいと、笑顔をいただきました。

補聴器はオガワが仮調整してお二人にお渡ししました。

身近な補聴器店で、継続して調整をお願いしてください、とお話ししました。宮城の補聴器店の皆様、よろしくお願いいたします。

買い物も被災地支援に結び付きます。



【第三次宮城支援】30人を超える会員が

2011-08-07 17:09:49 | 支援活動報告
大崎市ふるさとプラザには30人を超える難聴会員が集まり、老いも若きも活発に意見交換。
オガワは全難聴からの補聴器3台、群馬県難聴協会等全国各地から集まった手作りのホワイトボード約50台、補聴器電池各種などお届けしました。
皆さん喜んでいただきました。
被災から五ヶ月近くたち、それぞれのやり方で吸収していることを感じました。
乗り越えなくても飲み込めば強くなれるのでしょうか。

写真は帰りに寄った仙台の七夕まつり。
大勢の観光客でにぎわってますが、もしいま震災が起きたらどうするのだろう、と松崎副理事長がつぶやいていたのが印象的でした。

【第三次宮城支援】大崎市ふるさとプラザ

2011-08-07 16:34:12 | 支援活動報告
本日みやぎ・せんだい難聴の茶話会が大崎市ふるさとプラザで行われた。
大崎市も被災で道路や建物が陥没したり隆起したり大変な爪痕が残っている。
電柱もあちこちで傾いたままになっていた。
写真は会場のふるさとプラザの入り口わき。大きな段差ができ、入り口に大きなスロープが作られていた。

300人の寄せ書きを西川愛理さんから預かりました

2011-08-05 07:43:32 | 支援活動報告

6月にワシントンDCで開かれた全米難聴者協会HLAAの大会で参加者に、アメリカでオージオロジスト(聴覚医学専門家)を目指して学んでいる難聴学生の西川愛理さんが東日本大震災の救援を訴えるスピーチをされました。

その熱意あるスピーチは参加者の胸を打ち、スタンディングオベーションを受けました。

彼女は、大会場で大きな日の丸に寄せ書きを訴え、300人の方々が連帯のサインをして下さいました。

西川さんは、さる7月30日に神奈川県藤沢市江ノ島で開かれた全難聴関東ブロック青年部の交流会に参加し、夜の交流会で実家の近い高岡がその日の丸の旗を預かりました。

全米の難聴者の仲間から心のこもった旗はずしりと思いものです。

日本の難聴者への気持ちをお伝え頂きまたはるばるアメリカから届けていただいた西川さん、ありがとうございました。青森大会で、お披露目をしたいと思います。

西川さんはHLAA大会参加がきっかけで、アメリカの難聴者と難聴児の家族の会から日本の難聴児にプレゼントを差し上げたいというお申し出を頂き、数百個の文房具やおもちゃなどをいただきました。これは大沼直紀先生を通じて福島県内のろう学校4ヶ所を紹介いただき、帰国した西川さんが訪問してプレゼントしたということもお知らせしておきたいと思います。

もう一つプレゼントを下さるサンタクロースの会というのがあり、このプレゼントは米軍関係者が横田(横須賀)まで届けて下さり、この8月に再度訪問される予定です。(高岡)


【被災地現状】仙台市若林区付近を見てきました

2011-07-14 07:55:25 | 支援活動報告

7月3日(日)、みやぎ難聴の総会終了後、時間があったので現地対策本部の村田さんにご案内いただき、被災地を見てきました。

向かったのは仙台市若林区の海岸付近です。ここは被災直後、200人以上の遺体が見つかったと言われたところです。

仙台太白区からから県道54号を南東へ。若林区に入り、仙台東有料道路と交差する手前から、道路に異物が見え始めます。

 

写真の正面に見えるのが仙台東部有料道路。ここをくぐると、いまだに津波被害の残骸がごろごろしていました。それでも震災直後と比べれば、かなり片付けられているようです。3/11の被災時には、この土手に上がって津波の難を逃れた方も多数いたようです。

 

さらに直進し、海岸線と平行して走っている県道10号のT字路と合流。左には住民以外はご遠慮くださいという趣旨の看板がありました。

右折して名取川河口方面へ向かいます。写真は海岸にあった松でしょうか、流されたものらしく、ひとまとめにされてました。


地図を見ると、海岸には名取川河口から海沿いに堤防のように陸地が伸びているのですが、津波の影響で陸地が寸断され、飛び飛びに島のようになっていました。

googleの地図で見ると、「土手外」のあたりでしょうか。

http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

 

土手の先端部から名取川河口方面を遠望した写真です。津波で流されたゴミ等を積み上げているようです。草が津波の塩分にやられたようで枯れていますが、また緑がのびてきていました。

 


そのちょっと右の方を見たところ。名取川につながっています。

上の地図を見ると、陸地はもっと広く地続きだったようですが、今は土が流されて、とびとびにやせ細った島状になっています。


土手の左側を見ると、かろうじて残っている松並みが見えました。地面が津波で寸断され、アスファルトもところどころはがされています。

 

土手の上も真新しいアスファルトがはがれています。放置されていた車の残骸も。それでもあれから4ヵ月近く。重機が入ったようで、周囲はかなり片付けられ、夏草が伸びていました。

 

県道10号で名取川にかかる橋を渡り、さっきの対岸の名取市閖上地区に入ります。

129号の交差点を海の方に入ると、建物は残っているのですが、ひと気がありません。まだゴーストタウン化しています。

写真は閖上3丁目、新町ポンプ場付近の橋の上です。

 

橋の欄干がもぎ取られています。

向こうの岸に欄干の一部があるのが見えるでしょうか。

ここは墓地だったようですが、墓石が散乱していて原状がわかりません。

 

子どものおもちゃや、


 

昔懐かしい黒電話などが散乱しています。

使っていた人達は無事だったでしょうか。


根間理事もオガワも、言葉少なにぼうぜんと見ていました。

写真左は案内いただいた村田さん。

 

仙台市内に戻る県道129号、名取市小塚原付近に漂着していた漁船。海から2km以上、名取川からは800m離れています。こんなところに船が漂着するほどの津波が、海辺近くの町を襲ったのです。

(小川)


【データ】東北地方太平洋沖地震における難聴者の被災状況・支援ニーズに関する調査報告

2011-07-06 12:16:46 | 支援活動報告

東北地方太平洋沖地震における難聴者の被災状況・支援ニーズに関する調査報告

http://www.normanet.ne.jp/~miyanan/201105.pdf

 

実施団体:災害対策宮城本部、特定非営利活動法人みやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会、特定非営利活動法人全国要約筆記問題研究会宮城県支部

協力企業:株式会社プラスヴォイス

 

みやぎ・せんだい中途失聴難聴者協会で、震災後、携帯電話等の通信回線の復旧とともに、全国要約筆記問題研究会宮城県支部の協力を得て、会員の皆様の安否確認や、当面の課題について東北地方太平洋沖地震全難聴対策本部と連携をとりながら対応を進めて来た。

平成23年3月20日、当会内に、「災害対策宮城本部」を発足させ、現在まで県内の難聴者への救援活動を行うのと同時に体制の整備を進めてきた。

本報告は、震災から3週間が経過した時点で、会員の被災状況、希望する支援内容等について確認し、救援体制を見直し、有効な方策の選定とこれを速やかに実行するため、アンケート調査を実施したものである。

対象 会員76名のうち中途失聴・難聴者かつ、宮城県内居住者の72名

回収率82%(72名中59名)

 

家屋被害 一部壊は5% 4/7の余震で1人が家屋被害

大津波の被害を受けた気仙沼(1名)、南三陸(2名)はいずれも無回答だが、別に行った安否確認で生存が確認されている。

(サイトから引用 情報提供:らびっと様)

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らびっとさん曰く

「被災難聴者の状況と支援に関わる報告書が出されたのは初めて。

この報告書が貴重なのは、地震発生後間もない時期に実施されたことと、被災地会員には訪問して聞き取り調査をしていることだ。いまとなっては地震発生当時の状況を調査するのは難しい。」(小川)

 


【第二次宮城支援】 110703行動報告

2011-07-05 07:37:37 | 支援活動報告

みやぎせんだい難聴の支援行動二日目、7/3(日)の概要です。

 

■1 みやぎせんだい難聴 総会開始前

朝、車でホテルから会場に向かう途中、市内で道路が波打っているところや、建物のひび割れ地割れなどの被害が何カ所も見られ、地震の爪痕の深さを感じました。

9時過ぎに総会会場の太白区障害者センター着、事務局長の菅井さんの他、若い女性会員らが荷物を運んでいます。皆さん笑顔で準備中。

部屋では会場設営中で、松本理事長他、役員が準備中でした。

早速全難聴の支援活動状況を伝える画像を展示。ホワイトボードをお借りし準備しました。

小川地元の中野難聴で7/2午前中行われた七夕交流会で、宮城難聴の皆さんへの支援メッセージを書いてもらいました。七夕飾りとともに、ご覧いただきました。

総会開始前、東京から早朝発の新谷理事も合流。おみやげの差し入れ。喜ばれてました。

 

 

■2 総会開始

10:30-12:30総会。司会松本千賀子さん。

まず3/11の被災者に黙祷を捧げます。開始前に司会から「終了後は互いに肩を叩いて知らせてくださいね」、という気配りがあったのがうれしいですね。

みやぎ・せんだい難聴の正会員数76人、出席33人でした。

詳細省略。報告や説明に対して活発な質問があり、松本理事長ほかの役員が回答していました。活発な様子に、同行の根間理事もびっくりしていました。写真はあいさつする松本理事長です。

 

■3 懇親会

12:30から予定通り昼食休憩に入ります。

お昼に根間理事が沖縄から持参の銘菓・ちんすこう等の配布、よろこばれてました。沖縄から来たというと、皆さんびっくり、ナイスなインパクトです。写真が根間理事です。

13:30から懇親会開始。まず資生堂松田さんから、被災地の皆さんへの化粧品提供のお話と説明がありました。

女性の顔をぬぐうと、硬くなった気持ちもほぐされる、女性が元気になるとそのコミュニティも元気になる、というお話がありました。本当にそうですね!

手話もできる、気配りもできる、すてきな方でした。

次いで全難聴災害対策本部から。貴重なお時間をいただきました。同行の新谷理事、根間理事の紹介、本部の活動画像や支援メッセージの展示の説明、宮城・岩手・福島などの各県で行われている支援行動の状況、来年の国際難聴者会議や、今年10月青森で開催される全難聴大会のPR。被災地の聴覚障害者支援の目的があることを説明。皆さん来てね。写真はオガワ。

 

あいまに全難聴理事3人は、その合間に会員との交流、情報交換。全難聴から補聴器電池の提供の他、高岡理事長から本や筆談ボードの提供、ヴィアックス社からのマスク提供等もあり。皆さんよろこんでくださいました。

使い捨てのマスク。50枚入り。

古本は高岡理事長、岩手の樋下理事長等の提供。もちろん無料で配布です。

海外から送られてきた補聴器電池。配布方法はみやぎ難聴に任せました。

 

ほかにもマスク、筆談ボードなど、さまざまな差し入れが。

 

懇親会といっても意見交換会です。協会活動について、熱の入った討議が繰り広げられました。

宮城県での聴覚障害者情報提供施設の設立進行状況や、字幕付き映画拡充の方策についてなど。

4時前、全てのプログラムが無事終了。皆さん笑顔で帰宅されました。

 

■4 災害対策についての意見(抜粋)

M/要望。もっと速やかに災害対策を進められなかったのかと。

宮城北部連続地震のとき、災害対応の意識は薄かった。

どんなときに災害対策をするのか、対策本部を立ち上げるのか、事前に決めておくことが必要だと考えていました。

岩手宮城内陸地震も4年ほど前にあり。そのときも対策本部を立ち上げないのかと理事会に伺った。

今回のことを考えたとき、今後大きな余震が心配される中で、判断が難しいのであれば事前に基準を決めておく、あるいは通信連絡方法の多様な手段について協議しておく、そういった取り組みを今回の対策とは別に、今後考えてほしいと思っている。

松本/今回の災害、まず会員の皆さんのご協力に御礼。本来なら理事長や事務局がいち早く動いて対応すべきところ、職場も対応に追われ忙しく、動ける状態ではなかった。松崎副理事長他の素早い行動で対策本部を立ち上げてくれた。献身的な活動に御礼をいいたい。

今後は考えなければならない。またご協力をお願いしたい。

 

※交通状況

亘理以南の常磐線、復旧はまだ。新幹線は全線復旧したが、福島駅 - 一ノ関駅間で通常より速度を落として運転。7/9から通常ダイヤ予定。

 

■5 ろう者の被災情報

昼食懇談中、会員の知り合いのろう者夫婦が被災していたという情報をいただきました。

仙台市若林区荒浜?のろう夫婦で、海の近くに家が。3/11の地震直後に停電し、テレビが映らず、ラジオではわかりません。いつも教えてくれる近所の人も、そのときはいなかったそうです。津波の第一波、ちょろちょろと床下浸水があったのに気づき、驚いて車で逃げだしました。

避難途中、津波の第二波が来て、大きく巻き込まれ、夫は電柱にしがみついて耐え、危うく難を逃れました。しかし奥さんがいない…。力尽きて流されたようです。

他にも多賀城でろう者夫婦二人(Mさん)が亡くなられたという情報あり。津波にひかれたそうです。二週間ほど前に葬儀があったばかりとのこと。津波の警戒情報わからなかったのではないか、と残念がってました。会員ではないので、全日ろう連では把握しているか不明。

これらのお話しに、今でも新たな「被害」が続いていることに愕然としました。

 

■6 Eさんのこと。

被災後、難聴協会内でピアカウンセリング研修を受け、積極的に地域の難聴者支援に動いているメンバーのひとり。要約筆記者と一緒に、すでに15件以上、同じ聞こえない仲間のもとを回っています。本人は顔出し程度と言いますが、難聴の仲間と話せる安心感、いかばかりかと推察しました。

事務局と一緒に、避難所暮らしのAさんを励ます仲間の集まりを実施したりしているそうです。こういう方の力があって、みやぎ難聴の支援活動が進められたことを実感できました。

 

■7 小川感想など

改めて感じたのは、このような集まりでは、全難聴として、被災地の方々に元気になってもらうことに重点を置く必要があること。

画像展示や七夕飾りのメッセージ。新谷理事や根間理事の差し入れ、笑顔の懇談などの気遣いが効果あったようで、よかったです。

小川は全難聴の取り組み説明、大きな手話で元気よくやってみましたが、時間が押してしまいました。伝わったかなあ。

東北の方は我慢強いと聞きますが、実感しました。あまりつらかったことを言わないです。

根間理事は精神保健福祉士。専門的な視点で、会員だけでなく役員の状況もケースワークいただくことになっていましたが、気づいてみると小川自身もケアされていました。

被災地のようなメンタル面が要求される場に同行するにはこの上なく心強い方なので、ぜひ次回は高岡理事長とご一緒されることをお勧めしたいです。(小川)


【第二次宮城支援】総会終了後、車内で

2011-07-03 16:13:02 | 支援活動報告

みやぎせんだい難聴総会、午後の懇親会は熱の入った討議が繰り広げられる。宮城県での聴覚障害者情報提供施設の設立進行状況や、字幕付き映画拡充の方策についてなど、積極的な意見がとびかう。

全難聴災害対策本部からも貴重なお時間をいただき、宮城・岩手・福島などの各県で行われている支援行動の状況、来年の国際難聴者会議や今年10月青森での全難聴大会のPR。被災地の聴覚障害者支援の目的があることを説明。皆さん来てね。

全難聴から補聴器電池の提供の他、高岡理事長から本や筆談ボードの提供、資生堂からの化粧品提供、ヴィアックス社からのマスク提供等もあり。新谷理事からの差し入れ等も。皆さんよろこんでくださいました。

全難聴理事3人は、その合間に会員との交流、情報交換。

4時前、全てのプログラムが無事終了。

画像は終了後、村田さんの車内で。村田さんが災害用に買ったごつい車の話から、3/11の被災時の話。日没まで時間があったので、若林区の津波被災地にご案内いただいた。右は村田さん、左が根間理事。


【第二次宮城支援】総会会場で全難聴の支援行動画像展示

2011-07-03 09:52:29 | 支援活動報告

総会会場到着。早速、ホワイトボードをお借りして、全難聴の活動紹介画像を会場内に掲示。皆さんにご覧いただいてます。
中野難聴の会からいただいた、みやぎのみなさんへの支援メッセージつきの七夕飾りもあります。

新谷理事も合流して、総会が始まります。全難聴理事3人は一番後ろの席で拝聴(拝見)。


【第二次宮城支援】110702行動報告

2011-07-03 08:06:05 | 支援活動報告

初日のみやぎ支援活動、2日は17:30頃予定通りホテル着、現地対策本部の村田氏に案内いただき、役員との交流の場へ。

食事しながら今回の全難聴支援目的、現地の状況ヒアリング、明日の行動予定など確認しました。概要ご報告します。

 

1 総会での全難聴の立場確認

宮城難聴では被災直後から先駆的な活動をしている。

協会役員は自らも被災しながら、会員に対し安否確認、その後アンケート調査し、4月上旬にはアンケ回答をまとめている。

その後ピアカウンセリングの研修を受けた会員が要約筆記者と共に、被災地の会員支援活動を展開しているとのこと。

全難聴は現地活動を尊重し、手出ししすぎず全難聴ができる支援を考えていきたい。

 

2 支援物資の状況

みやぎ難聴では、補聴器の電池は希望する会員に公平に配布できるよう準備中。全難聴から少し補充持参したこと、不足分は追加で送れることお伝えしました。

石川県の補聴器店から提供を受けたポケット型補聴器を2台持参、希望者がいれば仮調整してお渡し予定。

 

3 現地状況

役員聞き取りでは、被災直後から1ヵ月くらいはライフラインの切断、交通機関等への影響が強く、生活の混乱困難があったが、2ヵ月くらいして次第に生活も落ち着いて来た印象。

協会役員は自らも被災しながら、会員の中の不安の声を受け止め、会合開催、交流実施に努めている。

被災地にあり動けない会員も多い。避難所にいる会員も。ピアカウンセリングの研修を実施し、役員や会員が受講。研修を受けて要約筆記者と共に、被災地の会員を訪問している。

避難所の会員の状況は追跡し、支援できるよう努めている。現在は全員が仮設住宅やアパートなどに入居できている。

交通の不便はかなり解消されてきたが、一部復旧していない箇所もある。集まりに参加困難な地域の会員の声にこたえて、地域での行事開催を企画・実施している。

福島県に近いエリアでは、放射能の心配もある。一部ホットスポットもあり、今後現地に近い会員の支援を考える必要があるのか、注視している。

 

以上

 

役員の皆さん、生活もほぼ以前の状況に戻ってきたようで、お元気そうでした。

ユーモアを忘れず3分に一度は笑わせてくれる、すばらしい方々です。この姿勢は見習わないとならないと思いました。

(小川)


【第二次宮城支援】東京駅発

2011-07-03 01:13:31 | 支援活動報告

2日14時半頃、東京駅ホームではやて出発を待つ、全難聴の第二次宮城支援チームの先発組です。

7月2日(土)~3日(日)とみやぎせんだい難聴の総会支援に行きます。写真は精神衛生福祉士の根間理事(沖縄・右)と小川です。
3日、現地で新谷理事と合流予定。
みやぎせんだい難聴はモデル的な支援活動をしてますので、いろいろ学ばせていただきたいと思います。


【行事】第17回全国難聴者・中途失聴者福祉大会 in あおもり

2011-07-02 06:11:57 | 支援活動報告
第17回全国難聴者・中途失聴者福祉大会 in あおもり
http://www6.ocn.ne.jp/~sekoiya/index.html
日 時:平成23年(2011)年10月8日(土)~10日(月)
場 所:青森グランドホテル(青森駅前)
参加費:4,000円(宿泊・懇親会費等別)
主 催:全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
大会テーマ
 障害者の権利に関する条約の批准に向けて我々は何をすべきか?
  ~めざそう!真の難聴者・中途失聴者の人権と尊厳を~
みどころ
記念講演 その1
「私の挑戦:障害を持つアメリカ人法(ADA)」
 コクレアアメリカ社副社長 ドナ・ソーキン氏
  (元全米難聴者協会理事長)(人工内耳装用者)

記念講演 その2
「障害者の権利条約実施への道」
 東京大学大学院経済学研究科 特任准教授
     長瀬 修(ながせ おさむ)氏
(国際育成会連盟(Inclusion International)理事)(障がい者制度改革推進会議構成員)
へば、みな、青森さ来てけへぇ!!
待ってらはで!!
(サイトより引用 小川)

シンポジウム「東日本大震災と障害者の情報保障」開催。(7/02)

2011-06-15 17:27:10 | 支援活動報告

 未曾有の被害をもたらした東日本大震災では、多くの障害者も被災しました。中でも情報アクセスに関してはさまざまな課題が指摘されています。
 報道や自治体の防災情報、避難所内でのお知らせなどの内容が分からず、避難行動や避難生活に大きな支障が生じるなどの例は、今なお継続して起こる課題です。さらに、今後の復興と新たなまちづくりに向けて、情報保障に関しても長い取り組みが必要です。
 震災から3か月が過ぎた今、情報保障に関する現在進行形の課題と、それに対する取り組みの最新動向についてレポートをいただきながら、今できることはなにか、今後必要なことはなにか、共に考えていきます。

障害者放送協議会シンポジウムサイト

(事務局)


【内閣府】ほっと安心手帳

2011-06-15 07:18:08 | 支援活動報告

 

ほっと安心手帳

http://www8.cao.go.jp/souki/koho/anshintetyo.html

災害を経験した方、家族や友人を支える方向けの心のケアの手帳です。

「震災後のいわゆるこころのケアは、数ヶ月、数年単位で取り組むべき課題であり、地域全体に対する面としての関わりを強化することが急務です。」(国立精神・神経医療研究センター部長 金吉晴さん)とのこと。

8ページでさらっと読める、ポイントのわかりやすいリーフレットです。

<内容>

こころの健康を守るために

震災後の心と体の変化について

被災した子どもに接する周囲の方へ

家族や友人を支えている方へ

--

被災地の皆さんや支援する方々に読んでほしいです。

(小川)

 


最新情報

エリア別救援サイト(http://savejapan.simone-inc.com/index.html)で情報収集。そして Twitterで、#OperationTomodachiをみる。